「もっとTokyo」「しまぽ通貨」でおトクに東京島旅体験♪

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2020年10月から12月上旬にかけて、国による観光振興策「GoToトラベル」に加えて、東京都による都民のための都内観光振興策である「もっと楽しもう!Tokyo Tokyo」(本稿では「もっとTokyo」と表記)および東京島しょ部で利用可能なプレミアム付き旅行商品券「しまぽ通貨」を利用することができた。

それらの施策を筆者はフルに活用し、2020年12月に伊豆大島(東京都大島町)の観光を楽しむことができた。伊豆大島で1泊した旅館の基本宿泊代金は本来2人で24,600円だったが、上記の補助金を活用した結果、支払金額が5,990円まで下がり、GoToトラベルの地域共通電子クーポンが4,000円分付与されたため、実質1,990円であった。

本稿では、GoToトラベル地域共通電子クーポンおよびしまぽ通貨の使い方の手順、そしてこれらの補助金をフル活用した本旅行の詳細をご紹介したい。旅行の手配、現地での代金支払いについて、実際に旅行してどうだったかといった内容を含めたいと思う。

伊豆大島の観光スポット三原山

(注意)本稿執筆時点(2020年12月下旬)では、GoToトラベル、もっとTokyo、しまぽ通貨とも運用が停止しており、利用できないので、ご注意されたい。

「もっとTokyo」について

2020年10月23日から開始された都内観光促進事業「もっと楽しもう!Tokyo Tokyo」では、東京都民1人1泊当たり5,000円の定額補助が付与されるので(GoToトラベルと併用する場合)、おトク感から大変人気がある。

この事業規模は40万泊分で、都民1400万人に対しては微々たる規模である。そのため、割引の割り当てが大変少なく、予約の争奪戦となった。23区・多摩地域と島しょ部の割り当ては別立てになっている。そのため、島しょ部の予約は都内よりも比較的余裕があったように思われる。

「もっとTokyo」で旅館を予約

もっとTokyoの宿泊施設の予約が始まったのが、2020年10月23日14時。このタイミングでいくつかの予約サイトから予約が可能になったが、筆者はこの時点で情報不足で途方に暮れていた。

JTBおよびるるぶトラベルでは14時から予約が始まっていたのだが筆者はその情報を入手できず、16時過ぎにようやく入手できたのが島しょ部宿泊のクーポンだった。

急いで伊豆大島の旅館の予約を完了できたのだが、2人で1泊分の10,000円割引クーポンの割り当てがわずか25だったのには、その少なさに驚いた。

1泊2人での宿泊代金の総額が24,600円。そこからGoToトラベルの補助が8,610円分、もっとTokyoの補助が10,000円分で、支払額が5,990円であった。

そこからGoToトラベルの地域共通クーポンが4,000円分付与されたので、実質的な宿泊代金はなんと1,990円であった(地域共通クーポンはこの5,990円分の支払には使用できないのだが、別途使用した部屋の檜風呂代4,000円にそのまま充当した。現地で追加した別途払いの代金には地域共通クーポンが使用できる)。

しまぽ通貨の購入

しまぽ通貨とは、伊豆諸島及び小笠原諸島の主な宿泊施設や観光・飲食施設で使用できるプレミアム付きの旅行商品券のことである。8,000円分を1口として購入すると、東京都の補助であるプレミアム2,000円分が追加されて、10,000円分の価値がある代物である。1IDで8口まで購入が可能である。

10,000円分の内訳は、宿泊施設の現地払い分として使用可能な3,000円分と、加盟店であればどのお店でも使える7,000円分である。

あらかじめ本人認証を完了してからチャージする方法であるが、しまぽ通貨を利用するには、スマホとクレジットカードの所有が必要なので、利用できる人が限られてしまう。

宿泊代金を全額事前決済してしまうとしまぽ通貨を利用できなくなるので、現地払いで予約しよう。加盟店が思いの外少なく、しまぽ通貨を使用できるお店探しに苦労した。

しまぽ通貨を購入するには、しまぽ通貨のウェブサイトにアクセスして、まず最初に運転免許証などの公的書類をアップロードして本人認証を受ける。そうするとしまぽ通貨の購入が可能となるので、最大8口までクレジットカードで決済して購入する。

購入が完了すると、以下のメールが届く。表示されるページはパスワード保護がかかっていないので、表示されているURLが他人に知られないよう注意しよう。

しまぽ通貨のメイン画面には、チャージした金額の残高が表示されている。

伊豆大島へいざ出発!

伊豆大島行きの東海汽船ジェット船が出発する東京竹芝桟橋に朝7時半に着くために、近くの汐留のホテルに別途前泊した。このホテルでもGoToトラベルの補助が適用されたので、紙の地域共通クーポンが3,000円分付与され、伊豆大島のレンタカー料金に充当することができた(楽天トラベルで予約したため、紙のクーポン)。

東海汽船のジェット船はあらかじめ電話で予約しておいたので、乗船券売り場ではあらかじめもらった予約番号を告げて、乗船券を購入(ネットで予約した場合もここで乗船券の購入が必要)。

