小田急ロマンスカー 変わったきっぷで乗車【メトロはこね・はこね編】

東京と神奈川県の箱根や静岡県の御殿場を結ぶ小田急電鉄の特急電車、ロマンスカーだが、小田急電鉄線内だけでなく、東京メトロやJR東海の路線に乗り入れる多彩さを持つのが、そのネットワークの特徴である。
本稿では、東京メトロ線内に乗り入れるメトロはこね号と、小田急線内を走るはこね号について紹介することにしたい(あさぎり号は、コチラ)。

乗車するのにどのようにきっぷを買えばいいのか、どのようなきっぷが発券されるのか、戸惑う場合もあるので、今回乗車するのに実際購入したきっぷ(特急券、乗車券)と合わせて、その辺を含めて話を進めたい。

本記事にて紹介している手売りの乗車券類(常備券・補充券)については、他のネットのソースによれば、販売を終了したという情報があります。したがって、現在は本稿で紹介している当該乗車券類を入手不可であることをご留意ください。

【メトロはこね号】

東京メトロ千代田線の北千住駅と箱根湯本駅を結ぶ特急電車で、60000系MSE車両が使用されている。乗車したのは、北千住駅発のメトロはこね21号である。東京北東部から小田急沿線にはアクセスしにくいので、便利な電車である。

メトロはこね21号:北千住駅 9:13分→(千代田線・小田急線経由)→ 小田原駅 10:58分 ※途中で降車

箱根湯本方1~6号車が終点箱根湯本駅行で、北千住方7~10号車が小田原駅止まりである。

20160717_IMG_0193

きっぷの購入場所・方法

きっぷの買い方が少しややこしい。
北千住において、きっぷの事前購入であれば、ルミネ7Fの小田急トラベルで済ませるのが最もシンプルな気がするが(メトロ区間含めた乗車券も購入可能)、駅で購入するのが少し首をかしげる。ラッチ外にある券売機では、事前分を含めた特急券は購入できるが、乗車券を購入できない。

20160717_IMG_0192

同駅にある定期券売り場では、ロマンスカーのきっぷを扱っていないことと、駅事務所で扱っている旨の表示がされていた。

ラッチ内の駅事務所の存在が分かりにくいのだが、実際に入っていくとカウンターがあって、特急券と乗車券とも購入できるし、席番指定にも応じてくれるので、意外に購入しやすかった。お勧めの購入箇所である。

20160717_IMG_0191

東京メトロ線内だけの乗車ができないので、最低成城学園駅まで乗車しなければならない。
ここで入手したきっぷは普通のものだが、東京メトロ地紋の用紙なのが結構変わっているといえる。

(特急券)

20160717_metro_hakone_exptkt

特急券の様式は、小田急MSR端末発券の特急券と同一と思われる。

(乗車券)

20160717_metro_hakone_faretkt

金額式なのが味気ないのだが、小さなエドモンソン券ではなく、大きなマルス券大のサイズなのがよい。


(2016/08/21追加)

ちなみに、小田急電鉄発行分の普通の端末券は、以下のような感じである。

(特急券)

20160717_metro-hakone_exptkt

(乗車券)

20160717_metro-hakone_faretkt


地下鉄のホームから特急電車に乗りこむのが変わっている。過密ダイヤに無理くり特急電車のダイヤを組み入れてあるので、入線が発車1分前である。

20160717_IMG_0197

20160717_IMG_0199

この日は三連休初日の朝で、始発から乗車する人々で混雑し、発車が2分遅れた。後続の普通電車が遅れたことであろうということを考えると、ダイヤ繰りがこの電車の課題だと思う。




【はこね号】

ロマンスカーの代表格の特急電車である。新宿駅と箱根湯本駅を結ぶ電車で、最新鋭の50000系、VSEも走っている。筆者は箱根からの帰りに、VSEに乗車して帰ってきた。

