JRが運行する数少ないSL列車の一つに、群馬県内のJR上越線・信越本線を走る「SLぐんまみなかみ」号や「EL/SLぐんまよこかわ」号があります。それらの列車が走る群馬県は、SL列車王国といっても過言ではないでしょう。
これらの列車は、動力源である蒸気機関車(SL)や電気機関車(EL)に、動力を持たない客車が連結されて走ります。自力で走る電車や気動車ではなく、機関車に引かれて走る客車に乗車し、昔懐かしい汽車旅を体験できる貴重な列車です。
群馬県を走るSL列車には、高崎駅を起点にして、次の2系統があります。
● 上越線水上駅に向かう「SLぐんまみなかみ」号
● 信越本線横川駅に向かう「EL/SLぐんまよこかわ」号
いずれの列車も、三連休や学校の休暇時期などの行楽シーズンに、臨時列車として運行されています。終点の水上駅では転車台の体験を味わったり、横川駅では「碓氷峠鉄道文化むら」で遊んだり、廃線跡を歩く「アプトの道」を散策したり、乗り鉄と組み合わせて、非日常を楽しめます。
この記事では、それらの列車の中でも、横川駅に向かう「EL/SLぐんまよこかわ」号に特化し、レポします。
最初に、「EL/SLぐんまよこかわ」号に乗車するためのきっぷの準備方法を詳しく説明します。そして、筆者が見聞した車内の様子や実際の道中、終点横川駅での楽しみ方について、筆者なりにお話ししたいと思います。
「EL/SLぐんまよこかわ」号とは~概要とバリエーション~

「EL/SLぐんまよこかわ」号が走る信越本線は、もともと高崎駅(群馬県高崎市)から横川駅(群馬県安中市)を経て、長野県方面までつながっていました。北陸新幹線の開業時に横川駅から先が廃止となり、かつて列車が走っていた線路が廃線跡として、散策できるようになりました。
現在、JR信越本線として残っている高崎駅と横川駅の区間では、多客期の週末に「EL/SLぐんまよこかわ」号として走っています。
列車名のバリエーション
高崎駅と横川駅の区間を定期的に走るEL/SL列車の名称は一つだけではなく、数通りのバリエーションがあります。
● 「ELぐんまよこかわ」号
横川駅ゆき下り列車は、先頭が電気機関車です。そのため、列車名は「EL」で始まります。この列車名が、下り列車の基本形です。旧型客車が連結される場合、列車名は「ELレトロぐんま横川」になります。
● 「SLぐんまよこかわ」号
高崎駅ゆき上り列車は、先頭が蒸気機関車です。そのため、列車名には「SL」が付きます。この列車名が、上り列車の基本形です。旧型客車が連結される場合、列車名は「SLレトロぐんま横川」になります。
● 「EL YOGISYAよこかわ」号
夏季の夕方から夜間にかけて同区間を走る、EL列車です。夜間走る列車のため、「夜汽車」が列車名に含まれています。
● 「SL YOGISYAよこかわ」号
夏季の夕方から夜間にかけて同区間を走る、SL列車です。同じく夜間走る列車のため、「夜汽車」が列車名に含まれています。
● 「EL横川ナイトパーク」号
不定期にて夕方から夜間にかけて同区間を走る、EL列車です。
● 「DL横川ナイトパーク」号
不定期にて夕方から夜間にかけて同区間を走る、DL(ディーゼル機関車がけん引する)列車です。
「EL/SL YOGISYAよこかわ」号と「EL/DL横川ナイトパーク」号は、ほぼ同じ時間帯を走るし、客車も同じ12系客車が連結されているにもかかわらず、列車名だけが異なります(筆者には、この理由を推測できません)。
連結される機関車と客車

もともと横川駅には、列車をけん引するための電気機関車が数多く在籍していて、機関車の基地的な役割がありました。しかし、蒸気機関車のための転車台は、横川駅にはありません。
そのような理由で、SLぐんまみなかみ号と違い、「EL/SLぐんまよこかわ」号には、蒸気機関車と電気機関車の両方が、客車の前後に最初から連結されています。
電気機関車は横川駅方に、蒸気機関車は高崎駅方に位置します。機関車にはさまれた形で、客車が連結されます。

電気機関車には「EF65」が、蒸気機関車には「D51」と「C61」が使用されています。
客車列車の座席・席番表

機関車に連結される客車には、昭和中期に製造された「12系客車」と、昔製造された「旧型客車」があります。
旧型客車には冷房装置が搭載されていないため、真夏には使用されず、春秋に使用されます。
12系客車には冷房が搭載されていて、オールシーズンで活躍しています。したがって、旧型客車よりも、12系客車にて運行されることが多いといえます。
12系客車は、5両編成です。客車5両の座席定員は、424人です。観光列車の定員としては、かなり多い方です。そのため、満席の状態では、ほとんどの人にとって密集感が高いと察します。
端の1号車と5号車(スハフ12)の車体の下には、ディーゼル発電機が設置されています。その発電機から、かなり大きな音が発生します。雑音に敏感な方は、中間車両の2号車から4号車(オハ12)の間で座席を取ることをおススメします。

