寝台特急「カシオペア」号 乗車体験(カシオペアスイート)前編

2015年8月に寝台特急の北斗星号が廃止されたばかりだが、北斗星号とタンデムを組んで走っていたもうひとつの寝台特急、カシオペア号についても、2016年3月の北海道新幹線開業をもっての廃止が発表されたところだ。(JR東日本のプレスリリースは、コチラ
北海道新幹線の開業で寝台特急を含む夜行列車が全廃となる。サンライズ瀬戸・出雲号の例外を除いては、日本の鉄道から夜行列車が消え、在来線の都市間輸送から、日中の高速輸送(新幹線)と都市圏輸送を行う鉄道網に変化する歴史的な転換点である。

カシオペア号は、東京の上野駅と札幌駅を結ぶ寝台特急だが、定期列車ではない。また、寝台は全室個室で、全ての個室がA寝台という豪華な列車である。この列車に、旅行商品としてではなく、きっぷを購入すれば普通の列車(輸送)として乗車することができた。
最近、このようなリゾートトレインの旅行商品化が進んでいて、そのため乗車するための料金も高額になる傾向があり、また一人では利用しづらいようになってしまい、筆者には辛い。

本稿では、筆者が2015年1月に乗車した札幌駅発の上りカシオペア号での体験をシェアしたい。
(また、本稿はリニューアル前の筆者のブログで公開していた記事を再編集したものである。)

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カシオペア号に乗るには、2人用のA寝台券を購入しなければならないが、その予約が簡単ではない。廃止の旨のプレスリリースが発表されてしまったので、今後は余計に取れないだろう。

筆者は1か月前の10時打ち、寝台特急に関しては成功した試しがないので、出発直前のキャンセル狙いに集中した。
冬場のシーズンで、カシオペアツインでよければ結構空きがある頃だったので、先にカシオペアツインの寝台券を購入しておいたのだが、たまたま日付を変更しなければならず、駅のみどりの窓口に変更を申し出たら、なんと、カシオペアスイート(メゾネットタイプ)が空いているというので、速攻でとってもらった。以下の画像は、まさにプラチナチケットといえるだろう。

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取れたのは、2号車2番、1回が寝室で2階がリビングのメゾネットタイプの部屋だった。
結局この部屋を1人で利用したのだが、寝台券は2人用として発売されるので、特急券を2人分払わなければならなかった。寝台券代が52,440円と、1泊分のホテルの料金にしては、最高級ホテル並みの高額だ。
ちなみに、列車の出発3日前にとれたチケットだった。プラチナチケットが取れたので、今年の運を使い果たしたとまじめに思った。

寝台券だけではなく、乗車券も必要だ。(1人で乗車する場合は、乗車券は1人分だけでよい)

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青森ー盛岡間が第三セクター経由となっているので、東京ー札幌を片道新幹線で往復する場合、運賃の往復割引が適用されないので、注意が必要だ。
運賃の金額が18,440円、LCCの飛行機に乗ったほうがはっきり言って安いので、カシオペア号はもはや東京ー札幌の輸送手段ではなく、高級なリゾートトレインだということがわかる。

後編(乗車編)は、コチラ

 
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