はこね30号:箱根湯本駅 15:20分 → 新宿駅 16:58分

予定が決まらずに、帰りの特急券を現地の箱根で購入するニーズが存在するかと思うが、その場合普通は箱根湯本駅で買うことを考えるはずである。
しかし、それに加え、登山電車の強羅駅や芦ノ湖の海賊船のきっぷ売り場でも特急券を扱っているので、特に混雑期は箱根湯本駅に着く一足早く、特急の座席指定を得られる。
筆者は芦ノ湖のほうで購入してみたが、小田急電鉄のホームページでもその発売箇所がささやかに掲載されているので、本稿でも紹介する。

http://www.odakyu.jp/train/couponpass/discount/

手売りのきっぷ

補充券等の手売りきっぷの収集用発券は、当該鉄道会社の好意によるものと考えます(正当事由による発券を除きます)。
当然、発券を断られることもあることを留意する必要があります。
もし入手できた場合は、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。また、入手のための職員への無理強いなども慎むようにしましょう。
なお、補充券や常備券の在庫は常に変動するため、本稿に掲載したきっぷを今後入手できることを保証できません。
以上をあらかじめご承知のうえ、本稿を閲覧ください。

20160717_IMG_0209

ここで硬券の乗車券と特急券が発売されていることは通には有名なようで、筆者が知らなかっただけなのだが、窓口で購入を申し出たところ、手慣れた感じで処理してくれた。(あまり売れないのか、なぜか端末発券がされていない場所である。)

ただし、時間を下さいということで、筆者の場合は約20分ほど待って購入することができた。その間、カウンターの前に拘束されず、周囲の散策ができるので待つのは苦にならないと思うが、手作業で発行されるきっぷで、発行に時間がかかるので待てない場合は避けたほうが良い(まあ、この券目当ての人ならば待てるはずなのだがw)。

2016年7月現在取り扱っている券種をすべてご紹介する。

注意:本稿掲載時点では以下の乗車券類を発売していたが、将来端末化等で、同じ券を入手できない可能性があるので、留意されたい。

まずは、実際に箱根湯本駅から乗車したはこね号の特急券と乗車券である。電話して席を押さえ、硬券を発券する時代錯誤のきっぷである。昭和時代のノスタルジックなスタイルのきっぷのためか、旅行終了した新宿駅南口の職員が、このきっぷを見て、一瞬固まっていた。

20160717_odakyu_motohakone_tkt_used

20160717_odakyu_motohakone_tkt_used-ura

双方ともエドモンソン券のA型券で、間違っても大きなC型券ではないので、お間違いないよう。

硬券の売上集計で、その日の一番最初に売れる券片の券番には普通鉛筆でチェックが入っているものだが、この券片にはチェックが入っていなかったので、この日に同じ硬券を買った先客がいたということである。恐るべし。。。

ついでに発券してもらった硬券。小田原駅発の硬券も存在した。こちらは、小さなエドモンソン券のB型券である。

20160717_odakyu_motohakone_koken_odawara

20160717_odakyu_motohakone_koken_odawara-ura

こちらの券はあまり売れていないようで、裏面の券番にチェックが入っている。

新宿駅以外の途中駅への硬券設備はなく、すべて出札補充券発券となる(はずである)。こちらの発券もお願いしてみた。このきっぷ売り場には券売機はないので、一応正当事由の発券ではある。

20160717_odakyu_motohakone_tokuho

20160717_odakyu_motohakone_tokuho-ura

首都圏では入手しにくい貴重な補充券の一枚である。
裏面の注意書きはJR線連絡運輸を意識しているようだが、実際の駅での発券は難しそうである。

そんな感慨にふけりつつ、最新の電車に乗車。
メトロはこね号は、途中の町田駅で多く降りたように観光色が意外に強くないが、こちらのはこね号VSE車両は完全に観光性の電車。新宿駅までの全区間を乗り通す観光客が多かった。
途中、小田原駅で8分間程度停車したり、速度を緩めたり、結構余裕のあるダイヤだが、裏返せばあまり早く疾走する電車ではないともいえる。

20160717_IMG_0238

20160717_IMG_0245

20160717_IMG_0240

 

 
スポンサードリンク

 

 
関連コンテンツ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です