三連休乗車券を使ってみた – 乗り過ぎにご注意!

本ブログでは以前にJR東日本のきっぷ、週末パス(2日間有効)について記事をアップし、好評をいただいているが(記事はコチラ)、今回秋の乗り鉄で3日間の移動に、3連休バージョンの三連休乗車券(執筆当時)を購入し、利用してみたので、その使い勝手についてご紹介したい。

三連休乗車券(三連休東日本・函館パス)の概要


※ 2016年の北海道新幹線開業時より、この乗車券の名称が、「三連休東日本・函館パス」となって、乗車区間など一部リニューアルされているので、留意されたい。(以下、「三連休乗車券」と表記)

まず先立って注意しておきたいのは、三連休乗車券は3日間有効な乗車券であり、新幹線などの特急料金を含んでいないので、別途購入しなければならない。乗り放題とは言えども、新幹線や特急列車に乗れば乗るほど、支払総額が跳ね上がるので、乗り放題の言葉に踊ってはいけない。

三連休乗車券は、早く言えばJR東日本の全線乗車券+青森函館間、いくつかの私鉄に乗車できるきっぷである。
金額は、3日間有効で大人14,370円子供は4,390円(2019年10月現在)と、三連休乗車券でも子供料金の設定が安い(青春18きっぷや東日本パスに比べると、1日当たりの単価がかなり高いが、こちらは特急列車に乗車できる)。
概要については、パンフレットを一部以下に引用するので、参考にされたい。

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(引用元:JR東日本 三連休乗車券 販売パンフレット)

乗車できる区間は上記の通りだが、注意点としては、週末パスよりも乗れる私鉄線がかなり少なくなっている点だ。例えば、週末パスでは乗車できるしなの鉄道や長野電鉄、会津鉄道などの路線には乗車できない。筆者も、今回の乗り鉄の中でしなの鉄道に乗車したが、別に乗車券を購入する必要があった。

乗車券の設定期間は、年末年始やゴールデンウィークを除いた期間で、シルバーウィークと3連休になる日取りに限られ、2015年度は上図の通りわずか7パターンに限られる。三連休乗車券が実はレアなきっぷだということがお分かりいただけるだろう。

何といっても、三連休乗車券の魅力は、週末パスには含まれない北東北と函館までの区間が含まれていることに尽きる。後述するが、列車で函館まで往復すれば間違いなく元が取れるが、設定日が限られているので、定常的な運賃節約手段として紹介できないのが残念だ。
海峡線に在来線の特急が走るのが2016年3月までになってしまったので、今のうちに北の旅情をさすらうことを強くお勧めする。

首都圏から南東北や新潟地区の乗り鉄や周遊で3日間乗りまくるという人は、この三連休乗車券でも元が取れると思われるが、2日間しか使わない場合は、週末パスを購入すれば十分である
北東北や函館に行く場合は、週末パスのエリア外なので、2日間しか使わなくても三連休乗車券を購入することになる。(首都圏から北東北を往復すれば、まず元は取れるのだが。。。)

三連休乗車券の券面

三連休乗車券の実際の券面イメージは、こんな感じである。

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週末パスとは違って、全線乗車券なので、表示が大変シンプルである。利用できる区間は、別葉のご案内に記載されている。

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えちごトキメキ鉄道が妙高高原駅まで使えないのは残念だった。乗り鉄の行程に含まれていたので、別途運賃を支払うことになった。




三連休乗車券を利用した旅行先

三連休乗車券を利用して出かけるおすすめのお出かけ先は、やはり北のほうだろう(または、北東北に住んでいる方)。具体的なモデルコースは、コチラ

・ずばり函館往復
・八戸と北三陸海岸あたり(この乗車券で、三陸鉄道に乗れる)
・秋田近辺、リゾートしらかみ号の乗り鉄にはもってこいのきっぷだ。
・北東北の都市から東京や首都圏の観光地(伊豆、富士山)への往復

しかし、このきっぷや週末パスを利用して運賃の元を取ろうとすると、ほぼ必然的に新幹線を利用することになり、その分の高額な特急料金を支払わなければならない。この特急料金がJR東日本にとっては重要な収入源になっていると考えられるので(これがJR東日本のビジネスモデルか)、どこまで遠くに行くか、どれだけ頻繁に乗るかは慎重に判断しなければならない。
三連休乗車券は、首都圏から北東北への単純往復でも元をとれる場合があると思われるので、そのような単純な利用が一番経済的なのだろう。
しかし、その場合でも、えきねっとトクだ値と支払金額を比較して利用するきっぷを決めたほうがよい。

えきねっとトクだ値との料金比較

というわけで、これから、三連休乗車券+特急料金と、えきねっとトクだ値35の値段の比較検証を行いたい。
席数に限りがあるので予約が取りにくいが、東京から新青森や秋田(およびそれ以遠)に行く場合は、トクだ値の早期割引率が35%と高率なので、利用しない手がないのである。

東京駅からの運賃料金比較表(単純往復):2015年当時

 目的駅名  線区名  距離  所定運賃料金往復  三連休+所定料金往復  トクだ値往復
 函館  函館本線  878.0km  40,400  30,030 ※1  32,840 ※2
 新青森  東北新幹線  713.7km  34,700  27,790  21,860 ※3
 秋田  秋田新幹線  662.6km  35,600  29,330  23,100 ※4

※1 乗継割引利用
※2 はやて号利用(トクだ値35)青森から所定運賃料金
※3 はやて号利用(トクだ値35)
※4 こまち号利用(トクだ値35)

上表を見ると、三連休乗車券を利用したほうが支払金額がずっと安いことがわかるが、トクだ値がとれれば、それのほうがもっと安い。特に、函館往復は、三連休乗車券利用が断然有利だ。
参考までに、飛行機の出発28日前の割引運賃でも似たような金額なので、青森と秋田は運賃面でも利便性でも新幹線が勝っているかと思われる(はやぶさ号はトクだ値25と強気だ)。

結論として、乗車するのが三連休乗車券の設定日に合わせられれば、元をとれる確率が高いので、利用はお勧めできるが、乗りすぎには用心という感じである。トクだ値35が取れなかった場合は、利用を検討したい。

(参考:今回の乗り鉄の経路)

1日目
東京→秋田→象潟→新潟
2日目
新潟→会津若松…郡山→東京
3日目
東京→長野…上越妙高→十日町→(北越急行線)→六日町→越後湯沢→東京

列車にほぼ乗りっぱなしと考えていただければ正解だ。

 
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