「リゾートしらかみ」号|乗車体験《くまげら編成キハ48》【2016年版】

リゾートしらかみ号くまげら編成ロゴ 東北・北海道

この記事は、JR東日本の観光列車「リゾートしらかみ」2号に乗車した時の指定席券の購入方法および実際の道中について、2016年5月当時の筆者の体験を綴った古い記事です。

この時乗車した車両は、キハ48の「くまげら」編成でした。この車両の設備を中心に、詳しい情報をこの記事に残しました。

2006年に投入され、2022年現在も現役で使用されている「くまげら」編成に関する情報についてはこの記事も参考にしていただけますが、「リゾートしらかみ」号の全般的な情報に関しては、以下の2022年版新記事をお読みください。

ここからは、初稿執筆時の記事を修正せずにそのまま掲載してあることをご了承ください。

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2016年GW時期に「リゾートしらかみ」号くまげら編成に乗車!

ゴールデンウィークに行った大乗り鉄大会の経路の一部に五能線が含まれており、その際にリゾートしらかみ号に乗車する機会を得た。

首都圏から遠い場所にある路線なので、なかなかアクセスしにくい場所で乗車チャンスがないのではないかと思われる。

今回乗車したのは、青森駅始発の2号秋田駅行きで、乗車時間が5時間を越える長丁場のリゾートトレインである。道中、エンターテインメントもあって、旅行商品の素材としても十分に使えるかと思う。

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「リゾートしらかみ」2号の概要

2号:青森駅 8:10分 →(奥羽本線、五能線経由)→ 秋田駅 13:27分

他のほとんどのリゾートトレインは、車両が1編成だけであるが、リゾートしらかみ号に使用される車両は3編成ある。

その内、ハイブリッドエンジンの最新車両なのが、青池編成で、他のくまげら編成と橅編成は、既存のキハ47系の改造車で年数が経っている。橅編成は、JR東日本秋田支社のホームページによると、2016年夏にハイブリッド車両に置き換えられた。

今回乗車したくまげら編成、リゾートしらかみ号の3編成の中では、経年劣化が最も進んだ車両に当たっている。

リゾートしらかみ号乗車証明書
JR東日本秋田支社 リゾートしらかみ 乗車証明書

五能線の沿線には日本海の海岸の他、世界自然遺産である白神山地などの豊富な観光資源を有する土地柄である。したがって、一ローカル線であるながら、多くの観光客がやってくる。

どの編成が何号の列車に割り当てられるかは、上記のホームページ上に情報があるので確認されたい。また、JR東日本秋田支社が発行するパンフレット、「五能線の旅」が近くの駅で入手できれば全情報が載っているので話が早い。

夏以降は新車両の橅編成一押しであるが、青池編成も快適なはずである。

五能線の旅パンフレット
JR東日本秋田支社 五能線の旅 パンフレットより引用
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指定席券の購入

この列車は快速列車だが全車指定席なので、乗車券の他に指定席券が必要になる。編成ごとに席番表が異なるので、注意が必要である。編成で中間のコンパートメント、ボックスシートの両数が異なったりするので、予約が一筋縄ではない。

秋田行きの2号の場合、津軽三味線の演奏が最前部の4号車で行われるので、4号車の前のほうの席を取ることをお勧めする。しかし、これが知られているのか、4号車の前のほうは1か月前時点で争奪戦で、結局後ろのほうしか取れなかった。

三味線の演奏は、スピーカーを通して全車両聞こえるのでそれでよければ4号車にこだわらなくてもよい。

リゾートしらかみ号指定席券

列車の車内では、JR東能代運輸区の職員が制作した、五能線ガイドブックという冊子をもらうことができた。沿線の車窓風景などの案内があるので役に立つのだが、事前にもらえたらなぁと思う。

五能線ガイドブック
JR東日本東能代運輸区 五能線ガイドブック
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実際に乗車した

さて、実際に乗車してみよう。

朝の青森駅に列車が入線してきたのは、発車15分前の7:54分であった。JR東日本エリアのリゾートトレインにしては入線が遅いのだが、青森駅から乗車する人がそれほど多くなかったので余裕があった。

リゾートしらかみ号くまげら編成青森駅にて

くまげら編成、少々経年劣化していることが分かる。

リゾートしらかみ号くまげら編成青森駅にて

4号車の車内である。他のリゾート系のリゾートトレインと同様、シートピッチが1200mm前後の快適で余裕のある足元である。5時間以上の汽車旅には楽で助かる。

この日の乗客は外国人乗客が多かったのが印象的である。JR東エリアの列車は外国人がそれほど目立たないのだが、この列車は北海道が近いこと、世界遺産の白神山地があることがその要因ではないかなと推測する。

普段は満席になるはずがないこの列車も、ゴールデンウィーク中ということもあって、満席だった。

リゾートしらかみ号くまげら編成普通車

2号車のコンパートメント席はボックスシートだが広く、指定席券もオープン車両と同額なのでプライバシーが保てていいかもしれない。

リゾートしらかみ号くまげら編成コンパートメント座席

列車は定刻に発車して、途中新青森駅と弘前駅で乗客を拾ってから、五能線に向かう。この列車、列車の進行方向がたびたび変わる列車で、途中、弘前駅から川部駅は進行方向逆向きに走り、東能代駅でも進行方向が変わり、座席の方向を転換する。

弘前までの区間と、五能線の五所川原駅までは晴れたので、岩木山の眺めが素敵だった。

リゾートしらかみ号くまげら編成からみる岩木山

川部駅から五能線に入るが、駅にはその標識が置いてあった。

五能線終点駅

いよいよエンターテイメントが始まった

五所川原駅で演奏者が乗りこんできて、津軽三味線の演奏が始まった。鯵ヶ沢駅までの約20分間の演奏だったが、何もない区間をこのようなエンターテイメントで埋めるのはよい企画だと思う。郷土色も満点である。

数あるリゾートトレインでも、車内で生演奏を楽しめる列車はレアだと思う。

途中、千畳敷駅で下車しての海岸散策タイムがあってから、途中の深浦駅が近づくと、海岸の絶景が見えてくる。

五能線車窓から眺める日本海

深浦駅では、ハイブリッドエンジンの新車と置き換わる前の橅編成とすれ違った。

リゾートしらかみ号ぶな編成
リゾートしらかみ号ぶな編成ロゴ

その先、十二湖駅で外国人旅行者を含む多くの乗客が降りて、車内が若干静かになった。秋田県内に入ると地味な風景が終点の秋田駅まで続く。

東能代駅には、五能線の起点標識があった。

五能線起点駅

東能代駅から秋田駅までの約1時間は特に何もない沿線をひた走るだけで、一般客も乗車してきた。秋田駅まで時間がかかったが、快適で疲れをあまり感じない乗り鉄だった。

首都圏から日帰りするのは厳しい列車で、それゆえ客層が若干違った列車だった。まとまった時間が取れたら、この列車をルートに組み入れるのはいかがだろうか。

改訂履歴 Revision History

2016年5月08日:初稿

2022年5月07日:初稿 修正・加筆

2022年5月08日:初稿 アイキャッチ変更

2022年5月18日:初稿 修正

2022年6月22日:初稿 修正

2022年12月14日:初稿 修正

2023年3月31日:初稿 修正

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