京都鉄道博物館に早速行ってきた

2016年のGWにリニューアルオープンした京都鉄道博物館に行く機会が得られたので、さくっと見てきた。

京都鉄道博物館は、従前の梅小路蒸気機関車館に拡張して再オープンした形だ。昨年夏に一旦クローズした蒸気機関車館の記事は、コチラを参照されたい(閉館間際の様子が記載されている)。

京都鉄道博物館へのアクセス

広く言われているように、このミュージアムのある梅小路までのアクセスがやはり良くないのだが、多くの路線バスがカバーしているので、実は思ったほど不便でもない。京都駅から歩いても30分はかからない。
京都駅から路線バスで使いやすいのが、烏丸口から出る205番系統と八条口から出る東寺・梅小路エクスプレス(急行路線)である。東寺・梅小路エクスプレスのほうはあまり広報されていないためか利用者数が多いようには思われず、あまり乗客の乗っていない便が多い。
鉄道博物館の開業に合わせてか、市バスの一日乗車券のカードデザインが、鉄博ものになっていて感激ものだった。

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入場前の様子・ちょっと困った

土曜日の朝一番、9時過ぎに入口に着いた時にはすでに短い列ができていたが、開館時間が近づくにつれて列が長くなった。9時55分にはチケット売り場まで入ることができたが、まだ開館間もないので、朝一からかなりの混み具合である。夏休み時期はどうなることやら。。。

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入館するチケットには前売り券があって、全国のセブンイレブンのマルチコピー機やJR西日本のみどりの窓口で購入ができるようである。
ここで言えることは、運転シミュレータなど朝一で順番を確保しなければならないイベントを狙っている人は、前売り券を購入しておいた方が当日チケットを購入する一手間がなく、館内に入れるタイミングが早いということである。
入館する列も、前売り券保持者と当日券購入者とで違う。

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入館料金は同館のホームページなどで確認していただきたいが、いくつか入館料金の割引方法がある。
市バス一日乗車券や京都観光一日(二日)乗車券や、ポルタクラブカードなど地元住民対象のいくつかのポイントカードの提示で割引が受けられる(割引額の確認ができなかったのでご容赦いただきたい)。

これは対象者だけであるが、障害者手帳保持者も割引を受けられる(三障害とも)。
ところが、ホームページ上では受付でチケットを販売する旨記載があったので、受付で手帳を提示したら、券売機で買うように言われて、不案内さに困ってしまった。一度外れた列に戻るに戻れなかった。。。
頭の固い対応だなと思ったのだが、開館間もないので、オペレーション上の混乱をもろにかぶってしまった形だった。




いよいよ入場

チケット自体は紙のチケットで、大宮の鉄博のようにICカードで入場するスタイルではない。スタッフの着ている深い緑色の制服が筆者には暗く感じ、個人的にはあまり好感を持てなかった。

入口には、博物館のパンフレットとるるぶ特別編集の大きな冊子、そしてグッズ&グルメ大特集の冊子があるので受け取ってから、館内に入っていこう。

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入口を過ぎると、まずは半屋内のプロムナードを過ぎる。0系新幹線と86系電車、蒸気機関車C62を最初に見ることができるが、朝10時ちょうどというにもかかわらず人がいっぱいで混雑していた。

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多くの車両が保存展示されているが、大宮の鉄道博物館と違い、ほとんどの車両が中には入れない。物足りない感じがするが、車両の保存を最優先しているこのミュージアムの姿勢がよく現れている。

プロムナードの出口には、鉄道おしごと体験の整理券を配っていたが、小学生以上の学生限定だったので、大人は体験できない。

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ミュージアムの動線から外れて意外な穴場だったのが、トワイライトプラザだった。トワイライトエクスプレスの機関車と客車が展示されているだけであるが、車両が再塗装されてコンディションが良かった。

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そして、いよいよ本館へ。結構人が多かったので、写真をゆっくりというわけにはいかなかったが、入口は以下のような感じだった。展示して見せるということに徹していて、中に入れる車両がないのだが、本館の2階には体験型の展示も多くあって、メリハリのある展示内容である。

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駅務機器の展示

鉄道の歴史や鉄道の施設などの展示がしっかりしていたが、鉄道ならではの面白い展示が、「列車に乗ろう」コーナーにある駅務の紹介である。
中でも、きっぷうりばできっぷを発券して、自動改札機を通す体験が面白かった(マルス券の発券は機器整備中で体験できなくて残念)。

きっぷの購入体験として、写真右側の券売機で無料で発券できる。マルス券大のきっぷが発券される。

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本物の券売機から発券されたきっぷを、内部の見える自動改札機に通すと、素晴らしい模様が印字されるが、それは入館後のお楽しみとさせていただく。

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無地のきっぷだが、磁気券だ。「本当の駅では使えません」というセリフが笑える。

この自動改札機の近くにはみどりの窓口にあった旧型のマルス端末機が展示してあって、懐かしさを感じた。写真のマルスM型端末から発券されるきっぷの体裁と現在のマルス券の体裁はほぼ一緒なので、あまり進化がないのだなとも思える。

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左側の駅名のパタパタも、郷愁を感じるものだ。どんなボタンがあるのか、大変興味深い。

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体験型の展示

他に体験型の展示としては、運転シミュレータと鉄道ジオラマがあるが、筆者はいずれも体験できていない。運転シミュレータは抽選制なので、早く行っても当たるとは限らない。

本館2階にはレストランがあるが、250席と規模の大きいレストランである。カレーライスやラーメンなどの軽食が中心だが、ミュージアムにしては充実しているかと思う。

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本館3階にあるスカイテラスからは、東寺や東海道新幹線が走るところを見ることのできる、景色のいいスポットなので、時間があればぜひ上がりたい。

本館2階のレストランに近いところにある連絡デッキから屋外に出て、扇形の蒸気機関車庫を上から眺めることができるが、この日は新しい本館とは違って人は空いていた。
このミュージアムの大きな特色は、やはり蒸気機関車が動態保存されていることには違いない

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SLスチーム号も健在で、実際に乗車することもできる(有料・割引なし)。

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まとめ・ショップ

まとめとして、車両を中に入って見学することはできないが、保存するという博物館の本分はわきまえており、展示が充実しているので、正統派のミュージアムな感じがする。それに加えて、蒸気機関車の生の展示があるのは、他のミュージアムは追随できないかと思う。
課題としては、接客上の混乱がなくなることを期待する。

ミュージアムの見学が終わって、最後に出口を出る前に旧二条駅舎の建物にあるショップに立ち寄ることができる。ショップだけ見るのならば入場チケットは不要だし、当日中であれば再入場が可能である。

このショップに置いてある商品の種類と数が多く、なおかつ京都鉄道博物館のオリジナルの商品が多くて、びっくりした。旧蒸気機関車館から比べると品揃えは雲泥の差で、大宮と名古屋にある鉄博に引けをとらない。

このミュージアムが蒸気機関車が特色だけあって、お菓子では、SL絡みの、石炭かりんとうなどの商品が多かった。京都という土地柄があって、洋菓子よりは京都ならではの和菓子のほうが多かった。日用品や事務用品系のオリジナルグッズもかなり充実している。

筆者が購入した事務用品は使えるものが多い。

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(参考資料:鉄道ダイヤ情報 2016年5月号 交通新聞社)

 
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