山手線トレインネットで電車の混雑度を測る

山手線トレインネットは、スマートフォン用アプリである「JR東日本アプリ」に実装されている機能の一つで、山手線の運行情報、電車の走行位置や各電車の混雑度を車両単位で見ることができるものである。
例えば、前後のどの電車が空いているから、電車を1本待ってみるとか、どの車両が空いているから、空いている車両に乗ってみようといった判断を自分でして、より快適に山手線を利用するための情報を得ることができる。
もちろん、電車の現在位置が路線図に表示されて、あと何分くらい待てば電車が到着するかが目にとってわかるので、電車遅延時には威力を発揮するアプリである。

鉄道のIT化が進んでいると思わせられるアプリである。これまでわからなかったことが一気にデータとしてスマートフォン上で一目瞭然となっていることがすごい。
山手線トレインネットに関しては、活用方法を易しく解説したページがあまりないので、本ブログにて詳しくご紹介したい。

山手線トレインネットの利用方法

利用するには、iPhoneもしくはAndroidが搭載されたスマートフォンが必要である。
おおよそ、以下の流れで山手線トレインネットを利用できる。

(1) JR東日本アプリのダウンロード

iPhone / Android の各スマートフォン上でダウンロードする。
iPhone上であれば、App Store上で検索してダウンロードすることができる。
Androidであれば、Playストアからダウンロードする。

最初にこのアプリを使用するときには、利用規約への同意、およびMy駅設定が必要である。よく使う駅を設定しておけばよいだろう。

(2) JR東日本アプリの起動、山手線トレインネットの表示

スマートフォン画面上のアプリをタップして起動する。
JR東日本アプリは大変多機能で、列車や駅の情報(他の路線の運行情報を含む)が満載であるが、タップしてからの反応が鈍い、動作が遅いのが現状欠点であると思う。

山手線トレインネットを表示するには、アプリのトップページから[列車に乗る]をタップし、[山手線トレインネット]をタップする。あるいは、My路線に山手線を設定している場合には、トップ画面から[山手線]をタップしてから[列車走行位置へ]をタップすることでも表示することができる。

(引用元:JR東日本アプリの当該画面の一部を抜粋)

※ iPhone版の場合、タップ1回ではボタンが反応せず、ダブルタップする必要が現状あることをお知りおきいただきたい。

(3) 外回り・内回りの選択

デフォルトで、外回りの列車走行位置が表示される。
新型車両のE235系の場合、それとわかるアイコンが表示される。

内回りを表示するには、内回りをタップする。

(4) 各電車(編成)の詳細情報を参照する

目当ての電車編成のアイコンをタップするのだが、iPhone版の場合、タップする位置がいまいちわかりづらく、命中するまでに、数回押さなければならない時がある。

成功すると、電車の走行位置であるおおよその駅名(何々駅付近を走行中)が表示され、外気温と電車の編成の各車両の情報が表示される。
室内気温と並んで表示されるのが、混雑度合いのアイコンである。

(引用元:JR東日本アプリの当該画面の一部を抜粋)




アプリ上の混雑状況と実際との比較考察

この画面は朝9時台のある車内の状況であるが、この電車に関してはかなり空いていたかと思う。電車によっては大変混雑している時間帯である。

このアイコンの見方は、同じ画面に解説されている。筆者が利用してみたところ、大まか当たっている。

(引用元:JR東日本アプリの当該画面の一部を抜粋)

混雑度が5段階で表示されている。(優先席以外の一般座席)
観察してみた上での筆者の主観を以下に記したい。

1.座席に座れる程度です

ほぼ確実に座席に座れる程度の空いている状態である。楽な状態だ。
実際の様子は以下の写真を見ていただきたい。席に余裕がある。

2.ゆったり立てる程度です

全員は座れないが、立っている人数が座っている人数よりは少ない程度である。
割とゆったりとしていて、途中で座れるチャンスがある状態である。
車内を見渡せる程度の混雑である。

写真を2枚見比べていただきたいが、立っている乗客がいくらかいる程度である。

3.新聞をたたんで読める程度です

つり革の多くが埋まって、立っている乗客が座席の前をびっしりと覆っている程度である。車内を見渡すのは難しくなる。
大きな駅で乗客が入れ替わる際に座れるチャンスがあるのは、この段階までだと思う。

4.肩が触れ合う程度です

車両内の移動、つまり、歩いての車内移動が難しくなるほど立っている乗客が多い状態である。ドア付近はかなり人が多い。

この写真は、3.に近い4.であると感じる。

5.かなり混み合っています

車内の中ほどまで乗客がびっしりと入り込んでいて、身動きがとりにくい状態である。

混雑統計情報を活用する:どの区間・曜日・時間帯でどのくらい混んでいるかを知る

上記のリアルタイムで情報が提供される山手線トレインネットの機能と関連して、JR東日本アプリには、山手線の混雑統計情報が実装されている。

どの区間・曜日・時間帯で各車両の混雑状況がどの程度であるという情報を知ることをできて、快適に利用する助けになる。
次の手順でその情報をアプリ上で見ることができる。(情報がある場所がわかりにくいので、活用されていないものと思われる。)

(1) JR東日本アプリトップ画面上にある[実験に参加する]をタップして表示される[山手線混雑統計情報]をタップする。

(引用元:JR東日本アプリの当該画面の一部を抜粋)

(2) 混雑統計情報の画面が表示されるので、参照したい曜日と時間を変更して、調べたい時間帯の情報を表示する。

(3) 車両ごとの混雑状況が、上記の混雑レベル1.から5.で表示される。1.が空いていて、5.が混雑している。

(引用元:JR東日本アプリの当該画面の一部を抜粋)

例えば、平日の朝は、内回りは上野駅で一番空いていて、日暮里駅もしくは西日暮里駅までに席がすべて埋まり、池袋駅を過ぎるとかなり混雑すること、外回りでは新宿駅で乗客が多く降りて車内が空くことが、この統計から推察される。

この情報は、あくまでもダイヤに乱れなく平常運行がされている状態のものと考えていただきたい。
電車が遅延している場合、前後の電車で混雑状況が大きく変わる場合があるので、留意されたい。

まとめ

筆者の体験が十分とは言えないが、同じ区間を一定期間利用してみての感想は、情報の精度がかなり高いことである。5.の段階まで混み合うことも結構多いが、1.の段階になるまで電車が空いていることもままある。
電車の運行がだんご状態になった場合、混んだ電車の1本後の電車が空いていることがよくあるが、その状況もこのアプリでわかる。

この情報は電車のIT化の賜物であると思うが、この情報を利用して、より空いた電車や車両を見つけていただきたいものである。

(2018年1月08日 本文再構成)

 
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