「越乃Shu*Kura」号 乗車体験(指定席3号車)※子供NG

「越乃Shu*Kura」号(こしのしゅくら号)は、新潟県の上越妙高駅から十日町駅までを結ぶリゾートトレインで、地酒王国の新潟でお酒を楽しむ列車というのがコンセプトだ。列車の名称も、酒蔵(しゅくら)が由来だという。ビジュアルが地味な列車なのだが、中身が濃いのが新潟らしくておもしろい。
車内では日本酒やカクテルがふるまわれ(試飲)、利き酒なども楽しめ(有料)、お酒好きにはたまらない列車だ。その代わり、未成年者はお酒が飲めないので、子供連れの家族は全員が楽しめないため、この列車をお勧めしない。名実ともに、大人のための列車で、普通のリゾートトレインとは、客層が異なる。

※ この列車に2016年に再乗車し、新しい記事を作成したので、コチラもご覧ください。

筆者は本来アルコール類禁忌なのだが、気を良くして利き酒しまくってしまった。。。

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越乃Shu*Kuraのバリエーション

「越乃Shu*Kura」号の発着する駅は、新潟県の上越妙高駅と十日町駅と、東京からはアクセスがあまりよくない。上越妙高駅は北陸新幹線が東京駅から直通しているが(はくたか号の停車は1時間に1本程度)、十日町駅は越後湯沢駅から電車を乗り継いで行かなければならない。途中、長岡駅を経由するので、そこで乗降してもよいだろう。
なお、日にちによっては、十日町駅側の到着地が、新潟駅(柳都Shu*Kura号)になったり越後湯沢駅(ゆざわShu*Kura号)になったりすることがあるので、要チェックだ。

上越妙高駅 9:51分 →(えちごトキメキ線、信越本線、上越線、飯山線経由)→ 十日町駅 12:26分

「越乃Shu*Kura」号には、旅行商品として乗車する1号車と、乗車券と指定席券で乗車できる3号車の2本立ての列車だ。どちらで乗車しても、2号車でのイベントは等しく見ることができる。
旅行商品として乗車する場合、びゅうプラザで申し込みをする。単品の現地発着コースを利用することになるが、最低2名で、1名での申し込みは今のところできない。見た目のよい弁当とオリジナルの日本酒が付いているようだ。(2015年10月現在、1名あたり全区間利用で大人7,000円、無茶な値段ではない)
乗車券と指定席券で乗車する場合は弁当などは付かないが、お酒を有料で楽しむことは十分にできる。この場合、3号車の定員が36席と少なく、混雑時にはすぐに満席になってしまうので要注意だ。

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車内改札で押してくれるスタンプがこの列車の場合オリジナルデザインで、かわいい。余談だが、新潟地区の多くの列車の車掌の女性率が高い。首都圏での車掌はまだ多くは男性なので、なぜだろうか。




上越妙高駅から乗車

さて、この列車の始発駅である上越妙高駅には、長野駅から第三セクターのしなの鉄道とえちごトキメキ鉄道を利用して入ったが、快晴だったので妙高連山の眺めが見事で、二本木駅でのスイッチバック体験も味わえた。新幹線で入ると、上越妙高駅での乗り継ぎ時間が数分しかなく楽しめないので、乗り継ぎ時間確保のため、在来線を利用したのだが、思いのほか面白い体験だった。

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上越妙高駅にはすでに越乃Shu*Kura号の車両が止まっていた。この列車は電車ではなく、キハ48というディーゼルカーだ。確かに、飯山線に入るためにはディーゼルカーでないといけない。

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外装と車内の様子

外装は色が白と紺ベースで地味なのだが、車両が改造されたばかりなのか、まだきれいな状態だった。

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1号車はボックスシートと日本海側を望むカウンターシートだが、カウンターシートは長時間座っているのが辛そうだった。

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4人掛けのボックスシートは、居心地が良さそうだ。

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3号車は普通の指定席で、1列4人掛けだが、シートピッチがグリーン車並みに広くて、足元は楽だ。座席もリニューアルしたものを使用していて、気持ちいい。車窓の眺めも良い。
最前部と最後部には普通展望スペースになるところがあるが、この列車の場合はベンチがあるだけで展望はできない。あまり鉄道ファン向けではない作りだ。

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2号車は売店とイベントスペース。酒樽がいくつか置かれているが、実際にお酒が入っているかはわからない。ここで、クラシック音楽が3回にわたって演奏された。動いている列車の中で音楽が演奏されるのは滅多にない体験ではなかろうか。

越乃Shu*Kura イベントスペース

利き酒を楽しむ♪

上越妙高駅を発車してから直江津駅まではえちごトキメキ鉄道線で、乗務員もトキメキ線の人たちだ。その後、直江津駅でJRの乗務員に交代して、終点まで向かう。

最初、売店で利き酒を1種類試した。一番出ているもので、200円だった。それから席に帰ってからしばらくして、日本酒の振る舞い酒があって、試飲サイズだがこれで2杯目。それからしばらくして、2号車でカクテルをふるまっているというので向かって、それをもらって3杯目。日本酒をベースにしたブルーハワイのようなカクテルで、日本海と呼ぶそうだ。これは実際の長岡市にあるバーのバーテンダーさんが乗り込んでふるまってくれた。筆者はこれでへべれけになってしまった(笑)。
2号車の売店ではお酒をたっぷり売っているので、2号車で酒盛りというというのが結構いけている。

売店でお土産として買ったのが、列車オリジナルの大吟醸酒(日本酒:妙高市の君の井酒造製)1,000円と、ステンレス製のオリジナルおちょこ(桐箱入り)1,800円だった。おちょこが大変きれいで、実際に使う気がしない。
後で、せともののおちょこが700円で買えることが分かったが、辞退することにした。

ちなみに、君の井の大吟醸は、とにかく口当たりが良くて、ミネラルウォーターを飲むような軽さである。したがって、飲みすぎには注意されたい。

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この列車は、鉄道旅行に重点を置くよりも、お酒に焦点を当てたほうが面白くて正解だ。
新潟駅や越後湯沢駅には利き酒ができるところがあるが、さながらその列車版といったところか。お酒好きにはおすすめの列車だが、飲みすぎにはご注意を(くすりとは相性が合わないので、ほどほどにどうぞ)。

 
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