リニア・鉄道館@名古屋 に行ってきた

2015年11月後半の三連休には、乗り鉄ではなく、名古屋にあるリニア・鉄道館(鉄道博物館)まで遠征してきた。
リニア・鉄道館は名古屋市の名城ふ頭という臨海地域にあって、あまりアクセスが良いとは言えない。名古屋駅からはあおなみ線という電車に乗って終点まで乗るのだが、この三連休、名古屋モーターショーをちょうど同じ場所でやっていて電車が激込みで、入場前からへとへとになった。

このミュージアムはJR東海が運営しているが、立地的には名古屋市のモノづくり文化交流拠点の一部となっている。テーマはリニアモーターカーと東海地方を中心とした鉄道で未来志向なのだが、実際はリニアモーターカーに関する展示はほとんどなく、従来の鉄道の保存という意味合いが強い。東海道新幹線に関する展示は充実していて、聖地ともいえるので、新幹線ファンには訪れる価値のあるところだと思う。
埼玉県大宮にあるJR東日本の鉄道博物館とつくりがよく似ているため、本稿において比較することが多いかと思うが、ご了解いただきたい。

最寄り駅はあおなみ線金城ふ頭駅

名城ふ頭駅を降りるとすぐにリニア・鉄道館の大きな建物が見えてくる。駅から徒歩2,3分の近い立地だ。駅にコンビニがあって利用できる。

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入口は意外にシンプル、地味で屋外展示などは大宮の鉄道博物館と違って何もない。

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入口から入館

入口で入館料金を支払うわけだが、ここでもうれしいことに障害者に対する割引料金がある。障害者手帳があれば、障害種別にかかわらず、大人500円になる(その場合は受付で入館券を購入する)。
QRコードが印字されたチケットをもらったら、さっそく入館する。係の人に混雑状況を聞いてみたら、かなり混雑しているとのこと。どれほど混んでいるか不安である。

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入館入口では、ガイドマップとシミュレータの抽選券(兼入館記念カード)がもらえる。
新幹線のシミュレータと在来線のシミュレータは、1回500円と有料で、完全抽選制である。その抽選番号がもらった抽選券に記載されていて、希望する場合は抽選箱に紙片をちぎって入れて、抽選に当たったら初めて体験できるシステムである。
筆者の行った日は三連休の中日で、大変混雑した日だったので、11時頃のエントリーでの運転体験時間は14時台だった。

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入館して最初に通過するのが、暗い部屋で、蒸気機関車C62と300X、リニアのMLX01-1の展示があり、格好いい。この空間はすぐに通過できてしまい、あまり人がいなかった。

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リニアモーターカーの実機の展示は、この1台のみである。

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リニアモーターカーを見たければ、山梨県の実験線に行ったほうが良さそうだ。




展示は新幹線が中心

メインの展示ホールには確かに人がいっぱいいて、混んでいるには違いなかったが、シミュレータや飲食コーナーなど一部の施設を除いては人が集中していたわけではなく、芋洗いという状態からはほど遠く落ち着いて見学できた。
客層はやはり、子供を含む家族連れで、連休中に子供を遊ばせに来た人たちばかりであった。名古屋の他から来た人はあまり多いとは思えない。

メイン展示ホールの2階からは、展示されている車両が丸ごと見える。

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歴代の東海道新幹線の車両が左側に揃っている。在来線の車両は旧国鉄時代の車両ばかりで、保存のために中に入れない車両が多かった。

目を引いたのは、東海道新幹線のドクターイエロー、922形である。0系ベースの貴重な車両だ。

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新幹線の0系と381系が並んでいるのはなかなか美しい。

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あえて言うならば、JR東海になってからの現役車両の展示がないため、リアリティには欠ける。古き良き時代を懐かしむミュージアムには違いないようだ。
その証拠に国鉄バスの第1号が展示されている。

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他には、鉄道のしくみというテクニカルな展示や鉄道模型のジオラマがあるのは大宮の鉄博と同じだが、収蔵品の展示は大宮よりは少なかった。

レストランとショップ

館内でランチを取りたい人も多かろう。そのために飲食コーナーが何か所かとってあって、売店でも1000円前後の弁当を売っている。しかし、この日はこのコーナーに限って混んでいて、空きテーブルを探すのが大変だった。

見終わってからのお楽しみは、ミュージアムショップでのお買い物。(ミュージアムショップは入館ゲートの外側にあるので、入館料金なしに入れる)
ここの商品は品数は多いがかなり真面目路線で、笑わせてくれる商品をあまり見かけなかった。また、未来志向なミュージアムなだけに、商品が新幹線やリニアがらみばかりなのが難点か。
ステーショナリー系はそこそこの品ぞろえで、買い物をしない筆者にしては結構な品物を買った。

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お菓子には長さが長いものがいくつかあって、N700系バウムクーヘンなんて長さが1m以上あるので、どうやって持ち帰るのか不思議に思った。(笑)
現実的な答えが、写真の新幹線カステラ焼きで、白いパッケージは(普通の新幹線)あんで、黄色いパッケージは(ドクターイエロー)バナナクリームが中身に入っていておいしい。ちょうど人形焼きと同じ味と食感だ。これで660円なのでお値段がよい。

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ナンセンスな比較ではあるが、名古屋近辺の人にはこのミュージアムでもよいが、首都圏に住んでいる人にとっては、名古屋までの交通費負担が大きいだけに、大宮の鉄博のほうが面白くていいと思う。

 

 
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