北陸エリアのフリーきっぷ 選択に迷う

最近投稿したリゾートトレイン「花嫁のれん」号と「べるもんた氷見」号、そして「のと里山里海」号に乗車するための乗車券として、現在いくつかのフリーきっぷが発売されていて、選択に迷ったので、その顛末をご紹介しよう。

結論としては、上記3つの列車に乗車するには、「北陸トライアングルルートきっぷ」が一番有利で、それを利用した。(一応時期限定の発売だが、現在は通年設定されている)

北陸トライアングルルートきっぷ

北陸トライアングルルートきっぷは、2015年に石川県と富山県の企画で登場した企画きっぷだが、その詳細は次の通りである。

【設定期間】2015年10月1日から現在も継続販売中2015年12月31日 ※通年設定されている
【発売期間】乗車当日まで
【有効期間】2日間
【発売価格】大人2,500円2,800円、子供1,250円1,400円
【発売箇所】北陸エリアの主なJR、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道の駅、穴水駅
※首都圏や近畿圏の駅では購入できないので要注意
【自由周遊区間】次の図の通り
20151214_triangle_map

(引用元:JR西日本 北陸トライアングルルートきっぷ 販売チラシ)

のと鉄道の和倉温泉ー穴水間を乗車できるのが特長で、リゾートトレインの「のと里山里海」号に追加料金(平日300円、週末700円:予約要)を支払えば乗車できる。他のきっぷでは、この区間は乗車できない。
また、加越能バスのわくライナーにも乗車できるが、現在は1日4往復と運行が少ない。

このきっぷは実際に利用したので、券面をご紹介しておこう。

20151214_triangle-1

20151214_triangle-220151214_triangle-3通常は金沢ー和倉温泉間片道1,380円、和倉温泉ー穴水間片道830円なので、金沢からのと鉄道を乗りに行けば、往復するだけで元が取れるので、運賃面でもおすすめのきっぷである。




北陸おでかけパス

次のきっぷは、北陸おでかけパスである。このきっぷは、従来から発売されているようである。このきっぷの特長は、自由周遊区間の広さである。北陸本線の長浜駅から旧北陸本線の谷浜駅(新潟県)のフリーエリアが大人2,500円で乗り放題の大盤振る舞いだ。
ただし、利用日が週末のみで、購入も使用開始の3日前までの発売になる。

【設定期間】2015年10月3日から現在も継続販売中2016年3月27日まで(土日祝日のみ)
【発売期間】乗車3日前まで
【有効期間】1日間
【発売価格】大人2,500円、子供1,000円
【発売箇所】北陸エリアの主なJR、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道の駅
※首都圏や近畿圏の駅では購入できないので要注意
【自由周遊区間】次の図の通り
20151214_odekake_map

(引用元:JR西日本 北陸おでかけパス 販売チラシ)

のと鉄道(和倉温泉以遠)には乗車できないのでご注意。また、有効期間が1日のみである
出発3日前までの発売で現地発売のきっぷなので、入手が課題になるが、JR西日本の5489電話予約にあらかじめオーダーして決済しておけば、当日現地の指定席券売機で受け取れるとのこと。

有効期間が1日だけなので、週末泊りがけで旅行する場合は使いにくいかと思う。

北陸周遊乗車券(限定発売)

そんな欠点をカバーしたのが、「北陸周遊乗車券」であるが、これは限定発売である。
首都圏の旅客が対象のきっぷでえきねっとトクだ値かモバイルSuica利用客限定である。
その代わり、北陸おでかけパスと値段が同じで、有効期間が2日間になる。自由周遊区間も同じなので、週末の泊りがけでも利用しやすい。

【設定期間】平日を含む当分の間
【発売期間】北陸新幹線乗車当日もしくは翌日のみ
【有効期間】2日間
【発売価格】大人2,500円、子供1,000円
【発売箇所】金沢駅、新高岡駅、富山駅、黒部宇奈月温泉駅、糸魚川駅
※首都圏の駅では購入できないので要注意
【自由周遊区間】次の図の通り
20151214_hokurikufree_map

(画像出典:JR東日本ホームページ – https://www.jreast.co.jp/mobilesuica/pdf/hokuriku20150213.pdf)

このきっぷがあまり広報されていないので、穴場的なきっぷである。
トクだ値を利用する乗客は決して多くはないので、また、思い立ったときにトクだ値を購入できるわけではないので、利用したいときに利用できるきっぷであることは覚えておいていただきたい。

購入する時には、上記の駅のみどりの窓口で、えきねっとの購入記録をプリントアウトして持参して提示する必要がある。

旧北陸本線の長浜駅(滋賀県)から直江津駅(新潟県)までの長大な区間がフリー区間なので、帰りには米原駅から東海道新幹線を利用することも可能である。

20160427_hokuriku_shuyu-tkt

20160427_hokuriku_shuyu-appendix

マルス券の12cm券である。自動改札機には通せないが、北陸地区には在来線の自動改札機がほとんど設置されていないので、問題なかろう。

最後に改めて注意書きだが、本稿で紹介したきっぷでは北陸新幹線には乗車できない。また、在来線の特急列車は、別途特急券を購入すれば乗車券として利用可能である。

 
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