富良野線「美瑛・富良野ノロッコ号」乗車体験

北海道へドライブしに行って旭川に滞在していたのだが、天気が曇り気味で、旅行本来の目的である(非鉄の)写真撮影ができなくなったので、結局時間つぶしに乗り鉄をした。

乗り鉄した列車は、「美瑛・富良野ノロッコ号」1号で、旭川から富良野まで乗り通した。俗説だが、ノロッコとは、ノロノロ+トロッコらしく、中国語では慢車(おそい車)という表現だ。
このノロッコは、大観光地である旭川、美瑛と富良野を結ぶ富良野線を走っている。富良野線の他には、冬場に網走のほうを走るらしい。

この列車は毎日運転しているわけではなく、週末と夏休みを中心に運行される臨時列車だ。

旭川 09:56 → (富良野線経由)→ 富良野 11:40

JR北海道の数少ないリゾートトレインで、乗車したら乗車カードをくれた。

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この列車、本州では見られない現象なのだが、乗客の大半が外国人(特に中国人)なのである。英語や中国語の乗車カードがあれば喜ばれるのにな、と思った。裏面にはスタンプを押せるようになっている。

この列車を含め、富良野線に乗るのに、いくつかフリーきっぷが発売されている。前提として、旭川ー富良野間の片道運賃が1,070円である(2015年現在)。

ラベンダーフリーパス:2,370円(2015年現在)
富良野線にしか乗らない場合は元が取れない。あまりおすすめしないきっぷ。

道北一日散歩きっぷ:2,260円(2015年現在)
広報不足であまり知られていないきっぷと思われる。土休日に富良野線に乗るならばぎりぎり元が取れるので、おすすめ。(ただし、発売駅が旭川駅など限られる)

この他にも、札幌発のフリーきっぷが発売されていて、往復すれば十分に元が取れるはずだ。
外国人(観光客)には、Japan Rail PassやHokkaido Rail Passがおすすめ。

私は思案の結果、一般の乗車券で自由席に乗車した。(指定席が1両あるが、あいにく満席だった。とれればとっておきたい。)

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乗車当日(火曜日)は旭川駅に9:30分に着いたのだが、この日は4両編成の列車がすでに入線していて、ホームに上がったら列車には大勢乗客が乗っていて、空席がほとんどない状態だった。筆者は辛うじて席に座れたが、危うく立ちんぼうになるところだった。
やはり、このようなリゾートトレインは全車指定席にしないと車内に乗客があふれて、くつろいだ気分ではなくなってしまう。実際、この日も発車時間まで大勢の人が乗ってきて(大多数が外国人客)、通路まで立ち人でいっぱいになってしまった。

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ノロッコ用の機関車だが、装飾がきれいでかわいい。普通はこの機関車が先頭になって進むが、富良野行は機関車が最後尾で走る(機関車がバックして進む感じ)。これを、推進運転というらしい。
先頭となるのは、運転台が付いた客車だ。

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先頭部分は、まるで古い電車のようだ。この車両の形式は、「オクハテ510-2」、はー?って感じだ。調べてみたら、

オ:客車の重量
ク:運転台がある
ハ:普通車(グリーン車ではない)
テ:展望車

いやー、多機能ですごすぎる!筆者が乗った車内はこんな感じ。

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ベンチが3人掛けで狭い。冬場のために、石炭ストーブがある(写真下部)。

旭川を発車してからは美瑛まで停車せず快走し、その後徐行運転。ノロッコのゆえんだ。そして、ファーム富田のあるラベンダー畑駅で大多数の乗客が降りた。臨時駅なのでホームが仮設で、人が多くて乗客が全部降り切れなかった。
それでも何とかなって、終点の富良野まではまたノロノロ運転。最後の十数分だけが、車内が空いて、この列車に乗って至福の時だった。

富良野の見どころは郊外にばらけていて、富良野駅周辺には北の国からの資料館くらいしかない。レストランも、数は少ないが、駅から徒歩数分のところにいくつかあるので、ランチには困らないだろう。

 
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