ネットからJR指定券の手配ができるえきねっと(JR東日本)の利用を重ねてしばらく経つが、ようやくえきねっとポイントがたまってきて、その賞品が自宅に届いてきたので、その顛末をお伝えしたい。
えきねっとのささやかな特典
あまり知られていないかもしれないが、JRの指定券をえきねっとで予約して実際に発券すると、条件によってポイントがたまって、たまったポイントを商品と引き換えができる(ポイントがたまるのはJR指定券以外にも旅行商品や物販などあるが)。
JR指定券だけでもポイントがたまるので、新幹線などを頻繁に利用する人で、予約のためのネット環境がある人には、一手間だが、駅窓口にいきなり行く前にえきねっとで予約してから発券しに行くと、ポイントの形でささやかなプレゼントが与えられる格好だ。
ただし、えきねっとを利用するには有効なクレジットカードが必要なので、ご留意を。
びゅう商品券と引き換えた
筆者はびゅう商品券と引き換えてみたが、ヤマト運輸で届き、商品券が使用できる店舗も多いので使い勝手がよさそうだ。※びゅう商品券は、引き換えできる商品の一例に過ぎない。
2018年現在、特典として商品券を受け取る場合、送料として60ポイントを負担しないといけなくなったので、ご注意を。送料負担が嫌なら、JREポイントを受け取るしかないと思う。
参考までに、レターヘッドを。
ポイントの加算
皆様が一番興味あるのは、おそらくどの程度のポイントが貯められ、どれくらいの賞品に引き換えられるかであろう。
まずは、ポイントの加算について。
ここでは、JR指定席の加算ポイントのみを説明するが、他にもポイントが貯まる商品やサービスがある。
※ ポイント制度は制度の変更が多いので、本稿の情報が最新でない場合がある。公式サイトも確認されたい。
JR指定券に対する加算ポイントは、次の通りである(2018年現在)。
発券手段 | JR東日本(トクだ値) | JR東日本(所定料金) | JR他社 |
指定席券売機 | 30 | 30 | 20 |
チケットレス | 30 | 30 | — |
みどりの窓口 | 0 | 20 | 10 |
発券した指定券の料金金額がいくらかにもかかわらず、一律で30ポイントか20ポイントが付与される(JR東日本管内)。JR他社管内の列車の場合は、20ポイントか10ポイントである。
注意すべきは、トクだ値(ネット限定割引料金)の発券を窓口で行った場合、ポイントが全く付与されない点だ。これだけは、指定席券売機で発券したほうがおトクだ。
自由席特急券、乗車券にはポイントが一切付与されない。
(引用元:えきねっと 管理画面 https://www.eki-net.com/)
ポイントを稼ぐだけの観点でいえば、1枚520円の指定席券(普通・快速列車)を多く購入したほうが効率がいい。これを指定席券売機で発券すれば、1枚当たり30ポイントが加算される。
きっぷの発券後の当該指定券の変更・払い戻しの場合は、現在のところは原券の内容をもとにポイントが付与される。
ポイントの引き換え・利用
一方で、ポイントを利用する方だが、通年交換できるのがSuica2000円分(デポジット含む)、びゅう商品券、Suicaポイントである。
気になるレートだが、1ポイントあたり2.5円で、商品によるレートの差はない。
本稿では詳述しないが、商品券に交換してしまった方がいいか、各自ご検討いただきたい。
貯まるポイント、30ポイントはレート換算して75円ということになるので、少額ながら馬鹿にはできない。
(2018年4月本文一部修正)
(アイキャッチ画像出典:ぱくたそ https://www.pakutaso.com/userpolicy.html)