時間旅行5日目:紀伊半島をぐるっと周回後、帰路へ

今回の時間旅行、大乗り鉄大会も、早くも最終日(2016年5月6日)になってしまった。ゴールデンウィークの三連休は一応終わっているものの、明日は週末なので今日を休みにすると依然連休のままである。そのためか、JRのカレンダーも今日まで繁忙期である。

今日は、朝早く新大阪駅を出発して、紀勢本線上を走って紀伊半島を周回し、三重県の伊勢鉄道で手売りきっぷを収集し、津駅からは唯一JR線を離脱して近鉄線の乗り鉄を楽しみ、そして東京に帰還である。移動時間が12時間を超える強行軍であるが、今日で終わりなのでまあ良しとしよう。
今日の移動距離も長く、886.7kmであった。

今日は、景色が良く、普段まず乗車しない区間を体験できたにもかかわらず、一日中雨に降られてしまったのが残念だった。

途中名古屋駅に直通せず、途中三重県で寄り道したのは、補充券マニアとして、手売りきっぷをゲットするためのマニアックな行為であることをお断りしておきたい。三重県内は、実は乗り鉄・券鉄の宝庫ということが分かった。

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18.新大阪→新宮(大阪環状線、阪和線、紀勢本線)

くろしお1号:新大阪駅 07:33分 → 新宮駅 11:49分

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e5489上でシートマップから最前列の席を確保できた。くろしお号の場合、えきねっとではできない。東京都区内の駅でe5489の受け取りができるので、東京在住でも実は利用可能だ。一考の価値がある。

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今日乗車する列車の中で唯一、JR西日本エリアだった。始発の新大阪駅から終点の新宮駅まで通しで乗車したが、紀伊半島は奥が深く、所要時間が約4時間半の長きに渡った。

車両がオーシャンアローのタイプ(283系)だったので、最前部を展望できるグリーン車の最前席を奮発したが、筆者と同じくヲタッキーなことを考える人が他にもいて、3組が最前部に固まった。その人たちは途中の駅で降りていったのだが、声がうるさかった。

自由席は混んでいたが、グリーン車は最前部以外はガラガラだった。複線区間の紀伊田辺駅までは速度を飛ばして走っていたが、その先は線形の悪い単線区間で、時間がかかった。

途中、和歌山駅では駅員総出で「ようこそ紀州路へ」の幕を掲げていて、和歌山県へようこそという感じだったが、くろしお号は特にリゾートトレインというわけではない。

終点の新宮駅で、JR西日本とはさよならだった。駅前にはレストランもコンビニもなかったが、唯一あったお寿司屋さんのランチはコスパが良かった。

19.新宮→(伊勢鉄道)鈴鹿(紀勢本線、伊勢鉄道線)

(ワイドビュー)南紀6号:新宮駅 12:44分 → 鈴鹿駅 15:25分

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再びJR東海エリアに戻って、東海地方から東京駅に戻るまでずっとJR東海一色だった。

特急南紀号は、昨日乗車した特急ひだ号と同じ車両で、窓ガラスが大きくてワイドビューなのは同じである。本来は終点の名古屋駅まで乗車するはずだったが、急に伊勢鉄道のきっぷ収集を思い立って、結局伊勢鉄道線の鈴鹿駅で降りて、それから三重県内を乗り鉄状態になった。

南紀号のターゲットエリアが尾鷲、熊野市、新宮、紀伊勝浦程度なので観光資源が強くなく、観光客よりはローカルの用務客が多く、それほど混まない列車と踏んだ。それでも、ゴールデンウィークの周辺ということか、列車は6両に増えていた。

この列車でも車掌の検札があったが、途中伊勢鉄道線を通る関係で乗車券のチェックが厳しく、使用している連続乗車券でカバーされないこの区間の運賃\430をずばり指摘した車掌に支払うことになった。
長距離の連続乗車券は伊勢鉄道線の区間を連絡運輸として組み込めないので、ここが一筆書ききっぷやJRオンリーの企画乗車券にとっては盲点であることには違いない。

