2016年6月にJR四国管内の乗り鉄をした際、現地の多くの駅で次のようなポスターを見かけた。マルス券風の緑色の券面に記載されている内容が妙に怖く、筆者の印象に残った。
「不正乗車→処罰」
内容自体は正当ではあるけど、乗客に対して威圧的なポスターだと筆者は感じた。今まで見たことのないような強烈なビジュアルのポスター。乗客に対して敵意丸出しで、明らかに不快感を覚えるようなものである。あまりに強烈なので、ネット上に残すべく、この記事に投稿した。
なにか感じが良くない
このような警告のポスターや掲示は、首都圏ではあまり見かけないせいもあって、四国で見た時には余計に強烈に感じた。
JR四国職員の旅客に対する接遇や笑顔のなさ、車掌が無人駅きっぷ回収に躍起になるあたりが、筆者個人的にはこのポスターの意図に通じるところを感じてしまう。
つまり、乗客を顧客と扱わず、犯罪予備軍くらいに見ているところに憤りを感じる。自分の中では、このポスターの悪い印象が残ったために、JR四国に対する印象が悪くなった。
不正乗車がいけないのは言うまでもないが。。
まあ、首都圏と比べたら自動改札機の普及度合いがまるで違うが、ここまでしないと不正乗車を啓発できないものだろうか。
きっぷをしっかり買って乗車している大多数の乗客にとっては、明らかに不快である。
JR四国管内の駅には自動改札機がほとんどなく、展開が中途半端な印象を否めない。やり方次第によっては、キセル乗車がやり放題にもなりうる。そんなことで神経をとがらせているのは、筆者も理解するところである。
自動改札機導入は本来、地域全面展開した上で入出場チェックを厳しく行わないと、不正乗車の温床、踏み台にされてしまうと筆者は危惧する。
改訂履歴 Revision History
2016年7月18日:初稿
2022年12月16日:初稿 修正
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