近鉄準環状経路乗り鉄(王寺駅→新王寺駅)

近鉄線の路線図を見ると、大阪府と奈良県の地域にかけて、電車に乗って一周できる経路が存在する。大阪府東大阪市の布施駅から奈良市の大和西大寺駅、橿原市の大和八木駅を経由して、布施駅に戻る経路である。さながら近鉄ランドである。

本ブログでも以前その環状経路を特急電車で一周した体験を紹介したのだが(記事のURLはコチラ)、その環状経路の中に実はもう1つ小さな環状経路があるように見える。

各駅停車の電車しか走らないかなり地味な経路なのであるが、奈良県王寺町の近鉄生駒線王寺駅から生駒駅、大和西大寺駅、田原本駅から近鉄田原本線の新王寺駅に戻る経路である。実質的には一周する経路であるが、王寺駅と新王寺駅は違う駅なので、厳密にいうと準環状経路として片道乗車する経路である。

逆U字型の経路を実際にきっぷを購入して時計回りに乗車してみたので、本稿ではその体験を紹介したい。

準環状経路の運賃ときっぷ

今回は、逆U字型の経路の繋がらない地点にあたる王寺駅から新王寺駅の片道経路として乗車し、片道乗車券を購入した。(途中、経路上の田原本駅と西田原本駅では一旦改札口を出て乗り換える。)

[王寺(生駒線)生駒(奈良線)大和西大寺(橿原線)田原本/西田原本(田原本線)新王寺] の経路で、全旅程46.5km、運賃750円の一周の旅である。(運賃は2019年9月現在)

750円分の金額式の乗車券でも乗車できると思われるが、途中改札口を出ての乗り換えがあり、トラブルも想定されたので、駅名が明記された補充券を作ってもらって乗車した。

今回の旅程の始点駅の生駒線王寺駅。特急券を発売している出札窓口がある。

王寺駅に掲示された運賃表。
橿原線西ノ京駅までしか運賃表示しかなく、以南の駅には新王寺駅からの経路を案内している。

終点駅の田原本線新王寺駅。王寺駅とすぐ近くにある実質的に同じ駅なのだが、改札口は別のそれぞれ別の駅である。こちらのほうは小さな駅で、出札窓口がない。

新王寺駅に掲示された運賃表では逆に、奈良線や生駒線の駅の運賃が表示されていない。

王寺駅ー新王寺駅をはさんで運賃が通算されるのかは今回確認できなかったが、少なくとも今回購入したきっぷで田原本駅ー西田原本駅では通算されることが分かった。近鉄線は乗車経路通りのキロ程で運賃が決まるので、このような運賃経路が存在することになる(布施ー大和西大寺ー大和八木ー布施の環状経路は例外)。

実際に乗車した!

実際に乗車してみたが、普通電車を4本乗り継いでの2時間弱の味気ない単純な乗り鉄になった。

1.王寺駅 → 生駒駅(生駒線)

各駅停車しか走っていない地味なローカル線である。
王寺駅から各駅停車の電車に飛び乗った。

ワンマン運転の生駒行きの電車である。

生駒山地のふもとを約30分走って、生駒駅に到着。
生駒駅は近鉄百貨店もある大きな駅だが、このきっぷでは途中下車ができないので、立ち寄ることができない、涙。

2.生駒駅 → 大和西大寺駅(奈良線)

大阪と奈良を結ぶ大動脈の路線の一部区間を準環状経路の一部として乗車。

急行奈良行き。3分の乗り換え時間で乗車。

大和西大寺駅には約10分で到着。

3.大和西大寺駅 → 田原本駅(橿原線)

橿原線も幹線だが、急行電車は30分間隔の運行なので、乗り換えに注意したい。田原本駅には急行が停車するので利用できる。

急行橿原神宮前行きに乗車。ここもわずか3分の乗り換え時間。

約17分の乗車で、田原本駅に到着。

田原本線の西田原本駅には一旦改札を出てから踏切を渡り、すぐのところにある。
きっぷは見せるだけで通過。この日は暑かったので、乗り換えの途中にあったローソンでアイスコーヒーを飲んで休息。

4.西田原本駅 → 新王寺駅(田原本線)

田原本線は橿原線とは分離された路線で、駅がちょっとだけ離れている。
西田原本駅の駅舎は簡素ながらも新しくきれいな建物だ。

ホームに上がってもローカル線なので、とても静かだった。

3両編成のワンマン電車が静かなホームにたたずんでいた。

新王寺行きの電車。

発車してから約20分で終点の新王寺駅に到着。あわただしく小さな旅は終わった。

 
スポンサードリンク

 

 
関連コンテンツ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です