「とれいゆつばさ」号 乗車体験 ※足湯の体験なし

2015年夏の週末、リゾートトレイン目当てに東北まで出かけてきたが、まず乗車したのは、福島から山形県の新庄までの山形新幹線を走る、「とれいゆつばさ」だ。毎日走っている電車ではなく、週末だけ運行しているリゾートトレイン(観光列車)だ。列車の名称にあるように、車内で足湯を楽しめるのが売りの電車だ。
乗車当時、山形県の観光キャンペーンをやっていて、観光色が強くなっていた。JR東日本にリゾートトレインは数多いが、新幹線規格の車両で運行しているのはこのとれいゆだけだ。(新潟県の現美新幹線も新幹線)

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(画像出典:JR東日本仙台支社発行パンフレット)

とれいゆつばさ号の利用の仕方

2015年はちょうど運行1周年だった。まずは、JR東日本のパンフレットを引用して、利用の仕方を説明する(ちょっと特殊な電車なので)。

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(画像出典:JR東日本仙台支社発行パンフレット)

1.普通にきっぷを買って乗る方法
乗り鉄の観光客だけではなく、地元の一般客も結構乗車しているゆえんである。
12,13号車がとれいゆらしいお座敷座席、11号車はグリーン車仕様の座席だが、いずれも普通車指定席の料金で乗車できる。
福島駅で途中下車しない限りは、東北新幹線と通しで特急券を購入したほうが安くつくのでお勧めだ(きっぷの画像は下記)。
なお、乗車券は、首都圏発ならば週末パスのほうが安くつく。
※ 足湯は基本的に利用できないが、当日早い者勝ちで15号車で利用券を購入できることがある。とれいゆなのに足湯確約でないのが残念。

2.パッケージ旅行商品を利用する方法
14号車に乗車することになるが、上記1.と同じお座敷座席だ。
足湯利用券をオプションで事前に購入できたり、山形ならではのお弁当をいただけるのは、旅行商品ならではのお楽しみ。
※びゅう旅行商品の中でも、足湯利用券を事前購入できるのは、一部の商品だけのようである。旅行商品でも、足湯確約でないものがあるので、事前の確認が必要。




とれいゆつばさ号に乗車

とれいゆつばさ1号
福島 10:02 →(奥羽本線(山形新幹線)経由)→ 新庄 12:16

前置きが長くなったが、福島駅からいざ出発。
車両は、秋田新幹線からのお下がりなのでなんともないが、とれいゆのロゴは結構凝っている。果実王国山形ならではのデザインだ(ロゴの写真は都合により割愛する)。

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9:40分頃には在来線ホームの5番線に入線して、乗車できる(新幹線ホームではない)。お座敷座席の車両はつくりがゆったりしているが、背もたれをリクライニングできない。お座敷と言っても座面だけ畳なので、他人が靴を脱いでクサイなんてことがないのは吉。11号車はとれいゆらしくないグリーン車の座席。
座席配置が特殊なので、特急券購入時にシートマップを参照するのは不可だが、席番と進行方向の関係は明確なので、予め調べて指名買いすれば心配はない(新庄行はA,E席が、福島行はF席が進行方向向き)。

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福島駅発車時には、駅員一同が見送ってくれた。車内も結構混んでいて、空いたボックスはなかった。新幹線のリゾートトレインなので、圧倒的に子供連れのファミリーが多かった。いかにも鉄ちゃんという人はあまりいなかった。
走行中は意外に単調で平凡なので、食事や足湯などのお楽しみがないと退屈だと思う。15号車のミニラウンジとカウンターは、こんな感じ。山形由来の果実ワインやジュースなど購入できる。

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この電車、乗客が通しで乗る観光客ばかりではないので、途中の駅で一般の人々が下りていくのは意外だった。
到着した新庄駅は、交通の要衝ながら小さな駅。駅舎はとても立派なのだが、市街地に観光スポットがなく、これがさびれた街なのだ。東京とつながってしまったためか、これがストロー効果なのかなと思ってしまった。
郊外の温泉地が観光地ではあるが、バスの便がほとんどないので、結局マイカーが必要になってしまうのが痛いところだ。

乗車券類の様式(幹在特)

上記のとれいゆへの乗り方の説明を補足するのに、実際のきっぷを掲載する。
東京から新庄まで通しで特急券を購入したが、福島で乗り換えることになる。きっぷは3券片の構成と、大変変わっていて貴重だ(普通はこんな買い方しないので)。

1.新幹線特急券:東京ー新庄間
2.新幹線指定券:東京ー福島間
3.(在来線)指定券:福島ー新庄間

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きっぷのこの構成を見ると、山形新幹線が完全な新幹線ではないと思い知らされる。福島から北は、在来線(奥羽本線)なのだ。1.の券面に「幹在特」という表示があるのがその証拠。
とれいゆは在来線ホームなので、「途中出場できません」では困りますね。

今度乗る機会があれば、足湯を体験してみたいものだ。

※ 2016年5月の再乗車での足湯体験は、コチラをご覧いただきたい。

 
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