「指宿のたまて箱(いぶたま)」号 乗車体験

今秋2回目の大規模な乗り鉄として、東京から南九州まで遠征にやってきた。九州新幹線には何回か乗りに来たのだが、なぜか在来線のリゾートトレインには目もくれなかった。しかし、今回は3日間で在来線を乗りまくる。

その第一弾が、鹿児島県の指宿枕崎線を走るリゾートトレイン(特急)、指宿のたまて箱号である。略して、いぶたまである(笑)。目的地の指宿駅には竜宮城があるらしく(いや、竜宮城があるというエビデンスはないので、単なる伝説なのだが。。。)、それにあやかってこの列車が走っているようだ。

3号:鹿児島中央駅 11:57分 →(指宿枕崎線経由)→ 指宿駅 12:48分
6号:指宿駅 15:07分 →(指宿枕崎線経由)→ 鹿児島中央駅 16:00分

このいぶたま号(全車指定席)に乗車するには、予め指定席特急券と乗車券を購入しなければならないが、JR九州管内には割引きっぷがいろいろあって利用できる。その場合はJR九州管内で購入しなければならないのが曲者なのだが、幸いなことにJR九州の電話予約で手配ができる。
その電話予約では原則クレジットカード決済なのだが、今回利用した指宿レール&バスきっぷのようにクレジットカード決済できないきっぷの場合は、例外として最初の列車の出発30分前まで予約をホールドしてくれる。九州以外に住んでいる場合は、予約の時にオペレーターに頼めば何とかなるだろう。

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筆者の場合は、電話予約で予約を取っておいて、乗車当日に鹿児島中央駅で引き取り購入した。電話予約の良いところは、空いている限り良い席を押さえてくれる。2号車ならば15番か16番あたりが良席なのだが、ちゃんとアサインしてくれていた。

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飛行機を利用していきなり鹿児島中央駅までやってきて、在来線のホームに降りたら、同じJRでも東日本と九州では世界がまるで違う。ホームに止まっていた特急きりしま号の車両デザインがユニークで、カルチャーショックを感じた。

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東京を朝一で出て乗れるのがいぶたま3号で、早いランチをとってからホームに降りたが、なかなか列車が入線せず、写真撮影の時間確保に苦労した。結局、出発時刻の10分前になって入線し、車内に入れたのは出発間際だった。

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この列車が鹿児島中央駅に着いてドアが開いたときに、たまて箱のようにミストがシュワッっと吹いてきて、乗り鉄の幸先は上々だった。

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肝心の車両はデッキのないキハ47で、ドアは両開きである。車両のデザインはもちろんいいが、元の車両がボロいので改造後でも貧素に感じた。木材部分に傷やへこみが目立ったのも、意外にボロく感じた理由だ。ただ、海向きのカウンター席の間隔が広く、パーソナルスペースを侵すことのない広さだったので、座っている分には快適には違いなかった。窓枠とカウンター席の椅子の配列がバラバラで、正面に窓が見えない席があるのでご注意を。

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先頭部分は展望できるわけではないが、ちょっとしたキッズスペースがある。

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また、この列車は、車掌が乗務しない運転士のワンマン運転だ。アテンダントも2名乗務するが、ワンマン運転の特急列車は生まれて初めての体験だった。

今回乗車したのが平日だったので、客層は、中国人はじめ外国人観光客とシニア層が多く、いかにも乗り鉄している鉄道ファンやファミリー層は見かけなかった。

定刻に出発してすぐに車両基地を眺めてから、しばらくすると海側には錦江湾と桜島の絶景が見える。今回は快晴に恵まれたので、眺めは最高だった。ポイントごとに車内放送で教えてくれるので、見逃しがなかった。

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列車は途中、石油備蓄施設のある喜入だけに止まって、終点の指宿まで飛ばして走っていた。指宿まで1時間もかからない乗車時間だった。

指宿の駅前は、地方の小都市にありがちなシャッター商店街の状態で寂れているが、駅の中だけは人が多かった。観光客だけは一定数はいるようだ。また、駅の出口を出たところには、竜宮城の入口があった!

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そんなわけで、指宿に着いた時にはすっかり浦島太郎気分になっていた。

 
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