東海交通事業城北線乗り鉄・きっぷ

愛知県春日井市にある勝川駅から名古屋市西区を経て、愛知県清須市にある枇杷島駅まで、名古屋北郊の地域を走る、城北線という11.2kmの路線がある。
この路線は、JR東海の子会社の東海交通事業という会社によって運営されているので、準JR路線という感じであるが、電化されておらずディーゼルカーが走るローカル感があるおもしろい路線である。

短い路線ながら、城北線がらみの乗車券類のバリエーションが多くて、紙鉄派にはきっぷ収集がおもしろい場所だと思う。

本稿では、東海交通事業が運営する城北線に実際に乗車した体験と、小田井駅にある本社できっぷを購入した体験を紹介したい。

城北線勝川駅へ

城北線はJR東海子会社の運営ということもあって、城北線と勝川駅と枇杷島駅で接続するJR線の連絡運輸が充実していて、多くのバリエーションのきっぷを購入することができる。
城北線には、JR中央本線で勝川駅に入って、乗り換えて乗車した。以下のマルス券はJR千種駅で購入したきっぷで、千種駅-(中央本線)-勝川駅-(城北線)-小田井駅という連絡運輸の乗車券である。8.5cmのマルス券で、自動改札機を通れる。ただし、城北線はワンマン運転で改札口がないので、あまり意味がないのだが。。。

城北線のきっぷは、小田井駅の近くにある東海交通事業の本社のほかに、JR中央線勝川駅のみどりの窓口でも購入できるのだが、勝川駅で実際に購入してみたら、12cmのマルス券だった(自動改札機を通れないサイズ)。

きっぷを買ってから、実際に城北線に乗り換えた。中央線の駅から徒歩で10分程度かかる場所にある仮の駅まで歩いていくと、高架の上にある駅舎・ホームが見えてきた。

階段の下にある城北線勝川駅の表示。時刻表が掲出されているが、日中は1時間に1本程度の運行で、ローカル線のような運行スケジュールである。

階段を登り切った先には、途切れた高架線が見える。体の不自由な人には利用が難しいように思える。

駅ホームの部分は単線だ。電化されていないので、架線がなくて抜けている。メンテナンスも頻繁ではないようで、でこぼこしたホームである。

勝川駅の駅名標、JR東海の子会社だけあって、カラーと文字のフォントのデザインが同一である。ただし、JRのロゴの部分がTKJの社章になっている。

城北線の列車に乗車!

乗車したのは、お盆明けの平日の朝の通勤時間帯で、ローカル線だと思っていた城北線にも、意外に多くの通勤客が乗車していた。

定刻の数分前に、折り返しの列車が到着した。
キハ11系300番台の1両編成単行の列車で、車内はクロスシート主体である。
中吊り広告が一般的な広告ではなく、城北線Facebookの告知なのが、ローカル線の趣だ。

高架複線の線路は高規格で、電車でなくディーゼルカーなので加減速が緩やかで、マイルドな乗り心地である。
ワンマン運転で、各駅に停車するたびに運転手がきっぷを集めている。

小田井駅で途中下車 ~きっぷ購入~

東海交通事業の本社があるのが、小田井駅のすぐそばにある小さな建物である。

鉄道部の表示があるので、あまり迷わずに済むと思う。
中に入って、1階の突きあたりできっぷを発売している。本当は朝9時からの営業であったが、知らずに8時台に行ってしまったのだが、この時は快く対応してもらえた。

きっぷは端末ではなく手売りであるのがミソである。
乗車券は片道補充乗車券の様式と補充往復乗車券の様式が設備されていて、連絡運輸の範囲の乗車券も購入できる。
筆者は、実際に使用する分として、枇杷島駅でJR東海道線に連絡して尾張一宮駅までの乗車券を購入してみた。用紙の地紋はJR東海のもので、日付は元号表記だった。

硬券の記念きっぷも発売していて、「城北線開運勝星きっぷ」を購入した。勝川と尾張星の宮の往復きっぷで、予算がなかったので大人用ではなく小児用のものをゲット。
地紋はJR東海のものではなく、同社オリジナルのものである。

再び乗車して枇杷島駅まで

小田井駅ではエレベーターで高架上のホームまで上がり、次の列車を待った。時間があったので線路を眺めたが、複線非電化の線路はいつどこで見ても重厚感があると思う。

列車に再び乗車してからは数分で終点の枇杷島駅に着いた。この駅では勝川駅と違って駅構内でJR東海道線と連絡していて、ラッチ内で乗り換えができる。

あっという間の乗り鉄だったが、愛知県内で唯一の非電化路線。名古屋市内でのユニークなローカル線体験だった。

 
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