旧国鉄伊勢線だった伊勢鉄道は複線区間もあってハードはいいのだが、鈴鹿駅の雰囲気が国鉄時代のままの無機質で懐かしかった。

20.(伊勢鉄道)鈴鹿→津(伊勢鉄道線)

快速みえ15号:鈴鹿駅 16:18分 → 津駅 16:31分

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あまり指定席をとる価値のない列車であるが、えきねっとなどネット予約で取消料のかかる持ち駒があるときはこの列車で引き換えておくとよいだろう。
伊勢鉄道鈴鹿駅では、指定席券を購入できないので要注意。

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鈴鹿駅でのきっぷ収集を終えてから、津駅まで快速みえ号で戻った。わずか13分の乗車であった。

快速みえ号は2両編成の普通列車用気動車の1号車半分だけが指定席だが、伊勢鉄道線内の鈴鹿駅から津駅間での指定席券を購入できないので、料金が同額ということで、四日市ー津とした。あえて指定席に乗る必要はなかったのだが、えきねっと上で利用しない手持ちの予約があったので、それを利用してみえ号の指定席券としたわけである。鈴鹿駅から指定席に乗車する場合、事前に指定席券を購入しておかなければならない。

伊勢鉄道線内も運転士と車掌はJR東海の職員で、第三セクター鉄道の列車には感じられない。指定席券の検札も、JR東海の車掌だった。
鈴鹿駅は時間限定で出札窓口があるものの、改札業務は行っていないので無人駅同様である。

鈴鹿駅からの利用者はそれほど多いように見受けなかったが、JR線から通しで乗る乗客が多く、それなりに安定した経営が行われているように思われる。

21.津→近鉄名古屋(近鉄名古屋線:番外編)

近鉄特急アーバンライナー15号:津駅 16:57分 → 近鉄名古屋駅 17:48分(約30分遅延)

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電車の遅延のため、きっぷの発行時刻が所定発車時刻を逆転したイレギュラーである。

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伊勢鉄道線を行ったり来たりしてしまい、連続乗車券の経路通りに乗車するのがかったるかったので、JR東海を一時離脱して、普段乗らない近鉄特急を体験してみた。津や四日市あたりから名古屋までの移動だと、近鉄が圧倒的に見える。亀山駅を経由するのははっきり言って面倒くさい、そんなわけでの乗車である。

アーバンライナーに乗車しようと予定していたが、大和八木駅での人身事故で運行が30分程度遅れているとのことで、予定よりも1本前の列車に乗った。

この電車も移動性の電車なので静かで快適だった。デラックス席(特別車両)に座ってみたが、横3列シートでDX料金がわずか210円でお手頃に感じた。洗面所に紙おしぼりが置いてあるのがすごい。

終点の近鉄名古屋駅には想定時刻に到着した。駅員さんが快くきっぷをくれたのが印象的だったし、職員が関東の私鉄に比べて明るく、近鉄独特のカラーがあると感じた。

22.名古屋→東京(東海道新幹線)

のぞみ250号:名古屋駅 19:03分 → 東京駅 20:43分

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東海道新幹線の指定席は、1回限りだが土壇場で変更できるのがいい。もらうまで穴の開かなかった貴重な1枚である(機械処理済み)。

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名古屋駅には予定よりも20分早く着き、夕食をとってから時間の早い電車に変更して、今回の乗り鉄の終着点である東京駅に向かった。
最後の電車で5日間の大乗り鉄大会を無事に終えたという意味合いで、この電車にはグリーン車に乗車して自分自身をほめた。

JR東海の新幹線の駅での改札業務が結構シビアで、有人通路を通ろうとすると怪訝な顔をされるし、今回の連続乗車券をじっくりとチェックされた。JR東海の職員は、マルス端末券でないきっぷを不正ではないかと疑っている節が見受けられるようである。

東海道新幹線のグリーン車は、ピーク時でない限りは空いていて、静粛な空間が約束されているので個人的には好きである。完全に移動性の電車だが、最も快適な部類に入るのではないかと思う。

東京駅に到着して、今回の時間旅行も無事に終了となった。

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