185系踊り子13号ラストラン乗車体験

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2021年3月のダイヤ改正の前日である2021年3月12日(金)には、東海道本線を走る特急列車「踊り子号」のうち、最後まで運行されていた185系電車が引退するのに伴い、ラストラン列車が走った(現在はリニューアルされたE257系電車で運行が継続されている)。

当日はテレビの報道で185系電車の引退が大きく取り上げられたが、筆者もたまたま踊り子号に乗車して伊東温泉まで出かける機会があり、日付が一致したので下りのラストラン列車である踊り子13号に乗車した。本稿では、3月12日の踊り子13号に東京駅から途中の伊東駅(静岡県伊東市)まで乗車した体験を読者の皆さまにレポしたい。

ラストラン踊り子13号のきっぷ購入

ラストランとなった当日の踊り子号には、指定席の他に自由席の設定があったが、えきねっと限定の「トクだ値」(前売割引料金)の方が運賃・料金が安価になったため、普通車指定席を取ることとした。

東海道線特急踊り子号には従来、えきねっと限定のトクだ値料金が存在せず、所定運賃・料金で割高感があったが、2020年後半より当該料金が新たに設定されて、前売購入すれば割安に乗車できるようになった。

ラストラン列車が走った3月12日には、通常の割引率のトクだ値料金の他に、50%割引のトクだ値スペシャル料金が設定されていたので、筆者も乗車1か月と7日前の事前予約に臨んだ。第1希望としたトクだ値スペシャル料金は瞬殺だったようで、筆者はあいにく取れなかったが、お先にトクだ値の30%割引の料金で取ることができた。金額は2,930円で、50%引きでなくても従前よりはかなり割安に踊り子号に乗車できるようになったのはうれしいことである。

なお、踊り子号を含む在来線特急のきっぷについては、えきねっとで予約したトクだ値料金のものは、あらかじめ紙券を指定席券売機などで受け取っておく必要がある。紙券の場合、乗車距離によっては、東京山手線内発になる(特定市区内制度が適用)。

東京駅がすごいことになっていた!

13号:東京駅 12:00分 →(東海道線・伊東線経由)→ 伊東駅 13:45分
※ 列車の行先は伊豆急下田・修善寺駅行き

乗車当日の2021年3月12日、筆者は11:30分頃に東京駅の9番線ホームに入った。階段を上がったところには、フジテレビの報道クルーが中継していて、この列車を待ち受ける人たちがすでにホーム上に入っていて、かなり混雑していた。

列車の行先表示版、ラストランの特別仕様になっていて、185系電車の車両が表示されていた。

また、「お疲れさま185系、そしてありがとう!」という表示が出てきて、JR東日本東京駅のスタッフの情熱の高さを感じられた。

列車出発の17分前に、回送列車として田町駅方から9番線ホームに入線してきた。列車を撮影しようとする多くの人たちで混雑していて、お祭り状態で他の人が大きく映りこんでしまった。

筆者は列車が入線した時、修善寺駅行きの11号車と伊豆急下田駅行きの10号車の間にいて、先頭車同士が連結されている部分を撮影できた。踊り子号のイラストのヘッドマークが見られるのが最後になってしまった。

車両側面の伊豆急下田駅行きの自由席の行先表示。踊り子号に自由席があるのも、この日が最後だった。

修善寺駅行きの自由席もしかりである。

1号車の先頭部に行って、写真撮影を試みたが、すでに大お祭り状態で、人々でごった返していて撮影どころではなかったが、その様子はこんな感じであった。

普通車指定席に乗車!

筆者が乗車したのは、2号車の指定席。緑地の「指定席」の表示がアナログ感ばっちりで、懐かしい感じである。

普通車の座席。特筆すべきものではないが、すでに多くの鉄道ファンたちが乗車していた。普段は空いていると思われる列車も、このラストラン列車に限っては鉄道ファンの男子で満員で、独特の雰囲気があった。

定刻に列車が発車。東京駅では拍手でラストラン列車を見送りましょうということで、発車時に大きな拍手が聞こえた。車内放送に鉄道唱歌のチャイムが鳴って、これも懐かしさ満点だった。

この列車をNHKのヘリコプターが追跡していたようで、車内からネット中継の画像を見ていて不思議な感じであった。途中の熱海駅では伊豆急下田駅行きの編成と修善寺駅行きの編成が切り離されたが、その連結部分には規制線が張られていて、入れないようになっていた。筆者は途中の伊東駅で下車したが、多くの鉄道ファンたちが終点の伊豆急下田駅まで乗車したようである。

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