「リゾートみのり」号 乗車体験

リゾートみのり号は、仙台駅と山形県の新庄駅の間を走るリゾートトレインで、小牛田駅と陸羽東線を経由する。JR東日本のリゾートトレインは大都市の駅から出発することが少ないのだが、この列車はうれしい例外である(もっとも首都圏からは離れているが)。例によって、週末だけ運行されている。

新庄 15:00 →(陸羽東線、東北本線経由)→ 仙台 17:39

筆者は、とれいゆつばさ号で新庄に行った帰りの列車として乗車し、仙台まで帰るのに利用した。新庄駅では待ち時間が若干退屈するが、2つの列車を乗り継いで日帰りトリップするのが、乗り鉄にとってはいいプランだ。
乗車したときにもらった記念のカードで、裏にはスタンプを押せる。

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(画像出典:車内配布の「リゾートみのり」号乗車証明書カード)

指定席券の購入・座席配置

この列車は快速の扱いで、全車指定席なので、乗るには指定席券が必要だ。ただし、旅行商品でないと利用できないサービスは、とれいゆつばさ号と違って、特にはない。
指定席券の購入時にはシートマップを参照できるので、窓口に並ばなくても好きな席を押さえることができる。

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座席の配列は普通の特急列車のような4列シートで、全席進行方向向きのスタンダードなタイプなので、指定席券購入時に心配はいらない。座席の間隔、シートピッチが約1200mmと、普通のグリーン席並みのサイズなので、大変快適だ。
ちなみに、トイレが大変良く改造されていて、洋式トイレにハンドドライヤーまで付いていたのは、期待外の良さだった。

現在では寂れた温泉が点在している、湯けむりラインの陸羽東線を走るこの列車は、走るところだけあって存在が大変地味に感じた。SL列車のような人を集める派手な魅力には至らないが、ゆっくりとした大人の楽しみができる渋いリゾートトレインでもある。

新庄駅にて

上り列車の新庄駅での入線は、14:30分過ぎだった。新庄駅で退屈していたので、早く車内に入れるのはありがたかった。
この日は、ディーゼルカーのキハ48という型式の車両が3両編成で走った。当然、リゾートトレイン用に改造された車両だ。

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チョコレート色の車体は大変地味だが、「みのり」のロゴマークは大人の良さがある(写真の掲載は都合により控える)。窓が非常に大きくて、景色はいいが、座席のシートピッチが独特なので、座席と窓枠が一致していない点を留意する必要がある。




新庄駅を発車

15時ちょうどに新庄駅を発車。車掌さんは小牛田運輸区の2名体制で(小牛田で交代)、すでに大半の座席が埋まっていた。客層は大人のグループと乗り鉄が多く、小さな子供連れのファミリーをほとんど見かけなかったのが意外だ(いや、地味な列車なので、子供を連れてこようとはあまり思わないだろう)。
発車後すぐにアテンダントの女性(車内販売)が記念カードを配ってくれて、その後もワゴンサービスに回っていた。

意外に地味な列車なのだが、最前部と最後部が面白い。仙台行きでは1号車1番が最前席(新庄行きでは3号車最終番号が最前席)なのだが、車両の最前部がミニラウンジで、そこからの前の眺めが大変いいのだ。

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こんな感じなので、大変見通しがよい。陸羽東線はローカル線なので、ひなびた田舎の風景を楽しめる。

また、2号車にはイベントスペースがあって、テレビモニターに観光案内が映し出されていた。特に何かイベントが行われていたわけではない。

途中に鳴子温泉駅という大き目の駅があるが、意外と乗り降りが少なく、多くの乗客が新庄から終点の仙台まで乗りとおしたことになる。

リゾートトレインにはJRの意気込みを感じるのだが、課題は目的地に着いてからの観光資源で、特にこのみのり号の沿線にはひなびた温泉しかない。終点の新庄でも、8月下旬には新庄まつりがあるが、街の中には見るところがない。乗り鉄でないと、この地域では退屈してしまうかもしれない。。。

 
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