「雪月花」号(えちごトキめき鉄道)乗車体験 【花コース:予約編】

新潟県のえちごトキめき鉄道を走るリゾートトレイン、雪月花(せつげっか)号に乗車するチャンスがあったので、早速その様子をご紹介したいかと思う。

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雪月花号の誕生秘話

えちごトキめき鉄道は、北陸新幹線の並行在来線(旧北陸本線、信越本線)を引き継いだ第三セクターの鉄道会社で、地域輸送を担う会社であるが、いまだ発足当初の会社で、赤字経営を強いられている厳しい経営環境にある会社である。

そんな会社にリゾートトレインが2016年春から走り出すことになったわけである。乗車した時に、この列車の責任者の方とお話しし、いろいろ情報を聞くことができたのだが、(国からか県からかわからないが)観光用途の補助金がこの鉄道会社に交付されて、思慮の結果、このリゾートトレインを新造することになったのだという。

経営基盤の弱い鉄道会社が新車のリゾートトレイン用車両を保有すること自体背伸びしているように思え、その分プレッシャーがあると思うのだが、地域鉄道会社がリゾートトレインを保有し運行することは大変勇気のあることだと考える。
広告費が潤沢と思われるJR東日本と違い、この列車のための宣伝広告費もないとのことで、この列車のことが首都圏など新潟県外ではあまり知られていないかと思う。本稿が一助になればと思う。

雪月花号の詳細

以下が、列車の販売パンフレットの1ページ目と4ページ目である。新潟県内の駅には実物が置いてあるが、首都圏などその他の地域では入手困難なので、本稿に掲載しておきたい。

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裏面には、シートマップや時刻表が掲載されている。

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雪月花号の予約方法

この列車への乗車方法であるが、同社が旅行商品として販売しているので、電話で申し込む。
この列車の公式サイトのアドレスは次の通りで、予約センターの電話番号が掲載されている。

https://www.echigo-tokimeki.co.jp/setsugekka/index.html

http://setsugekka.blog-niigata.net/news/files/16.08.05.pdf

予約方法が平日限りの電話のみで、インターネット予約も行っていないので平日働いている若年層には不便な限りなのであるが、それは同社の限られたリソースが原因である。

列車が運行する土休日に乗務するアテンダントが平日に予約をとっているそうである。したがって、土休日には電話がつながらないことになる。
インターネット予約の導入も検討したものの、この列車のキャパシティ(45名)とターゲットとする客層である50歳以上の層にとってはあまり必要なく、列車のキャパシティが少ないことからネット予約を必要としないと会社として判断したとのことである。したがって、ネットで予約できる日はやってこないものと思われる。

そんなわけで、勤労者の方には、平日12時台にでも電話して予約をされたい。
なお、紅葉シーズンの10月と11月はすでに満席とのことであるが、正確な空席状況は上記ウェブサイトを参照されたい。

シートマップは次の通りである。

乗客が好みの座席を指定することはできないので、注意されたい。

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この列車における上席は、1号車の11-17番のカウンター席、および2号車7番のハイデッキ席であるが、ハイデッキ席に関しては1グループ15,000円の追加料金が必要である。いずれも食事付きのコースを選択しないと座ることができない。
食事なしの花コースを選択した場合、原則として1号車1-7番の山側の席になることを留意する必要がある。

うれしいことに、1人でも申込することができる。その場合、1号車の座席になる。

予約手順は、以下の流れである。

1.予約センターに電話

平日10-17時の間に、公式サイトに掲載された電話番号に電話して仮予約を行う。
この時に、食事ありのコース(雪・月)か、食事なしのコース(花)を指定する。

2.旅行代金の銀行振込・オプションの申し込み

ご案内書が手元に届いたら、記載されている銀行口座に代金を振り込む。振込手数料を別途負担する必要がある。
クレジットカード決済はできない。

オプションの弁当の申し込みが可能である(食事なしの花コースの場合)。

3.ご案内書の受け取り

乗車日の概ね10日前にご案内書と乗車証明書が郵送されてくる。
この乗車証明書は、当日の線内1日フリー乗車券となるので、持参を忘れずに。

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肝心の旅行代金は、食事ありのコースが14,800円、食事なしのコースが6,000円で、かなりいいお値段である。なお、小児料金はなく、大人と子供の料金は同額である。
いずれのコースでも、ウェルカムドリンク(シャンパンかソフトドリンク)1杯と菓子が付いている。

この価格設定であるが、車両を毎日稼働させられるわけではないので、その分のコストを反映せざるを得ない結果の水準と担当の方が言っていた。ファミリー層でも楽しめる列車なのであるが、料金に阻まれているような気がする。その結果の客層であると考える。

食事やドリンクの持ち込みは一切できないので、車内のバーでドリンクを購入するか直江津駅の立ち売り駅弁を購入するしかない。ドリンクの価格は、概ね一般のレストランや居酒屋レベルの値段水準である。

実際の乗車記録(後半)は、コチラへどうぞ。

 
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