サンキュー♥ちばフリーパスで乗り鉄【銚子電鉄:2016年版】

千葉県内のJR線全線とローカル私鉄3社の全線、南房総はじめ一部の地区の路線バスが2日間乗り放題のフリーパスが、2016年の秋に、サンキュー♥ちばフリーパスとして発売された。
JR千葉支社と千葉県がコラボしてできた商品とのことだが、個人的には観光客誘致の施策であろうと推測する。

サンキュー♥ちばフリーパスの概要

2016年9月1日から11月20日まで連続する2日間利用可能なこのフリーパスは、お値段が大人3,900円、子供が1,950円と大変おトクである。サンキューと39がかぶっている名称通りの、ハートフルなプライスである。(千葉県内出発の場合)

◎ 2017年も発売中!(11月まで)

筆者も一度利用してみたいと思っていたが、今回実現した。1日づつの日帰りで、銚子と房総半島にそれぞれ出かけたので、それぞれご紹介したいが、本稿では、銚子電鉄の乗り鉄を扱うこととしたい。

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(引用元:JR東日本千葉支社 サンキュー♥ちばフリーパス 販売パンフレット pp.1-2)

サンキュー♥ちばフリーパスの購入方法(2016年)

このフリーパスの発売箇所は、蘇我駅以西の東京よりのエリアと、成田、成田空港内にあるJR駅、千葉県内の武蔵野線と常磐線の駅のみである。
したがって、東京都内の駅ではこのパスを購入できないが、旅行商品との関連販売のみびゅうプラザで扱うそうである。

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(引用元:JR東日本千葉支社 サンキュー♥ちばフリーパス 販売パンフレット pp.1-2)

サンキュー♥ちばフリーパスの乗車範囲・券面

鉄道の乗り放題のエリア(フリーエリア)は、JR線全線と銚子電鉄、小湊鉄道、いすみ鉄道の全線である。
京成電鉄グループや流鉄などの東京近郊の路線は対象外なので、要注意である。まあ、千葉県の奥に入ってもらうためのきっぷなので、これで十分である。

例えば、千葉県外の東京駅はフリーエリア外なので、東京駅から市川駅までの乗車券を別に購入しなければならない。SuicaやPASMOで精算できないので、この処理がちょっと面倒かと思う。

券面は、マルス端末から発行され、自動改札を利用できるものである(85mm券)。きっぷの名称の部分に印字不良があるのが残念である。

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このフリーパス、付属する券片が多く、ご案内が2枚、アンケートが2枚の計5枚で構成されるきっぷである。まずは、ご案内の1枚目は、一般的な注意事項である。
特急券は別途購入する必要がある。

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ご案内の2枚目は、乗り放題となる路線バスの区間であるが、その路線図はJR千葉支社が掲載しているホームページを参照されたい。

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これらの観光地、普段であればアクアラインなどを利用してマイカーで一走りといったところであろうが、このフリーパスは公共交通機関への回帰をいくらかでも促すものなのであろう。




銚子電鉄線に乗車

銚子駅へは、東京から特急しおさい号で約2時間である。
ちなみに、本稿でご紹介する銚子駅までの往復と銚子電鉄往復分運賃で、3,900円分の元は取れてしまう。

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銚子電鉄のホームは、JR銚子駅構内の東の隅にあるが、すでに電車が入線していた。その横に車掌さんがたたずんでいた。今年職員の制服が一新されたそうで、帽子などが目新しい。ここできっぷを売ってくれるのであるが、サンキュー♥ちばフリーパスを持っていれば乗り放題の区間なので、新たに買う必要はない。
銚子電鉄では、きっぷがほぼ手売りで、人と人とのやりとりがそのたびにあって、人間らしいいい光景だと思う。何でも合理化と自動化の世の中なだけあって、ほっこりするものだ。(きっぷについては、別稿で改めてご紹介したい。)

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サボ(行先標)もしっかりとかかっていた。美しい。

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乗車時間は、終点の外川駅まででも約20分程度の小さな旅である。外川駅の駅舎は、昔ながらのたたずまいで懐かしく感じられよう。

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駅名標は、ネーミングライツが導入されているため、スポンサーが名付けた名称で、外川駅の場合、なんと「ありがとう」と分かりやすい。単なる素材としても十分使える。

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駅舎の中は、タイムスリップした感じであり、運賃表は手書きの年代ものである。それに対して、左側の張り紙はビジネスチックで対照的である。

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筆者はきっぷマニアのため、この窓口で硬券を購入してから外川の漁師町を歩き、そのまま犬吠埼温泉まで歩いて温泉に入り、犬吠駅まで戻った。

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この駅には、ぬれ煎餅以外の特筆すべきものはないだろうと思いこんでいたのだが、サンキュー♥ちばフリーパスユーザーのために、この駅の売店限定で硬券お楽しみ袋のパックが\1,000で売っていたので、少し高いと思いつつも1組買ってみた。
いや、これがかなりレアな感じで、現在は使えない廃札券なので、古い硬券を持っていない人にはお勧めできる。(※売り切れ次第終了とのこと。)

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硬券のJR連絡券等、今では入手できないものも含まれ、収穫感は得られるかと思う。

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乗り鉄の最後は、観音駅へ。

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あてにしていたきっぷ収集はこの駅では期待したほどではなかったのだが、名物のたい焼きはおいしかった。犬吠駅のような立派な売店はないのだが、たい焼きとぬれ煎餅のうち一部の商品が売っていた。

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銚子もかなり車社会なので、電車だと行けるスポットが限られて不便なのは事実ではあるが、古い電車に揺られていつもと違った旅を楽しむのもいいのかと思う。

 
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