「伊豆初日の出」号で初日の出鑑賞!【グリーン車】(2018年新年挨拶)

2018年最初の本稿では、元日早朝に「伊豆初日の出」号に乗って、途中の伊豆急行片瀬白田駅(静岡県東伊豆町)で見られる初日の出を鑑賞した様子を共有したい。東京都心の品川駅に、伊豆急行のリゾートトレイン車両、リゾート21黒船電車が入線するレアな光景が、年に1回この日だけ見られるが、その列車でもグリーン車(ロイヤルボックス)に今回乗車することができた。
ここ3年程、元日の初日の出の記事を本ブログに毎年投稿して、恒例行事のようになってきたが、今回も例にもれず、初日の出鑑賞のための臨時電車の乗車体験から1年を始めたい。

本ブログを始めてから、分離前の元のブログの時代から通算して4年目に入ったが、より読者様目線で有意な記事を提供できるようにこつこつと努力していきたいかと思う。そんなわけで、今年も本ブログを是非ご愛読いただきたい。

「伊豆初日の出」号とは? 乗車するためのきっぷの予約・購入について

伊豆初日の出号は、毎年元日に東京の品川駅から、途中の初日の出スポットの片瀬白田駅を経由して、伊豆急下田駅(静岡県下田市)までの片道だけ運行される快速電車である。

9523M:品川駅 4:15分 →(東海道線・伊東線・伊豆急行線経由)→ 伊豆急下田駅 7:42分
※ 途中の片瀬白田駅には、6:32分着、7時16分発。その間に初日の出(6:51分頃)を楽しめる。


(出所:JR東日本 2018年JRで初詣 販売パンフレット)

普段は伊豆急行線内を普通列車として走る、リゾート21黒船電車の車両が、品川駅まで遠征してきて、初日の出客を乗せて伊豆方面へと向かっていくわけである。この車両がJR線内(熱海駅以東)を走るということが結構レアなことで、それ目当ての鉄道ファン客が多い。もちろん一般客も変わった体験を味わえるのだが、後述するようにこの車両が結構老朽化してきており、いつまでこの車両で初日の出を見られるか怪しいかと思うので、できたら早めに乗られたら良いかと思う。

この電車は全車指定席で、乗車するためには乗車券の他に、指定席券(グリーン車は普通列車用グリーン券)の予約・購入が必要である。
この車両、普段は伊豆急線内を普通車だけで運行していることから、この電車だけグリーン車(ロイヤルボックスと呼ばれる)が連結されていることを知っている人が少ないかと思われる。それでも、わずか30席しかないグリーン車の座席は12月1日の発売開始時で瞬殺だったようだ。筆者は、えきねっとの事前予約でグリーン車の席を何とか押さえることができた。
実際に乗車したら、このグリーン車には、その存在を知っている鉄道ファンの乗客がほとんどで、男ばかりの車内であった(汗)。
グリーン車の定員が30人、普通車の定員が350人だが、ほぼ満席だったようである。

えきねっと予約ではあいにく座席の席番・位置を選択することができない。満席になってしまう電車なので、席番のチョイス自体が難しいが、みどりの窓口で席番リクエストをしてみてもよいかもしれない。

伊豆急行公式ホームページにある、リゾート21黒船電車の席番表
http://www.izukyu.co.jp/guide/guide3_2.html

乗車券としては、この電車が快速電車なので、JR線内については青春18きっぷも使用できるが(普通車のみ)、そうでない場合は、「南伊豆フリー乗車券」が安くておすすめである。往復JR東海道線(在来線)を利用するのが条件であるが、往復で約7,800円の運賃が、6,160円まで安くなる(品川駅発着として)。


(出所:JR東日本 南伊豆フリー乗車券 販売パンフレット)

行きの券面がこんな感じで、

帰りの券面は次の通りである。
フリー区間内の伊豆急線とバスに2日間乗り放題なので、往復だけで元が取れる以上におトクなきっぷである。
出発前日までに忘れずに購入・発券しておこう。




品川駅での乗車までの狂騒劇:片瀬白田駅まで走る

品川駅までは、山手線の終夜運転で早めに向かい、品川駅に着いたのが、3:40分頃。発車ホームである9番線に降りる階段は閉鎖されていて、多くの人が待っていたが、ほどなく解放されて、多くの人がホームに降りて行った。品川駅の中のコンビニが営業しているので、利用されたい。

