大糸線 JR西日本区間 乗り鉄

天皇誕生日の祝日(12月下旬)に、長野県と新潟県を走る大糸線を全線往復した。同じ線区だが経営がJR東日本とJR西日本にまたがっている希少な路線である。
大糸線は、長野県の松本駅と新潟県の糸魚川駅を結ぶ路線なのだが、途中の南小谷駅を境にしてJR東日本の区間と、JR西日本の区間に分かれるわけである。

筆者としても、この区間は全線JR東日本に属したほうが路線全体が活性化すると思うのだが、かつての国鉄分割民営化の際に、旧管理局の管轄通りに分割された経緯から、このような変則的な経営形態になっているそうだ(旧長野管理局管内がJR東日本長野支社、旧金沢管理局管内がJR西日本金沢支社の管轄となっている)。

また、南小谷駅以南が電化されており、東京から直通の特急電車がやってくるのにかかわらず、以北の区間は非電化で、荒れた山肌の中を走っていく険しい区間であり、気動車が区間運転しているのみである。地震や台風など災害が多く、路線の被害が何度もあったようだが、その度復旧してきて現在もJR西日本の路線として運行されている。

糸魚川駅から大糸線に乗車:意外な客層

本当は南小谷駅から糸魚川駅まで乗車して、そのまま同じ区間を折り返したのだが、糸魚川駅から南小谷駅までを乗車した時の様子を以下に記載したい。

糸魚川駅 13:16分→(大糸線 普通430D)→ 南小谷駅 14:17分

糸魚川駅には北陸新幹線が停車するようになり、大糸線(非電化区間)へのアクセスが皮肉なことにもよくなった。筆者にとっても意外だったのだが、北陸新幹線で糸魚川駅にやってきて、大糸線に乗り換えて白馬駅を目指すというオーストラリア人などの外国人が多く乗車していて、大変驚いた。ましてや、ワンマンカーの運転士が英語を話して案内しているではないか。(本当は長野駅からバスでスキー場のある白馬を目指したほうが全然楽なはずだが。)

糸魚川駅の駅舎はきれいな橋上駅舎になっていて、駅の管理はえちごトキめき鉄道が行っている。

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車両はレールバス

南小谷駅行きの気動車は4番線に止まっていたが、実際の車はキハ120系のレールバスで、簡素な車両である。乗車する際には扉自体を押し開けるという乱暴な?つくりになっている。

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外装はJR西日本っぽくないのだが、車内の掲示物はしっかりと西日本的だ。車両の編成が2両だからよかったものの、1両の単行だったら車内が混雑していたと思う。

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窓が開かないので、沿線の写真がよく取れなくて残念だった。

途中駅での乗り降りはほとんどなく、糸魚川駅から南小谷駅まで乗り通す乗客ばかりだった。
途中駅の駅名標がJR西日本のもので、確かに西日本管内なのだと実感できる。JR西日本の駅名標があるのは、ここが最東端のはずだ。

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写真は根知駅のものだが、ここから北小谷駅までは本格的な山岳部で、姫川の流れに沿って進行していく。途中で姫川を渡るときに速度が下がるのが、険しい路線である証拠だ。

終点までの全線の所要時間はわずか約1時間だが、首都圏から一番近いJR東日本とは別の世界を味わえるかと思う。JR西日本はこの区間の廃止を画策しているようだが、生き残ることを祈る。(リゾートビューふるさと号が糸魚川に、またその先えちごトキめき鉄道に乗り入れれば有効活用されると思うのだが。。。)

 

 
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