新潟県内のJR線を走る観光列車、「越乃Shu*Kura」(こしのしゅくら)号。2014年から運行が始まり、現在では観光列車の中でも定番となっています。
上越妙高駅(新潟県上越市)と十日町駅(新潟県十日町市)/越後湯沢駅(新潟県湯沢町)/新潟駅(新潟市中央区)との間を約4時間で結びます。
移動のためではなく、あくまでも列車の車内で越後の地酒(日本酒)とジャズを楽しむための大人向けの観光列車です。
そんな「越乃Shu*Kura」号には、2015年に初めて乗車しましたが、2016年に改めて乗車する機会を得ました。
本稿では、2016年当時「越乃Shu*Kura」号の車内で披露されていたジャズの生演奏の様子がどんなだったか、そして、車内でふるまわれた地酒についても記録として残したいと思います。
「越乃Shu*Kura」号の3号車一般座席についてのきっぷの買い方や値段など、細かな情報については、筆者が更新した別の最新記事(↓)を参照してください。
2016年9月「越乃Shu*Kura」号に乗車♪

十日町駅 14:50分 →(飯山線、上越線、信越本線、えちごトキめき線経由)→ 上越妙高駅 18:36分
列車に乗車のは、9月の三連休の最終日でしたが、3号車の一般座席が満席ということはありませんでした。

この時は、車掌が乗車記念のポストカードをくれました。2015年に乗車した時にも、2021年に乗車した時にもなかったもので、一時的だったのかなぁと思います。
「越乃Shu*Kura」号が発車するJR飯山線十日町駅には、早めに到着しました。JR飯山線の駅舎と北越急行ほくほく線の駅舎があるので、間違えないようにしたいところです。
車内の様子(2号車イベントスペース)

列車が始発の十日町駅を発車する前の、2号車イベントスペースの様子です。日本酒の樽をイメージしたと思われるイベントスペースには、まだ他の乗客がいませんでした。

同じく2号車にある売店。「飲み比べセット」や利き酒、弁当類はこの売店で購入することができます。おちょこなどのオリジナルグッズもいくつか売っていますが、お値段もそれなりにします。
ジャズタイム&日本酒三昧♪

お楽しみのジャズ生演奏タイムが、列車が出発してからの道中で2回ほどありました。演奏は車内のスピーカーを通して流れないので、2号車まで聴きに出かける形です(乗車する日によって演目が変わることを留意してください)。

日本酒を飲みながらのジャズ鑑賞は、まさに大人のためのバーさながらでした。

2016年当時の利き酒のメニューです。おちょこ1杯程度の5つの銘柄の地酒が、当時100円から300円の価格帯で提供されていました。

そして、無料で楽しめるふるまい酒。この日は、長岡駅発車後に2回ほど席まで回ってきて、ふるまってもらえました。この日の銘柄は、「越乃寒梅」と「君の井」でした。

途中の青海川駅(新潟県柏崎市)では、20分ほど停車。歓迎の垂れ幕が掲げられていました。乗車した9月後半では、日没には少し早い時間でした。10月の三連休前後の日には、この駅で日没を眺められるものと思われます。
改訂履歴 Revision History
2016年10月09日:初稿
2017年5月26日:初稿 修正
2022年5月13日:初稿 再構成
2022年5月18日:初稿 修正
2022年6月22日:初稿 修正
2022年12月28日:初稿 修正
2023年4月06日:初稿 修正
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