「サンライズ瀬戸」号 乗車体験(琴平延長・シングルデラックス)【前編】

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2016年も早々に遠出したく、1月のプランを練ったら、掲題のサンライズ瀬戸号が金刀比羅宮の最寄駅、琴平駅(香川県琴平町)まで日にち限定で延長運転されていることを思い出し、乗車すべく手配した。金刀比羅宮の初詣とサンライズ瀬戸号の乗り鉄のセットプランである。

実は前年にも金刀比羅宮に参拝して、個人的にはいい年だったので、今年もあやかりたいというところである。金刀比羅宮は航海の神様なので、旅行にもご利益があるのかもしれない。

サンライズ瀬戸号の概要

サンライズ瀬戸号は、東京駅と香川県の高松駅を結ぶ夜行寝台特急で、島根県の出雲市駅行きのサンライズ出雲号と途中岡山まで併結して運転される。投稿日現在で、日本国内に残る唯一の寝台特急の定期列車であるがゆえに、最近人気が急上昇しているようだ。

ノビノビ座席(普通車指定席)以外は全室個室寝台の列車で、結構豪華な列車である。走るビジネスホテルのような感じで、移動のための列車である。実は乗り鉄感はあまり感じられない。しかし、やはり夜に長距離を移動できる利便性が高く、以前にも便利に利用する機会があった。

【定期運行】東京駅 21:50分 →(5031M:東海道、山陽、本四備讃線経由)→ 高松駅 7:27分

【臨時運行】高松駅 8:02分 →(8031M(延長運転):予讃、土讃線経由)→ 琴平駅 8:39分

ネット予約できない=いまだに10時打ち必須!

サンライズ瀬戸号の寝台個室に乗車するには特急券・寝台券と乗車券が必要だが、寝台券の入手(予約確保)が問題である。週末・繁忙期以外の平日シングルは乗車直前でも大体とれるのだが、混んでいるときはやはり取りにくい。特に、シングルデラックス(6室:半分喫煙)、サンライズツイン(4室:半分喫煙)、シングルツイン(8室)、ソロ(20室)あたりは室数が元々少ないので、乗車1か月前の10時打ちでとれるかどうか勝負することになる。最悪シングルに乗車する覚悟は必要だろう。

留意すべき点としては、JR東日本のネット予約「えきねっと」やJR西日本のネット予約「e5489」などのネット予約でできることが限定的で、現在でも駅のみどりの窓口へ出向くことが必要な場合が多いかと思う(*)。現在は乗車1か月前の日の朝にみどりの窓口で事前受付をしてくれないので、朝10時前にみどりの窓口に待機していないといけないのが辛い。

筆者も週末の東京駅発乗車分の10時打ちに駅の窓口で臨んだが、幸い禁煙のシングルデラックスをとることができた。キャンセル待ちでも空室が出てくることがあるが、筆者の経験では喫煙室ばかりで、禁煙室が出てくることがなかった。瀬戸号のほうなので、10時打ちさえすれば取れるとは思っていたのだが、その通りだった。出雲号はいまだ人気があるので、10時打ちでも希望通り取れるかどうかは微妙だと思う。

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寝台券も個室の場合、上記の通りマルス12cm券で、特別感がある。

特急券・寝台券の他に乗車券も必要だが、危うく新幹線経由のものを発券されてしまい、在来線経由のものに切り直してもらった。みどりの窓口で対応してくれる職員によっては経由を誤るケースがあるかと思うので、受け取りの際にはよく確認したいところである。

ただし、乗車券については新幹線経由のままでも良かったのではないか、というご指摘を読者さまからいただいた。そのご指摘通りで、新幹線停車駅間の乗車券を使用する際には、一部区間の例外を除いて在来線にも新幹線にも乗車可能なので、発券し直しは実は必須ではなかったといえる。

(*)2021年11月現在、えきねっとでは、普通車指定席扱いのノビノビ座席以外の個室を予約することができない。また、e5489では全設備のフォームからの予約リクエストを出せるようだが、リアルタイムで回答があるのかわからない点と、ネット予約のJ-WEST IDが必要な点に留意が必要である。

サンライズ瀬戸号の運賃・料金

寝台特急は快適に違いないが、シングルデラックスの運賃・料金面では以下の通りで(通年)、飛行機に比べても結構お高い。鉄道乗車が目的ならばともかく、移動するだけの一般客としては、一瞬躊躇する金額かもしれない。

 乗車券 特急・寝台券 合計運賃・料金
 10,990円 16,970円 27,960円
本稿執筆時の運賃・料金(2016年1月現在)

本稿の後編(実際の乗車体験)は、以下の記事をどうぞ。

(2021年11月22日 文章一部修正)

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