えきねっと トクだ値 40 購入成功 – 千葉県館山市への交通手段考察

最近乗り鉄で出かけることが多いのだが、気になるのは、その費用だ。JRをはじめとした鉄道会社の運賃・料金は、国土交通省の認可を得たものであるが、それでも新幹線や特急列車に乗ると、金額が結構高く、財布にはかなり辛い。

そこで注目するのが割引運賃なのだが、従来あったトクトクきっぷが最近はかなり限定的になってきていて(特に東京発着は)、その代わり、ネット予約限定の割引商品が増えてきた。
そのJR東日本バージョンが、ネット予約サービスの「えきねっと」でしか予約購入ができない、「トクだ値」という割引だ。所定運賃・料金の5%~最大40%割引という、素晴らしい商品である。ただし、

えきねっとトクだ値(ネット予約専用運賃)

※ 注意点
販売列車が限定されている
筆者の主観だが、大半が東京圏発着の料金設定である。地方間の特急列車には設定なし。
– 販売席数に限りがあるので、売り切れることがある。
特に東北新幹線では好評のようで、特に35%、30%のものが瞬殺と考えられる。筆者もその割引率で予約できる状態を味わったことがない。
– 代金の決済方法がクレジットカード(と一部のデビッドカード)に限られる。したがって、カードを持たない現金主義の向きには、トクだ値の恩恵に浴することができない。

トクだ値の詳細は、JR東日本のサイトを参照されたい。
https://www.eki-net.com/top/tokudane/?src=nav02_q

えきねっとトクだ値を利用して、きっぷを予約した

筆者も身近な電車でトクだ値を体験してみることにした。トクだ値の予約の仕方を皆さんにシェアしたい。

今回ネタにしたのは、新宿駅から千葉県の館山駅に向かう、新宿さざなみ号である。所定運賃・料金できっぷを購入すると、4,330円相当の区間である(指定席:繁忙期)。

20150727_1-itinerary

(画像出典:えきねっと乗り換え案内 – https://www.eki-net.com/pc/personal/transit/wb/ekinet-transit/SearchInput.aspx?src=ekinettop_f)

早速、会員登録してあるえきねっとにログインし、新宿ー館山間で空席照会を行った。
出発2日前の状況だったが、設定されている2電車とも、トクだ値でとれるではないか。設定席数に限りがあるので、△で表示されると思われる。だが、全然OKだ!

20150727_2-avail

(画像出典:えきねっと乗り換え案内 – https://www.eki-net.com/pc/personal/transit/wb/ekinet-transit/SearchInput.aspx?src=ekinettop_f)

列車と座席の種別を選択すると、えきねっとでは直後に座席指定を行うようになっている。筆者は3号を選んだが、シートマップを見てみると、ガラ空きではないまでも、満席には程遠い状況だった。(シートマップが見にくいし、座席選択の操作がしにくい。今後の改善が望まれる)
※ すべての列車でシートマップが表示されるわけではないので、要注意

20150727_3-seatmap

(画像出典:えきねっと乗り換え案内 – https://www.eki-net.com/pc/personal/transit/wb/ekinet-transit/SearchInput.aspx?src=ekinettop_f)

座席指定が終わったところで、トクだ値の販売条件が表示される。

  • トクだ値の運賃・料金には特急料金(指定席)と乗車券が含まれること
  • 変更はきっぷの受け取り前のみ可能(乗車直前に受け取ったほうがいい)
  • キャンセルの場合は、きっぷの受け取り前後で手数料が大幅に違うこと
  • 乗車当日に乗り遅れた場合、特急券部分は無効になり、後続列車の自由席にも乗れないし、払戻もできないこと

20150727_4-condition

(画像出典:えきねっと乗り換え案内 – https://www.eki-net.com/pc/personal/transit/wb/ekinet-transit/SearchInput.aspx?src=ekinettop_f)

そして、購入完了する前に、トクだ値で購入できていることを確認したほうがいい。(備考欄に「トクxx」と表示されない場合は、トクだ値ではないと警告される)

20150727_5-purchase

(画像出典:えきねっと乗り換え案内 – https://www.eki-net.com/pc/personal/transit/wb/ekinet-transit/SearchInput.aspx?src=ekinettop_f)

そして、無事にきっぷの購入が完了した。備考欄には、「トク40」と表示されている。割引率が、なんと所定運賃から40%引きである!

