2017年11月に発売が開始されたiPhone Xを、筆者も入手した。
今年は、初代iPhoneが発売されてからちょうど10年たつので、今年には何かあるのではないかと、2年間おとなしく待っていたら、予想通りの大作が発表されたので、筆者も追随したわけである。
10月27日にApple Storeで予約注文から、11月22日の納品まで、1か月弱の期間待っての入手であった。
iPhoneについては多くの情報があるが、今回は入手に紆余曲折があったので、その経過を共有してみたい。
購入の背景
筆者はかねがね某大手キャリアからiPhone端末を購入してきたが、2年ごとに端末を買い替えなければならないことに嫌気をさしていた(2年縛りの月々サポートなので、実質的には2年ごとに端末を購入することになる)。
今回はSIMフリー端末を購入して、2年よりも長い期間同じ端末を利用したいと思ったのが、ありふれてはいるが、今回の購入の背景である。
購入予約から納品まで
今回のiPhone Xの発売日が2017年11月3日で、それに先駆けての予約受付が10月27日(金)16:01分(JST)であった。
筆者はあいにく仕事を抜け出せずに、iPadからの予約が16:30分になってしまった。ブラウザからApple Storeのサイトにはすぐに入れたのだが、納期がすでに4-5週間待ちと表示された(11月30日前後からの出荷予定)。
今回はかなり予約が殺到したようで、当日の夜に再び購入画面を開いたら、すでに以下の画面のように、予約終了となっていた。予約できただけでよいと思うような状況だった。
(Apple Storeウェブサイトより一部の画面を引用。以下同様)
以下の「ありがとうございます」メールでも、4-5週間の納期の表示であった。
それから発売日の11月3日を待たずに、出荷日が数日早まった。アップルからも変更のメールが送られてきた。
ステータスが注文の処理中となって出荷日が11月25日からと表示が変わった。
そして、いい加減待ち疲れたタイミングで、11月21日にステータスが配送準備中に変わった。
それからすぐに配送が始まって、翌日の22日にヤマトの宅配で納品となった。
開陳の儀
配送された外箱は、3辺の合計のサイズがもうすぐ60cmを超えそうな大きな箱だった。
過去のモデルの時は、本体の外箱のサイズぴったりだったので、かなり大きめな箱である。一見してiPhone本体とは見えないような外装だった。
外箱を開ける瞬間。「Do Not Break Seal(テープを破らないように)」というテープを破る瞬間が楽しみなのである(笑)。商品を購入した瞬間しか味わえない快感である。
iPhone本体の外箱が内側でしっかりと包装されていた。一度ビニールを破ると、元には戻らないような感じである。
本体の日付が、Tuesday, September 12(9月12日火曜日)と印刷されているが、発表の日だったか??
外箱の裏側(底)に記載されているモデル番号が、A1902である。(シリアル番号は個人情報につき、ぼかしてある。)
箱を開けた内側には本体が見える前に、本体の上に説明文書が乗っていて、もったいぶっているような感じだった。
色はスペースグレーだが、本体は重厚感があって素晴らしい。
ライトニングケーブルと電源プラグ、イヤホンが付属されているが、新機能のワイヤレス充電の充電器は付属していない。
本体の電源を入れて感じたのが、画面の大きさと鮮明さである。iPhoneで初の有機EL液晶というが、想定以上の出来だと思う。
おわりに
6Sの購入以来2年ぶりの新機種購入だったが、iPhone Xまで待った甲斐があった。デザインや使い勝手での変更点が大きいだけに、長く使えそうな端末だと感じている。