真岡鐡道「SLもおか」号 ふるさと割で満喫!【前半】

栃木県の東南部、茨城県と接するところに芳賀郡という地域があるが、そこを第三セクターの真岡鐡道のSL(蒸気機関車)が走っているので、乗りに行こうと出かけてきた。

真岡鐡道は、かつて国鉄真岡線として建設されたが赤字ローカル線として廃止され、経営を引き継ぐ第三セクターである。茨城県の下館駅から栃木県の茂木駅までの路線である。

その真岡鐡道線には、週末を中心にSL列車が走っていて、多くの乗客を集めるのに成功している。そんな真岡鐡道のホームページを見ていたら、おトクな乗車券が見つかったのである。
それは、「プレミアム乗車券 はがの恵み号」という商品で、SL整理券を含む一日乗車券と地域の特産品の合計4,260円相当を大人1人3,000円(小児2,000円)と大変おトクである。ただし、1日につき大人40枚、小児20枚の限定発売である。
20160223_furusatowari_logoその仕掛けは、いわゆる「ふるさと割(地域住民生活等緊急支援のための交付金)」を活用したというユニークな商品で、平成27年度(2015年度)だけの提供になるかもしれないので、急いで乗りに行ったわけである。
本稿がアップされる頃には受付が終了してしまうものと思われるが、この乗車券の入手方法を紹介する。

乗車日15日前に真岡鐡道に電話して申込できれば、案内書類一式を郵送してくれるので、商品代金を銀行振込しておけばよい。あとは、当日現地に出かけるだけであるが、乗車前に駅で乗車券とお土産を受け取るのをお忘れなく。

乗車券部分はこんな感じで、普通は発売していない特別な一日乗車券(SL乗り放題)である。

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おみやげ部分は乗車月によって異なるが、今回乗車した2月は、真岡市のいちごか日本酒である。筆者は日本酒のほうを選択したのだが、市貝町の惣誉というブランドの720ml(4合)の酒である。特別本醸造生酛仕込という製品で、1,100円相当の品物である(サプライズでより高額な大吟醸なんて用意されていたら最高だったが。。。)。
あまり高級なグレードでない普通のお酒だが、乗車券部分だけでも約3,000円相当なので、おみやげは無料でついてくるようなもので御の字である。ごちそうさまでした。。。

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前置きが長くなってしまったので、真岡鐡道の始発駅、下館駅への行き方とおすすめきっぷを説明しよう。

茨城県筑西市にある下館駅には、東京からの直通列車がないので、行き方が若干わかりにくい。

東京の各駅から下館駅にJR線で向かうには、東北本線(東京上野ライン・湘南新宿ライン)で小山駅まで向かい、水戸線に乗り換えて約20分で着く。東北新幹線で向かうこともできるが、料金が高い。オプションだが、普通電車のグリーン車が楽でコスパが高い。
土休日には、休日おでかけパス\2,670が下館駅までフリーエリアの範囲に入っているので、これが安い。このパスの利用者が多かったような印象がある。

秋葉原駅や北千住駅から下館駅まで向かうには別ルートがあり、つくばエクスプレス線で守谷駅まで向かい、守谷駅で関東鉄道常総線に乗り換えて1時間と少しで下館駅に着く。全区間普通列車でロングシートの車内なので、少し疲れるかも。
普通運賃で片道約2,000円と少し高いのだが、このルートにも、TX&常総ライン往復きっぷというものがあり、秋葉原から下館まで往復3,080円とかなり安い(TXの駅事務所で購入可能)。

下館駅は、JR水戸線と真岡鐡道線、関東鉄道線の3社が乗り入れる駅で、真岡鐡道線のきっぷはJRで購入してから入場する。みどりの窓口で乗車券やSL整理券を発券してくれる。
JRのマルス券で発券されるJR線を含まない社線のみのレアなきっぷだが、これが12cm券で発券されるのが面白い。

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マルスシステムには本来社線の運賃は登録されていないのでマニュアル発券(金額入力)となるはずだが、きっぷの右下をみてみると、独自の口座として登録されているようで、どおりですぐに発券できたわけだ。

JR線の改札口から入場し、1番線に向かうと、以下の写真のような光景である。途中改札としては、ICカードの簡易改札機だけが設置されている。

真岡鐡道線内は、SuicaやPASMOなどのICカードが使用できないので、ここで出場してから真岡鐡道線のきっぷを別途現金で買い直すのをお忘れなく。

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向かって右側に、土休日の午前中の一部の時間だけ真岡鐡道の職員が臨時できっぷを売っており、ここでも乗車券やSL整理券を購入できるので、心配いらない。プレミアム乗車券はここで受け取ることができた。
真岡鉄道では通常は券売機発券のきっぷしか発売されないが、この臨時発売所やSLもおか号に乗務する車掌からは、手発行のレアな補充券が手に入る。真岡鐡道の独自様式である。

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いよいよ実際の乗車体験となるが、記事の後半を参照されたい。

 

 
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