最後の夜行急行「はまなす」乗り納め

本稿では、かつて津軽海峡線を走っていた定期急行列車、はまなす号に乗ってきたので、そのネタをアップさせていただく。

はまなす号はJR北海道の夜行急行列車で、青森から札幌までを往復する。座席車両に加えて、夜行なので、寝台車もある。客車の車体が青いので、いまだにブルートレインと言える。
これが、2016春の北海道新幹線開業によって廃止されたというわけで、今回乗ってきたわけだ。

青森 22:18 → (海峡線、函館本線、室蘭本線、千歳線経由) → 札幌 06:07

乗ったのは、2015年6月の日曜日の夜。列車は21:36分に青森駅のホームに入線してきたが、撮り鉄であふれているわけではなく、平和だった。鉄な人たちもちらほらいたが、大半の人々は普通の乗客だった。
下の写真の赤い電気機関車は在来線専用なので、新幹線開業後は間違いなく見られない。今のうちだ。函館以降は写真2番目のディーゼル機関車に付け替えられるが、これは生き残るかな。

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定期の急行列車だった

この列車の価値は、急行列車であること。同じ急行でも、急行南栗橋行きや急行中央林間行きとは訳が違う(笑)。急行料金がかかるが、自由席に乗る限りは1300円ぽっきりである(もちろん乗車券は別に必要。乗継割引だと急行料金が半額)。仮に特急料金だと3000円はするから、良心的である。日本全国の急行列車は、現在このはまなす号だけになっている。また、寝台車だけではなく、座席車があるのが急行らしい。

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次の写真が、急行列車である証だ。

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車体は老朽化

車体の写真を撮っていると、客車の老朽化が著しいことを実感させられる。塗装のひびが入っているのは当然、塗装の色が剥げた車両がある。好き好んで乗りたい車両ではない。
寝台車に乗ったが1号車で、なんと車両の床部に電源用のディーゼル発電機がついていて、轟音が車内まで聞こえてきて眠れないのである(オハネフ14)。開放式の寝台車は、こんな感じ。今はもう消えてしまったが。。。

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夜行列車全盛の昭和であれば、寝台料金の6000円は決して高くなったが、今日ではビジネスホテルの宿泊料金が安いので、同じ料金でこの狭いベッドに寝るのは、コストパフォーマンスが良くない。
寝台に付いているアメニティーはシーツ、まくら、毛布、そして浴衣とスリッパである。私は下段以外には決して乗らないが、上段には広い荷物置き場がある。

列車は終点まで定刻運転で、途中の函館まで、最終列車として自由席に乗っていた乗客が函館でたくさん降りていった。一方で、寝台車は札幌まで通しで乗る乗客が圧倒的だった。札幌に朝着く時間が6時と早いので、8時9時までの居場所がなかなかなくてつらいところだ。

(2017年11月13日 一部修正)

 
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