筆者のお気に入り、仙台銘菓の「萩の月」。
仙台地区でしか販売されていないと思い込んでいましたが、最近は都内のスーパーやデパート、駅の催事でも販売されているのをよく見かけるようになりました。
催事で販売されるのが、ひとつづつの個装ではない、簡易箱。自宅用に化粧箱が付いていても仕方ないので、まとめて入っている簡易箱は重宝します。
お膝元の仙台駅でも、萩の月の簡易箱がいつでも入手できるようになっています、しかし、売店によって、簡易箱の萩の月が売っている箇所と売っていない箇所があります。
この記事では、「萩の月」が簡易箱で販売されている箇所について探りたいと思います。紙資源節約のエコパッケージという点でも、注目していいかと思います。
萩の月の化粧箱と簡易箱について

仙台銘菓の「萩の月」はお土産用として重宝されているお菓子です。そのため、基本的には1箱に複数入ったまとめ売りが基本です。
カスタードクリームが柔らかいスポンジで包まれている、非常にデリケートなお菓子です。それで、真空包装の上に、中箱や外箱があり、過剰包装にさえ思えるような厳重な包装です。
● 化粧箱
やわらかい中身を保護するため、ひとつづつ中箱で個装した上に、さらに外箱で包装されています。中箱のデザインがしっかりしているので、「化粧箱」と呼ばれています。進物用や会社へのお土産用に適しています。
1パッケージにつき、中身が10~20個入りの商品が中心です。
● 簡易箱
個装している中箱を省略し、外箱の中に直接中身が入っています。紙資源の無駄がなく、値段もいくらか抑えられているので、自宅用にいただくには重宝します。
1パッケージあたり、5個入りか10個入りかのいずれかがあります。
首都圏のスーパーや駅催事で簡易箱を入手!

2016年3月に東京都内のスーパーでやっていた催事で購入したのは、化粧箱に入った立派なパッケージではなく、簡易箱という個装なしのパッケージでした。この時、初めて簡易箱の存在を知りました。
その後、大宮駅の東北フェア催事などでも、簡易箱で発売されているのを多く見かけます。そのたびに、筆者も1パッケージか2パッケージ分購入しています。
逆に、催事場では、化粧箱で売られているのを見たことがありません。販売店によって販売されるパッケージが色分けされているように思えます。
単価はあまり差がない

ここ最近、萩の月の値上がりが頻繁にあるため、詳細な単価を記事に載せることができません。1個当たりの単価が、おおまかには200円(税込)、化粧箱だと単価がそれよりも30円くらい上がります。
したがって、パッケージによって価格が大きく違うということはなく、包装にかかるコストが上乗せされている程度と考えてよさそうです。
萩の月の簡易箱を開けてみると、中箱なしに中身がそのまま入っています。中身のビニール包装は化粧箱版と何ら変わりがなく、一定期間日持ちがします。
仙台駅売店での販売状況

進物用の化粧箱パッケージは、仙台駅2階コンコースにあるJR経営の駅売店で段積みで販売されています。簡易箱は扱っていないとのことでした。
地下1階のエスパルにも、三全さん直営の売店があり、そこでは簡易箱パッケージも販売していました。1パッケージあたり、5個入りと10個入りの2バージョンあります。
仙台駅以外でも、三全さんのお店であれば簡易箱パッケージで販売されているようです。また、三全さんのオンラインショップでも、簡易箱の取り扱いがあります。
会社へは化粧箱パッケージ、自家消費は簡易箱パッケージを

会社への進物で一人一人に配るのであれば、個装での化粧箱版が適当だと思います。しかし、自分の家で自家消費する程度であれば、この簡易箱でも十分ではないかと思います。
レジ袋も有料化されるご時世なので、包装が簡易なのはエコパッケージとして歓迎されることと思います。
参考資料 References
● 菓匠三全ウェブサイト

改訂履歴 Revision History
2016年3月06日:初稿
2022年12月13日:第2稿
2023年02月13日:第2稿
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