フルーツピークスのスイーツを首都圏でも【改訂版】

フルーツピークス外箱 フード

JR東日本の駅ナカ「エキュート」などで見かけるスイーツ屋さん「フルーツピークス(fruits peaks)」。

筆者が「フルーツピークス」さんを知ったのは、福島県内を走るカフェ列車「フルーティアふくしま」号に初めて乗車した時でした。列車で出されたメインのスイーツが「フルーツピークス」のタルトで、2切れいただきました。列車に乗車した当時、このお店の名前は「ルヴェルジェ」でしたが、すぐに「フルーツピークス」に変わりました。

このお店のタルトを初めていただいた際、フルーツのジューシーさが際立っていて、印象に残りました。フルーツピークスのスイーツを自宅でもいただけないかと思いましたが、JR東日本の駅ナカにお店が出店していることを知ってから、筆者もとりこになっています。

フルーツピークスを営業しているのは、果物屋である「青木商店」さんです。2024年で創業100年を迎えるとのことで、長い間支持されているのが分かります。

この記事では、福島県郡山市に本店がある「フルーツピークス」さんで買えるスイーツのうち、タルトやパニエのいくつかを紹介します。店舗展開は福島県内が中心で、首都圏には店舗がまだまだ少ないです。そんなわけで、知名度は決して高いとは言えませんが、季節のフルーツがふんだんに入ったスイーツの、クオリティの高さをお伝えできればと思います。

フルーツがみずみずしく、満足できる食感です!

筆者がフルーツピークスさんのスイーツに初めて出会った「フルーティアふくしま」号乗車時のようすは、以下の記事を参照してください。

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フルーツピークスのスイーツを買う【首都圏の店舗展開】

フルーツピークスロゴ

福島県郡山市が元々の本拠地ということもあって、フルーツピークスさんの店舗は福島県内が中心です。首都圏では以前デパートにも出店していましたが、現在はJR東日本の駅ナカを中心に数店舗展開されています。

● つくば店(茨城県つくば市)

● エキュート大宮店(さいたま市大宮区)

● グランスタ東京店(東京都千代田区)

● プレミアム新宿店(東京都新宿区)

● エキュート日暮里店(東京都荒川区)

つくば店を除き、JR東日本の駅ナカです。お店で買い物するには、これらの駅を通る乗車券か入場券が必要です。

他には、「フルーツショップ青木」名義で、東武百貨店池袋店内(東京都豊島区)に店舗があります。従前、東京都内でなかなかアクセスできなかっただけに、都内出店は筆者にとってもうれしいことです。

店舗展開の最新の状況については、「フルーツピークス」さんの公式ウェブサイトを確認してください。商品の地方発送がないため、店舗がない遠方では残念ながら利用しづらいです。

筆者が初めて首都圏内で立ち寄ったのは、大宮駅の駅ナカ「エキュート大宮」にあるお店でした。息長く営業を続けているお店で、筆者もよく利用しています。

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きらやかなショーケースからスイーツを選ぶ

フルーツピークス

持ち帰り専用の各店舗は駅ナカにあって人気があり、商品を買う人でにぎわっています。お店にはショーケースがあって、中には出来立てのスイーツが並んでいます。フルーツがきらびやかで、どれにしようか迷います。

商品には、一切れ単位のフルーツタルトやケーキ、パニエ(フルーツが入ったゼリー)の他、ホールタルトやホールケーキもあります。

春夏秋冬の新鮮なフルーツがふんだんに使われていて、見た目が華やかです。お値段が張るので筆者はホールタルトを買ったことがなく、一切れ単位でいろいろな商品を買って帰ります。

クリスマスシーズンにはクリスマス限定の商品を予約注文でき、新年には整理券配布にて福袋も販売されます。

フルーツピークスポイントカード

フルーツピークスさんで商品を買うと、全店共通のポイントカードをもらえます。有効期限がなく、誕生日のある月の割引やたまったポイント数に応じた割引もあって、リピートするモチベーションが上がります。

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タルトとパニエをお持ち帰り♪

フルーツピークス紙袋

エキュート大宮の中にある店舗にて、タルトとパニエをひとつづつ買って、お持ち帰りしました。乗降客数の多い大宮駅の中の人目に付く場所にあって、お客が一人買っていれば、後から他の客が何人も続くような人気あるお店です。

定番商品の他に季節入れ替わりの商品や期間・店舗限定の商品もあって、飽きることがありません。

フルーツピークスパニエとタルト

今回買って帰ったのは、エキュート大宮限定の「とちおとめのイチゴクリームタルト」と定番の「フルーツピークスのパニエ」の二つでした。売れ行きが良く、どちらもラスイチで売り切れ寸前でした。冬場は、いちごや柑橘類が入った商品が多いです。

持ち帰る時間に応じて、保冷剤を入れてくれます。近所住まいではなくても、安心して持ち帰ることができます。買う分量が少なくても、きれいな紙袋や箱に入れてくれるので、持ち帰るのが楽しみです。

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箱を開けるのがワクワク!

