2020(令和2)年2月、きっぷ鉄には心躍る月だったことと思います。
筆者も、令和2年2月2日と令和2年2月22日、日付の数字が「2」だけのゾロ目になる「ニャンニャンニャンの日」に合わせて、硬券収集に出かけてみました。
この記事では、埼玉県の秩父鉄道、千葉県の流鉄、そして神奈川県の相模鉄道にて入手した2の日並びの記念乗車券・入場券と硬券乗車券・入場券の写真をご覧いただきたいと思います。
令和2年2月2日@秩父鉄道
2月2日に最初に出かけたのは埼玉県の秩父鉄道です。羽生駅から熊谷駅を経由して、寄居駅まで乗車し、記念乗車券と硬券の乗車券・入場券を入手しました。

最初に、記念乗車券。
ソシオ流通センター駅から寄居駅までの片道きっぷで650円、2月22日まで有効のきっぷでした。日付の「2.2.2」は手作業でダッチングが入っていて、味がある1枚です。

羽生駅から乗車。硬券入場券と最低区間新郷駅行きの乗車券です。
秩父鉄道では、日並びの日に限って、日付の表記を西暦ではなく、和暦で表記した硬券が発売されました。この券面の日付も「2.2.2」です。

熊谷駅で下車し、入場券と乗車券を購入。
矢印式乗車券の行き先は、ひろせ野鳥の森駅とソシオ流通センター駅行きです。

寄居駅での入場券と乗車券。
波久礼駅と小前田駅行き矢印式乗車券です。

令和2年2月2日@流鉄
2月2日の午後、千葉県松戸市と流山市を走る流鉄線に向かいました。
電車にオリジナルのヘッドマークを付けて、そのデザインと合わせた記念乗車券1,000円を販売していたので、入手。

ワンマン運転の電車の表示を「ニャンマン」に変えているのにはクスッと笑いました。
記念乗車券セットの台紙がとても凝っていて、中を開くと実際に走っている電車がポップアップしてくる代物でした。D型の往復硬券もあってなかなかそそられましたが、日付のダッチングは手作業ではなく、印刷されたものでした。

参考までに、普通の硬券乗車券はどうかと思い、一枚買ってみました。秩父鉄道のような演出はなく、西暦表示の機械的なきっぷでした。何のヒネリもなし。

令和2年2月22日@相模鉄道
2月22日は、本当の「ニャンニャンニャンの日」でした。当日は、JR埼京線から相鉄線に向けて乗車するのも兼ねて、「ゆめきぼ乗車券」を求めに横浜市の郊外まで向かいました。
JRの車両が相鉄線内に入ってくる様子は、結構異色感を感じました。

まずは、二俣川駅で記念入場券セット1,200円を購入。
あまりオリジナリティーを感じなかったですが、記念にはなるものです。

相鉄本線の希望が丘駅で下車して、「ゆめきぼ乗車券」大人・子供用の硬券を1枚づつと入場券を購入。
「ゆめきぼ乗車券」とは、いずみ野線のゆめが丘駅と本線の希望が丘駅を結ぶ、ゲン担ぎがいいきっぷのことです。 ゆめきぼ乗車券には、立派な台紙がついてきます。
日付のダッチングは、西暦と和暦から希望するものを選べました。筆者はもちろん、和暦にて発行してもらいました。

令和2年2月22日@秩父鉄道 再び
秩父鉄道では、2月2日に引き続き、22日にも違う記念乗車券セットの発売と硬券入場券・乗車券の和暦ダッチングを行っていました。

記念乗車券セットは2日のものとは趣向が異なり、最低区間のきっぷ4枚セットでした。「2」の形をした硬券乗車券で、日付は全部印刷されたものでした。実用感は薄く感じました。

羽生駅の硬券入場券と最低区間の乗車券を再び購入。
2日のものと同じで、日付だけが違うものです。

改訂履歴 Revision History
2020年3月08日:初稿
2023年02月03日:初稿 修正
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