「足利ライトアップ」号で行く「光と花の庭」鑑賞♪

栃木県足利市にある、あしかがフラワーパークは、ゴールデンウィーク時期の藤棚鑑賞と冬場の夜のライトアップ鑑賞が特に人気があるが、クリスマス前の12月中旬にあしかがフラワーパークまで、JRの臨時電車「足利ライトアップ」号で往復した。
本稿では、その臨時電車の様子と、現地の様子を綴っていきたい。

あしかがフラワーパークへの行き方

あしかがフラワーパークに車以外で行くには、バスツアーに参加するか、鉄道を利用するかのいずれかになるが、鉄道を利用する場合は、東武伊勢崎線の足利市駅まで電車で向かい、そこからシャトルバスで向かうのが一般的である。

特に、この時期は、現地周辺の駐車場や道路は大変混雑し、渋滞もひどいので、公共交通機関で移動する価値はあるのかなと思う。

ゴールデンウィークやクリスマス・年末年始の時期には、JR両毛線の最寄り駅の富田駅まで臨時電車が走ることがある。
今回は、JRの臨時電車「足利ライトアップ号」を往復とも利用した。

足利ライトアップ号(往路)

足利ライトアップ号は、さいたま市の大宮駅から宇都宮線、小山駅、両毛線を経由して富田駅まで向かう快速電車である。(終点は足利駅)。
発着駅が大宮駅までで、東京都心には入らないのが中途半端なところで、東京以遠からはあまり利用しやすい電車ではないのが惜しいところである。乗車するには乗車券と指定席券が必要である。

指定席券は乗車日の1か月前から予約購入が可能であるが、指定席券は事前に売り切れの状況だった。ただし、1か月前に瞬殺というわけではなく、早めに予約すれば席がある状況だったので、事前の計画を早めにされたい。
えきねっとでは、シートマップで席をとることが可能だった。

検札の際のスタンプをきれいに押してくれたが、宇都宮車掌区のものは地味である。
乗車券として利用したのが、週末だけ発売されている、休日おでかけパスである。東京都心からの往復では元を取るのが微妙なきっぷなのであるが、今回はフリー区間最遠の足利駅までの往復利用だったので、所定で3,820円かかるところをパスの2,670円で済み、かなり安くあげることができた。

往復の交通費としては、おでかけパス2,670円と、指定席券2枚1,040円の合計、3,710円だった。
一般的なバスツアーの場合の参加代金が5,000円前後なので、入場料金を含めた料金的にはあまり差がないのだが、電車が好きであれば鉄道利用を検討してもよいのかという程度である。

鉄道だと最寄り駅から片道800m歩かなければならないのが不便だが、道路渋滞とは無縁である。

下り:大宮駅 15:15分 →(JR宇都宮線、両毛線経由)→ 足利駅 16:50分
(大宮駅-小山駅 9521M、小山駅-足利駅 9420M。途中で列車番号が変わる。)

この経路では小山駅経由と遠回りで、東武特急のりょうもう号と比べて所要時間がかかるのが難点だが、車両とその座席が快適なのがよかった。

さて、乗車当日の大宮駅7番線には、15時少し前に着いた。7番線ホームは静かなのだが、この電車に乗車する人々がちらほらと集まってきていた。

15:07分に485系のリゾートやまどり号で使用される車両が入線してきた。大宮駅の発車案内は相変わらずわかりにくいのだが、今回は乗車位置の表示が小さいながらもなされていた。

行先表示は「臨時」で、本当に臨時電車なのだが、リゾートトレインの車両をあててきているのがいい。

車内は床がリノリウムではあるが、3列シートのグリーン車並みの座席が快適な車両である。
リゾートやまどりの車両は、数あるリゾートトレインの車両の中でも珠玉な方だと思う。

リゾートトレインのいいところは共用スペースが充実していることだが、4号車にはキッズスペースがあって子供が飽きないで済む。その代わり、4号車は子供でうるさいことを頭に入れておいた方がよい。

2号車には、畳のベンチがある共用スペースがあり、ゆったりとした列車空間である。

この日は定刻から3分遅れで発車したものの、それ以上の遅れになることはなく、順調に向かった。
乗客の客層は一般の家族連れや大人のグループが中心で、鉄道ファンは数えるほどだった。
車内でのイベントなどはなく、ただ静かにひた走って、あしかがフラワーパークの最寄り駅、富田駅に着いた。




あしかがフラワーパーク「光と花の庭」

富田駅から県道を約800m歩いて、あしかがフラワーパークに着いたのが17時少し前で、ちょうど日が暮れる良い時間帯だった。正面ゲートで入園料金を支払ってから園内へ。

ライトアップのテーマが「光と花の庭」なのだが、新海映画の作品名を何となく連想するのは筆者のみか?(笑)
園内の展示自体はテクノロジーが素晴らしいものなのだが、アイデアの着想がなんか新鮮味に欠ける気がする。

クリスマス前の時期の土曜日の夕方ということもあり、園内は歩きにくいほど人でいっぱいだった。おまけに寒かったのだが、イルミネーションの質量があって、園内を一歩きするだけで軽く1時間たってしまった。

見事だったのが、このパークの売り物の藤棚を、そのままイルミネーションに落とし込んだ「奇跡の大藤」だった。
ただ点灯されているだけではなく、音楽に合わせて明るくなったり暗くなったりというのが見事だった。

もう一つの見どころが、園内の一番奥にある「フラワーキャッスル」。ここの演出も見事だが、名称とイメージがどこかの大テーマパークにあるお城のようで、着想のオリジナリティのなさが残念である。それが逆に狙いなのかもしれないが(笑)

足利ライトアップ号(復路)

休日おでかけパスがおトクなので、帰りもJRを利用した。
帰りも臨時電車なので、指定席券を事前に購入した。帰りの電車での検札の担当が高崎車掌区の職員だったので、スタンプ印がきれいな「リゾートやまどり」のものだった。余談だが、この指定席券、絶滅しそうな熱転写方式で印字されたきっぷである。

上り:足利駅 19:27分 →(JR両毛線、宇都宮線経由)→ 大宮駅 21:10分
(足利駅-小山駅 9423M、小山駅-大宮駅 9522M)

帰りは足利駅から乗車してみた。

電車は19:20分に両毛線の桐生方面から入線してきた。帰りの電車の方が鉄道ファンの姿がちらほら目立った。帰りの電車は、カップルでの利用客が多かったように見受けた。車内はとても静かでくつろげた。

 
スポンサードリンク

 

 
関連コンテンツ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です