大井川鐡道 SLフェスタ&紙鉄をいくらか

静岡県中部にある大井川鐡道(以下、鉄道と表記する場合あり)のホームページをたまたま眺めていたら、2016年10月22・23日の週末に、同鉄道の新金谷駅構内でSLフェスタが開催されるというので、東京から遠路はるばる大井川鐡道まで出かけてみた。

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アクセス

新金谷駅のある静岡県島田市には、首都圏からは東海道新幹線で静岡駅か掛川駅まで出て、それから東海道本線に乗り換えてJR金谷駅まで向かって、大井川鉄道に入る。名古屋方面からは、やはり掛川駅から東海道線に乗り換えるのは同じで、大都市からの交通アクセスがあまり良くない場所にある。
東京から大井川鉄道沿線までは微妙に200kmを超えた距離なので、バスツアーが目的地としなくなって苦戦しているらしい。
そんなわけで、筆者も大井川鉄道には足がなかなか向きにくかったのだが、今回ようやく実際に行った。

イベントの様子

ここでは、22日の土曜日朝に行った時の様子をさらっとお伝えしたい。

金谷駅から新金谷駅までの電車の中は、このイベントに行く人でいっぱいで、結構混んでいたのだが、新金谷駅に着いたら朝9時前だというのに大勢の人々でにぎわっており、大井川鉄道の職員総出で迎えてくれたような感じだった。

駅の真向かいにあるプラザロコという建物の前では、フェスタのパンフレットとスタンプラリーの台紙を配っていたので、是非ゲットしておこう。
ちなみにこのスタンプラリー、スタンプの場所が記載されていないので場所が分かりづらいのだが、会場自体がそんなに広くないのでそんなに難しくはないかと思う。

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大勢の人々が多く集まっていたわけは、3両のSLが大集合で一堂に並ぶということで、早速のアトラクションを楽しんだ。残念だったのは、到着した時にはすでにいい場所が場所取りされていて、ベストポジションで機関車を眺められなかったことである。

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少し遠くから眺めたほうが並んでいる様子がよくわかった。結構壮観である。
あえてうるさいことを言えば、電化されているので架線があるのだが、それが撮影の邪魔だという向きがあるようである。

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SL列車乗車

イベント体験は後にして(結局スルーしてしまったのだが)、それからすぐに、実際のSL列車に乗車した。この日は、千頭駅行きのかわね路13号が運行されていた。

個人の乗客は、ホームページ上のメールフォームからか、電話で直接大井川鉄道に事前予約して乗車するのだが、当日空きがあれば現地(プラザロコにあるSLきっぷ売り場)できっぷを購入できる。
筆者はメールフォームを利用してみたのだが、氏名が文字化けしていた(電話で修正してもらった)。結構原始的なシステムらしい。
乗車券は、千頭駅までの単純往復で元が取れる大井川本線フリーきっぷ3,440円を利用し、SL急行券800円は、現地精算で購入した。

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SL急行券をプラザロコで引き取ると端末発券で、代表者氏名が印字されるのだが、まるで航空券である。これは、好き嫌いがあるかと思う。
このSL急行券がもしも硬券ならば、何となく好評を博すような気がする。

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がら空きなのかなと思ったら、旅行会社からの団体集客が大量にあるようで、列車の中のボックスシートは大体埋まっていた。前述したように首都圏から集客しづらい状況で、どこからの人なのであろうか?

列車の発車前になったら、3両中1両の機関車が駅のホームにやってきて、乗車できるようになった。

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この列車には、この蒸気機関車C10のほかに、電気機関車E101が連結されていた。協調運転をやっているのかどうか??

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客車はレトロ客車7両編成の長い編成にもかかわらず、席がほぼ埋まっていたので、集客は結構好調であるかと感じた次第だ。
(きかんしゃトーマス頼みでもないらしい。。。)

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千頭駅までの1時間強の道のりは長くないが、案内役の専務車掌を含め、車掌が3名体制だった。団体客が多く乗車していたので、この専務車掌さんが彼ら向けに沿線の観光案内をしていた。

きっぷ

大井川鐡道では、各駅に自動券売機はなく、出札はすべて手売りの硬券である。したがって、硬券フリークにはたまらないかと思う。

筆者は言うまでもなく補充券フリークなのであるが、この大井川鉄道では凶に出て、1枚も補充券を入手することができなかった。

後日日比谷公園での鉄道フェスティバルでの同社ブースで補充券の有無を確認したが、出していないとのこと。イベントでは開放する会社が多い中、この会社は補充券へのハードルが異常に高い。

入手を試みた駅がいけなかったのかもしれないが、千頭駅では出札補充券はあるものの、正当事由がない限り発券しないとのことであった。また、SLの車内での車掌からも、補充券自体はあるが出せないと言われた。また、補片についても、後述する硬券の存在ゆえに、補片の発行が廃止されたかもしれないと勝手に考え、その確認を実際にしなかったので、結局何も手に入らなかったわけである。
そんなわけで、補充券の釣果なく、筆者にとってはつまらない結果になったわけである。。。

主な硬券を一応紹介しておくが、JR連絡券を含め、補充券の発行を止めて硬券の発行に集約しようということかなと推測してしまう。数ある鉄道会社の中では、出札業務がかなり頑なな方かと思う。

本線の片道乗車券の地紋は、緑色である。

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井川線のものは、黄色である。

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井川線については往復のD型硬券があるというので、購入してみた。売れないらしく、かなり焼けている。

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そしてJR連絡乗車券である。
ホームページ告知の通り、東海道本線島田駅行きと東京都区内行きの2口座がある。筆者は新幹線の東京駅の改札口を硬券では出たくなかったので、筆者の好みとして東京都区内行きは購入していない。

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そしてすごいのが、準常備式硬券の復活である。復活当日に購入してみたので、券番が一けた台だった。

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ポスターの写真ではD型券フルサイズで表示されているが、実際に購入した券は下部がハサミで切り取られている。以下の熱海方面と、名古屋方面の2つの口座が存在する。

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それにしても、こんな準常備式硬券で乗車できるJR線は、おそらくこの東海道本線の区間(JR東海)だけだと思われる。ましてや熱海行きとして購入すれば有効2日間で途中下車の旅が可能である。

いつまでも、出札が券売機化されない懐かしい観光鉄道会社であってほしいものである。

 
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