9番線からは、この伊豆初日の出号の外、伊東初日の出号が発車するので、発車表示板の表示が素晴らしかった。

ホームの地面には、乗車位置の案内が貼ってあった。

この日は、黒船電車の車両に不具合があるとのことで、入線が発車2分前の4:13分だった。その頃には多くの乗客と鉄道ファンが集結し、大勢の人々でちょっとした狂騒劇の光景だった。(入線してきた回送電車としての黒船電車の列車番号は、9722M)

そして、5号車、グリーン車の車内に入った。車内ではBGMがかかっていて、くつろげる感じだった。
座席は薄緑色で、まさに「グリーン車」である。この車両、1990年頃に作られたもので、その頃のバブル時代にあった保養所のロビーのような、ちょっと古びた感じの雰囲気の車内である。
3列配列の座席は独立した座席で、王様気分である。

一人掛けのA席。シートピッチはゆうに120㎝以上はあると思われ、足を伸ばしきれる状態だった。この座席、海側に45度回転できることを道中に知って、感動した。ただし、座席の間隔と窓枠の配置が合っていないので、景色の悪い席もある。
リゾートトレインの嚆矢のような、古びているがゆったりした雰囲気の車内だった。

ちなみに、普通車指定席の車内(4号車)は、こんな感じである。4人掛けの海側の席に一人で乗って、相席だとしたら、ちょっとくつろげないと思う。こちらの客層は、一般の初日の出客、同性のグループ、夫婦など様々だった。

所定の時刻から10分遅れて、4:25分に電車が品川駅を発車した。

車内案内装置が故障しているとのことで、車両全体に案内放送が入らなかった状況だったが、整備員が2人乗っていて、道中で直ったようである。しかし、5号車のグリーン車に限りその放送が入らない。車掌さんが5号車のカウンターにあるマイクで別に案内をしていたが、そのマイクも調子が悪くてノイズが大きかった。(ロイヤルボックスには車内放送が入らない仕様かもしれないが、よくわからない。)

車両全体も老朽化が進んでいる印象で、特にグリーン車は整備の悪さと経年劣化した状態が現れていて、もう先が長くないかなと思った。

遅れを取り戻すために全速力で走っていたが、なかなか遅れが取り戻せずに、初日の出の時刻に間に合うのかなと気をもんだ。

片瀬白田駅でのおもてなし・初日の出鑑賞♪

そして、お楽しみの片瀬白田駅には、定刻から4分遅れて到着した。

初日の出を鑑賞するのに海岸線まで出るのには一旦駅を出るのだが、その通路では職員さんがあったかいコンソメスープをふるまっていて、それを飲んであったまることができた。初日の出鑑賞は基本寒いので、このようなホットサービスがあるとありがたい。

初日の出自体は駅のホームからでも見ることができて、ホーム上にも結構人が残っていた。
一般の乗客はやはり海岸線まで歩く人が多かったが、海岸線が人であふれる状態まではいかなくて、ゆったりと初日の出を楽しめた。

海岸からの眺めは、正面に伊豆大島、右手に利島と新島が見える風光明媚なものである。
海岸線に降りてきたときにはすでに空が白んでいて、6:51分に日が昇った。日が昇る方角だけ雲がかぶさっていて恨めしかったが、それでも7時前にはお日様を拝めたので、良しとしよう。

伊豆初日の出鑑賞号の終点伊豆急下田駅まで向かう

初日の出鑑賞が終わって、電車が止まっているホームに戻り、品川駅でよく取れなかった車体の写真を撮ってから座席に戻った。

定刻の7:16分に再び発車し、終点の伊豆急下田駅へ。片瀬白田駅で降りないで、終点まで乗り通す人が多かった。
発車してからすぐに、進行左手にある海岸線からの日が昇る光景が見事で、素晴らしかった。

終点の伊豆急下田駅には定刻に到着した。
そして、乗客は三々五々散っていった。南伊豆をバスで巡って東京に帰るのが良いかと思う。
東京まで帰るのが時間がかかり、伊豆急下田は遠いところだなと改めて感じた。

 
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