九州新幹線「つばめ」号が激安!(ネット限定)

激安とはいっても、JR九州のネット予約サービス限定で購入できるきっぷである。
また、席数限定で出発の7日前まで適用可能な早割の運賃・料金であるので入手方法が限られ、間際の移動には使えないのだが、所定運賃・料金よりも半額近い安さなので(博多ー熊本間の場合)、事前に旅程が決まるならば、JR九州のネットサービスに登録してまでも購入を検討する価値がある。

つばめ号限定のネット限定運賃

九州新幹線の「みずほ」号と「さくら」号にもネット限定の早割運賃があるのだが、「つばめ」号はさらに安い運賃設定で、はっきり言ってやられた。その安さにつられて、このきっぷを購入して実際に乗車してみることにした。

このきっぷの正式名称は、「つばめ限定!九州ネット早割7」で、九州新幹線つばめ号の普通車指定席に乗車することができる。ただし、設定区間は、博多ー熊本間のみである。

このきっぷの空席照会と購入をするには、まずはJR九州列車予約サービスの会員になる必要があるが、その際クレジットカードが必要である。以下のURLから登録されたい。

http://train.yoyaku.jrkyushu.co.jp/

登録後予約画面にアクセスしてみると、予約可能な運賃が表示される。熊本駅から博多駅までの空席状況を検索すると、その運賃の種類の多さにびっくり。東海道新幹線ではまず考えられない。

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(引用元:JR九州列車予約サービス画面 – http://train.yoyaku.jrkyushu.co.jp/)

普通、最安の運賃は九州ネット早特7なのだが、つばめ号限定のさらに安い運賃が表示されて、目をむいた。所定運賃・料金が5,130円なのに対し、つばめ限定!九州ネット早特7が、2,350円である。
同じ区間の高速バスの運賃が2,160円なので、少しでもバスの運賃を意識し、近づけようとする努力が見える。

ただし、福岡ー熊本間の移動については、直前の決定が多いような気がするので、出発7日前までに旅程を決定できるかどうかは甚だ疑問ではある。

後述するが、つばめ号に限ってはガラガラに空いているので、日にちが迫ってもこの運賃を購入するのは可能かと思われる。以下の内容で購入決定だ。

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(引用元:JR九州列車予約サービス画面 – http://train.yoyaku.jrkyushu.co.jp/)

乗車前のきっぷの引き換え

JRの列車のネット予約の場合は、乗車するまでに必ずJR九州の駅のみどりの窓口で実際のきっぷを発券してもらう必要がある。飛行機のように自分でプリントした紙を利用できないので、二度手間ではある。
JR九州のこの切符の場合は、乗車券部分と指定券部分の2枚が発券される(JR東日本管内ではきっぷを1枚に集約される傾向があるので、この発券のされ方は、きっぷ収集派にとってはおもしろい)。

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指定券は次の通りだ。

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ご案内も同封されていて、注意事項がちゃんと記載されている。

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乗車変更は一切不可(JR東日本のトクだ値と違って、予約後の変更も一切不可)、乗り遅れの場合は当日のつばめ号に限って乗車券部分だけ有効、引き換え後の払戻手数料は金額の30%(引き換え前は550円)である。




つばめ号に実際に乗車

このきっぷを利用して実際に乗車したのは、つばめ336号熊本発博多行きの6両編成の列車である。土曜日の夕方の上りの列車である。

336号:熊本駅 17:35分 →(九州新幹線)→ 博多駅 18:24分

熊本駅のホームに入線してきたのは発車数分前で、割と忙しかった。各駅停車のつばめ号ではあるが、始発から指定席に乗車する乗客が1車両当たり数人は見かけた。指定席は途中駅ではほとんど乗る人がおらず、悲惨なほど空いていた。車内で乗客数を観察しても、1車両あたり15人前後だったかなと記憶している。(※自由席の様子は観察していないので紹介できない。あしからず)

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つばめ号の車両は800系で、九州新幹線専用なので、結構珍しく感じる。N700系が画一的なデザインなのに対して、この800系はかなり独特なデザインである。写真はないが、車内の端が金箔で塗られたりするので、個性的だ。以前にも、この車両に乗りたくて足を運んだものだ。

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車体の横を見ても、つばめ号のロゴマークがやはり個性的だ。

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発車してからは各駅停車で走行するが、九州新幹線の熊本以北は駅の数がやたらと多いので、走るのに時間がかかる。10分間以上止まらないのは新鳥栖-博多間だけで、走行時間の短いところは久留米ー新鳥栖間の4分間と、通勤電車並みである。遅いとは言ってもさすが新幹線だけあって、熊本駅から博多駅までは50分程度しかかからない。車内販売はなく、ただ移動するだけの空間であるが、在来線のリゾートトレインに比べたら、乗り心地は問題なく快適である。

同じ九州新幹線でも、さくら号は指定席が結構埋まっているのに対し、つばめ号はガラガラなのはやはり気になるが、興味深い事実ではある。

運賃・料金の考察

九州新幹線(と在来線特急列車)のネット早割きっぷの価格設定も結構興味がある。
博多発熊本行きは最安2,350円(通常期:約55%引き)なのに対し、博多発鹿児島中央行きは最安7,710円(九州ネット早特7 通常期:約27%引き)とそれほど安くない。
これは距離と所要時間の問題かなと考えるが、博多から鹿児島中央はやはり新幹線が優勢なのだろうが、熊本までだと、高速バスとガチ勝負なのである。

簡単に、九州新幹線と高速バスの比較をしてみたい(ネット割引)。

 区間  九州新幹線  高速バス
 博多ー熊本(つばめ号)  50分  \2,350 2時間15分 \2,160 *1
 博多ー鹿児島中央(さくら号)  1時間25分 \7,710  4時間20分  \2,200 *2

*1 九州産交バス 通常運賃(ネット割引設定なし)
*2 JR九州バス等 WEB早割10

お断りとしては、ネット割引の運賃は原則として乗車変更不可で、発売数に制限があるので必ず購入できるとは限らない。ビジネス利用で事後に変更があるような場合には利用しないほうが良い。

JR九州のネット割引運賃は全般的に激安だが、鹿児島中央駅発着だけはなぜか割引率が低くて高い。所要時間が絶対的に優位なので、時間をお金で買う形だろうか。
しかし、熊本に関しては上述したように両者ガチなので、おもしろい。

 

 
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