筆者は障害者割引運賃を適用させるため電話で予約したが、一般のネット予約であれば通常で20%割引が適用されるので、電話で手配する必要はない。

なお、同社のホームページには、夜行便の乗船運賃にGoToトラベルの割引を適用させるためには電話予約が必要と記載されているので、ご注意を。

レンタカーの支払は紙の地域共通クーポンで

伊豆大島に到着し、すぐにレンタカーを借りだした。前金での支払であったが、前夜汐留のホテルで受け取った紙の地域共通クーポン3,000円分を利用し、残額を現金で支払った(当該ホテルを楽天トラベルで予約したため、紙クーポンでの付与だった)。

伊豆大島のレンタカー、オンラインで手配できるのがトヨタレンタカーだけで、他の会社は電話予約が必要である。今回は閑散期の旅行だったので難なく予約できたが、繁忙期は予約が困難になると思われる。

品川ナンバーの軽自動車♪

レンタカーを借りて受け取った手書きの契約書にも、GoTo地域共通クーポン利用分の記載がある。

旅館での代金支払が複雑怪奇!

当日宿泊したのが、元町にあるホテル赤門さん。昭和の古い雰囲気の旅館だが、懐かしく温泉と食事を楽しめる。

ネットでは10畳の和室に夕食・朝食を付けて予約したが、この旅館には温泉檜風呂が部屋によっては付いていて、追加代金を支払うことで利用できることが分かったので、あらかじめ電話して希望を出しておいた。

旅館での夕食。海鮮料理ばかりでとてもおいしかった。アルコール飲料は宿泊代金とは別料金であるので、チェックアウト時の支払だった。

そして、チェックアウトで代金の精算。ネットで予約しておいた分の基本支払額が5,990円。この分はGoToの地域共通クーポンで充当できず、しまぽ通貨で充当した。

ドリンク代1,200円と入湯税300円が基本代金とは別で、しまぽ通貨と現金で支払い。

檜風呂の追加料金4,000円は現地手配の別料金のため、GoToの地域共通クーポンでの充当が可能だった。

GoTo地域共通クーポン4,000
しまぽ通貨7,000
現金490
合計11,490

旅館の領収書をご覧いただけると、話が分かりやすいだろう。GoToトラベルともっとTokyoの補助金の合計が、記載されている18,610円分である。

GoTo地域共通電子クーポンの使い方

旅館にチェックインした日の15時になってから、電子クーポンを表示させることができた。今回旅館を予約したJTB(るるぶトラベル)では、紙クーポンではなく、電子クーポンで付与される。

電子クーポンを使用するには、QRコードを読み込めるカメラが付いているスマートフォンが必要である(スマホを持っていないと利用できないのが問題)。

15時に電子クーポンの予約サイトにアクセスし、旅行会社から教えてもらった「旅行業者等ID」「予約番号・受付番号等」「初泊の都道府県」を入力する。

現在はSMSメッセージでの認証が必要なので、認証コードを確認できる任意の電話番号を入力する。

通知された認証コードを入力する。

すると、残額が表示された電子クーポンが使用できるようになる。

次に、表示されたクーポンを使う時の操作方法をご説明したい。筆者は、宿泊した旅館で追加で発生した檜風呂の使用料金として、4,000円分を電子クーポンで支払った。

使用する金額を千円単位で指定してから、[クーポンを利用する]をタップすると、以下のクーポン画面が表示されるので、店舗や施設にあるQRコードをスマホに読み込ませる。

店舗・施設名が表示されるので、間違いなければ引換済みにする。

以下のような引き換え済みの画面が表示したら、支払が完了となる(画面の下に「Exchanged」と表示される)。

使用したクーポンの履歴を表示させることができる。使った内容の確認に便利だろう。

しまぽ通貨の使い方

しまぽ通貨の残額3,000円分は、現地でのランチ代として利用した。ここで、しまぽ通貨を実際に使う時の画面遷移を簡単にご紹介する。

しまぽ通貨のトップ画面から以下の画面を表示させ、

使いたい金額を千円単位で入力し、[利用する]をタップする。

店舗・施設の人に電子スタンプを押してもらうための画面が表示されるので、この画面でスマホを店員さんに預ける。

電子スタンプが押され、支払済みになると、赤いスタンプが押される。お店の人には[確認しました]をタップしてもらう。

使用するたびにメールで通知がくるし、以下のご利用明細画面でも使用履歴を確認できるので、安心である。宿泊施設用しまぽ通貨の明細画面は、以下のとおりである。

宿泊施設以外のどの加盟店でも使用できる分の画面は、以下のとおりである。

施策を重ねて利用可能な点がミソだが

今回の旅行で利用した旅行補助である「GoToトラベル(本体35%)」「もっとTokyo」、「GoTo地域共通クーポン(15%)」と「しまぽ通貨」が重複して適用になったのが、とても大きかった。

複雑だったが、旅館の代金は、これらすべての施策が適用されている。宿泊代金のGoToトラベルともっとTokyoの割引、およびもっとTokyoの補助としまぽ通貨での現地払いが併用可能な点を覚えておかれると良いかと思う。

ただし、GoTo地域共通クーポンでも電子クーポンの場合、スマートフォンがないと利用できない点と不正を働かれる懸念がある点が問題である。

また、東京都のしまぽ通貨もスマートフォンとクレジットカードが必要であり、加盟店も少ないので、利用できる場面がかなり限定されてしまう点が大きな課題であろう。

特定のデバイスや決済手段に頼ることなく、だれでも気軽に利用できる媒体を使うような制度設計が望まれるかと思う。

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