20150727_6-complete

(画像出典:えきねっと乗り換え案内 – https://www.eki-net.com/pc/personal/transit/wb/ekinet-transit/SearchInput.aspx?src=ekinettop_f)

きっぷの受け取りは、指定席券売機でどうぞ

乗車前に、みどりの窓口か指定券発売機のいずれかで紙のきっぷを受け取らなければならない。(クレジットカードをお忘れなく。受け取りの時点で決済される)
今回予約した内容は、きっぷの券面にすると以下のようになる。

20150727_7-sazanamitkt

トクだ値の表示があると同時に、注意事項がいっぱいで、券面に余白がない(笑)。
もし、えきねっとの予約完了画面で決済がされ、その際にQRコードなどが付いたWEBきっぷをプリントして、そのままきっぷとして利用できれば楽なのに、と思うのは私だけ?




えきねっとトクだ値を利用して、南房総へお出かけ

さて、上記で購入したきっぷで、実際に乗ってみた。
行きは、千葉県館山駅までJRの特急電車、新宿さざなみ号で。

新宿 09:08分 →(総武本線、内房線経由)→ 館山 11:16分

20150727_IMG_1837

新宿駅の中央線快速ホームから発車し、所要2時間強で館山駅まで到着した。
指定席(3両)は終始空いていて、快適な移動ができた。一方、自由席(2両)は混んでいて、ほとんどの席が埋まっていたが、座れない乗客がいるというほどではなかった。そもそも房総特急は予約なしで飛び乗るものなのかもしれない。車掌の、「乗車には特急券が必要です」というアナウンスがしつこかったので、気軽に乗れる電車に違いない。

帰路は高速バスを利用

館山からの帰りは、高速バス、房総なのはな号を利用して帰宅した。

運賃は片道2,700円だが、高速バスネットでクレジットカードで決済すると、ネット割が適用されて、2,350円まで安くなった。

20150727_8-bustkt

館山駅 12:30 →(富津館山道路、アクアライン経由)→ 東京駅日本橋口 14:26

20150727_IMG_1842

全車座席指定なのだが、途中の停留所、枇杷倶楽部とハイウェイオアシス富楽里で大勢の乗客が乗ってきて、ほぼ満席になった。これはびっくりした。
バスは機械的に高速道路をひた走って、1分の狂いもなく東京駅に到着した。
バスは途中席を立てなくて、座りっぱなしになるので、長時間の乗車は疲れる。

高速バスとの競争に劣勢な内房線電車

というわけで、東京ー館山間の鉄道と高速バスの乗り比べをしたのだが、完全に高速バスが勝利してしまった区間である。(好みは別として)
その証拠に、鉄道の特急さざなみ号は今年、2015年春のダイヤ改正で大幅削減されてしまい、館山までは土休日のみの運転になってしまった。つまり、平日の運行撤退である。

何しろ、この区間の鉄道運賃が高い。トクだ値の価格と高速バスの運賃を比較すると、トクだ値の価格設定の意図がよくわかるのだが、価格を高速バス(2,350円)に揃えていると容易に推測できる。今回は、トクだ値で、繁忙期で2,590円で購入したが、通常期であれば2,470円である。ほぼ高速バスの運賃と同額である。今の消費者が価格次第で商品やサービスを選好してしまうということだろう。

所要時間は、鉄道、高速バスとも約2時間で、特に差はない。

アクアラインの存在は大きい

高速バスの躍進を可能にしたのが、東京湾アクアラインの存在だろう。東京から内房地域に向かう場合、千葉市を経由する必要がないので、アクアラインはとにかく早い。鉄道はかなわないだろう。そもそもマイカー前提の地域だから、郊外のロードサイド店が繁盛して、駅周辺は寂れていた。
一方で、鴨川市などの外房地域はまだ鉄道が勝負できる地域らしく、特急わかしお号が平日でも残っている。

極端なケースではあるものの、鉄道がバスにやっつけられて、衰退してしまったお話だった。

余談だが、館山でもう少し時間があれば、おいしいお刺身定食をいただけるところだったのに。。。残念

 
スポンサードリンク

 

 
関連コンテンツ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です