フルーツピークス外箱

商品が入っている箱には、消費期限が表示されたシールが貼ってあります。その日付が購入当日までなので、日持ちはしないと考えた方が良いです。

フルーツピークスパニエとタルト

この写真のサイズの箱には、一切れ物の商品がちょうど二つ入ります。このサイズの箱が「フルーティアふくしま」号の車内で提供される箱と同じサイズで、懐かしさを覚えます。

パニエは、透明のケースの中に入っています。

本当は、発売されている商品の種類がもっと多いですが、当日の売れ行きによって、持ち帰れる商品の種類が限られるかと思います。

フルーツのジューシーさが口の中に広がる

自宅に商品を持ち帰り、さっそく賞味。

フルーツピークスタルト

期間限定、かつエキュート大宮限定販売の「とちおとめのイチゴクリームタルト」には、いちごがふんだんに入っています。とてもシンプルですが、ひとつひとつがとてもしまっていて、食べ応えがありました。美味しいのはもちろん、見た目で楽しませてくれます。

フルーツピークスタルト

違うアングルにて。持ち帰る際の振動で、クリームが型崩れしてしまいました。。。

フルーツピークスのパニエ

そして、定番商品の「フルーツピークスのパニエ」。

色とりどりのフルーツが入っていて、見栄えがします。定番商品でありながら、季節によって入っているフルーツが変わるようです。今回は真冬に買いましたが、中身はいちご、ブルーベリー、りんご、オレンジ、パイナップルで、それぞれカットされてます。

いちごの実がしまっていて、オレンジはジューシーで、フルーツ本来のみずみずしさがそのまま残っています。フルーツを包んでいるゼリーそのものの、プルンとした食感も満足できます。

バレンタインデー仕様のタルト

フルーツピークスミロワールショコラ

毎年2月のバレンタインデーの時期には、ショコラ系のタルトがいくつか見られます。

今回いただいたのは、「ミロワール・ショコラ」。イチゴと金柑、チョコレートケーキがタルト生地に乗っかっている形です。フルーツピークスさんの商品の多くがフルーツのみずみずしさを味わうものですが、これはチョコレートケーキそのものを味わえます。

多くの種類のパニエを味わう

フルーツピークスのパニエ

以前、真夏にもパニエを二つ買いました。季節ごとにフルーツが違うことが分かります。

写真左上は「シャインマスカットのパニエ」。

かなり大粒のシャインマスカットには種がなく、食べやすくなっています。マスカットを口の中に含むと、ジューシー感がしゅわっと伝わってきて、フルーツ本来のうまみを感じることができます。ゼリーはあまり味がなくて、あくまでもフルーツが主役です。

右下は、先ほどお話しした「フルーツピークスのパニエ」。

同じ商品でありながら、真夏に買ったものは真冬のものと内容が若干違います。真夏には、黄桃、オレンジ、ピンクグレープフルーツ、大粒のぶどう、りんごやパイナップルなどが入っていました。やはり、フルーツのみずみずさが感じられました。リンゴはサクサクしているし、オレンジはジューシーで、フルーツ本来のうまみがそのまま残っている感じです。

もっと買ってみた♪

フルーツピークスタルト

フルーツピークスのスイーツ、本領はフルーツタルトです。定番商品の「雪月果」を買いました。

いちご、ブルーベリー、マスクメロン、グレープフルーツ、黄桃、パイナップルなど色とりどりの果物が、タルトとカスタードクリームの下地の上にふんだんに盛られています。フルーツがゼリー状のものに包まれていて、果物のみずみずしさを守ってくれています。カスタードクリームとフルーツの果汁が口の中で混じって、絶妙なハーモニーを味わえます。

フルーツピークスパニエ

「ミックスベリーのパニエ」も賞味。真冬らしく、色合いが赤いので、クリスマスやバレンタインの進物にも利用できるかと思います。

パニエの中身は、赤いいちごとラズベリー、そしてブルーベリーと、赤一色です。若干アクセントが欠けているものの、品の良さが出ています。いちごやラズベリーの風味が、ゼリーにうまく守られている形です。

首都圏や各地にも広まってほしい

フルーツピークスの店舗

福島県といえば、2011年に発生した東日本大震災が思い出されます。災害後の風評被害やいじめなどのニュースには、心を痛めました。この商品のように、福島県発の優れた商品があることが、広く伝わってほしいと思います。

熟した新鮮フルーツを扱うためにロジスティックスに課題があり、商品を展開できる地域が限られると思料します。フルーツを扱う技術が進めば、より広域で楽しめる味になるかもしれません。

華やかなショーケースを見ながら商品を選び、紙袋で持ち帰り、ポイントカードにスタンプが増えていくワクワク感を味わっていただきたいです。

参考資料 References

● フルーツピークス 公式ウェブサイト 2023.01閲覧

果物屋さんのフルーツタルト フルーツピークス
果物屋さんのフルーツタルト フルーツピークス

改訂履歴 Revision History

2017年11月23日:初稿

2020年10月11日:初稿 加筆・修正

2023年01月15日:第2稿

2023年02月13日:第2稿 加筆

2023年4月07日:第2稿 修正

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