12系客車、旧型客車とも、座席配置は全号車ともボックスシートです。1つのボックスには、4人座れます。一つ一つのボックスはゆったりした造りで、大人4人が座っても割と余裕があります。もともと急行型客車として作られた12系客車の良い点が出ています。
大まかな席番表は、以下の通りです。横川駅ゆきの下り列車では、奇数番のボックス(例えば11番)が進行方向の右側、偶数番のボックスが進行方向の左側です。妙義山の眺めは、偶数番のボックスがいいです。

「EL/SLぐんまよこかわ」号の情報源
JR東日本の看板列車といっても過言ではない列車です。同社の「のってたのしい列車」公式ウェブサイトの表紙を堂々と飾っています。
この列車の運行日や運行区間、列車名の情報は、当該公式ページを参照すると確実です。公式ページの他に、同社のニュースリリースで発表される「臨時列車のお知らせ」を参照する方法もあります。
上述した通り、運行日によって、列車名や運行区間、運行時間帯がまちまちです。そのため、乗車の計画を立てるには、予約をするまでに乗車する列車名をあらかじめチェックすると良いかと思います。
「EL/SLぐんまよこかわ」号の予約の取り方・きっぷの準備

「EL/SLぐんまよこかわ」号は、全車指定席の快速列車として運行されます。そのため、乗車するためには、乗車する区間を含む「乗車券」と「指定席券」を事前に購入します。
ここ最近は、確実に集客が見込まれる、連休や学校の休暇中といった繁忙期にのみ、運行される傾向があります。そのため、列車の乗車率も比較的よく、予約が早くから埋まる傾向がありように見受けられます。1か月前には乗車する予定を立てて、なるべく早く指定席券を購入するとよいでしょう。
指定席券のお値段
「EL/SLぐんまよこかわ」号を含め「のってたのしい列車」の指定席券の値段が、2023年10月01日以降引き上げられます。
● 2023年10月01日以降の購入分
通年:大人840円(小児420円)
● 2023年9月30日までの購入分
通年:大人530円(小児260円)
指定席券の発売開始時期
乗車1か月前の日の朝10時00分に座席の発売が開始されます。指定席券を購入する箇所・手段によって開始時期が以下の通り微妙に異なります。
● 駅のみどりの窓口(有人窓口)
乗車日1か月前の10時00分~
上り列車の発駅である横川駅には、みどりの窓口も指定席券売機もありません。
チケットレス指定席券の導入は、今のところまだなので、あらかじめどこか他の駅で紙のきっぷとして用意しておく必要があります。横川駅では、委託の駅員さんが改札業務をしています、しかし、出札業務を行っていなく、指定券の発売は行わないとのことです。
● 駅の指定席券売機【シートマップ表示可】
乗車日1か月前の10時10分~
他の購入手段よりも、開始が10分遅いことを注意してください。
「横川駅」という名前の駅が全国に複数あるため、指定席券売機を操作する際に、横川駅の候補が複数表示されます。それらの中から「信越本線」の横川駅を選択してください。
一例として「ELぐんまよこかわ」号を指定席券売機で購入した時の画面遷移を本記事の最後に掲載しました。参考にしてください。
その他、指定席券売機できっぷを買うための汎用的な操作方法については、筆者の別の記事(↓)をヒントにしてみてください。
● ネット予約「えきねっと」【シートマップ表示可】
乗車日の1か月と7日前の午後14時00分~【事前受付開始時刻】
実際に座席が確保され、予約が成立するのは、乗車日1か月前の10時00分以降です(取れない場合もあります)。

えきねっとのトップページにある「のってたのしい列車」へのリンクをクリックし、列車の一覧から「SL・ELぐんまよこかわ」を選択すると、スムーズに予約できます。

あらかじめ調べておいた乗車当日の列車名を、プルダウンリストから選択すると、区間が自動で入力されます(駅名に「横川(群馬県)」が表示されたことを確認)。日にちと人数を入力して、予約を進めます。

自分で乗車駅と降車駅を入力することも可能ですが、横川駅の入力が要注意です。余談ながら、全国には同名の「横川駅」があるため、ここでは「群馬県」の横川駅であることを認識させる必要があります。

列車が検索されたら、予約操作を進めます。他の列車と同様、シートマップを表示し、好きな席を選べます。
※ えきねっとで座席が取れた場合、決済完了後に駅の指定席券売機で指定席券(紙のきっぷ)の受け取りが必要です。
「えきねっと」の事前受付に関する詳しい情報は、筆者の別記事(↓)を参照してください。
指定席券の様式
購入後発行される指定席券は、以下の通りです。乗車当日の列車名が異なる場合、「ELぐんまよこかわ」および「SLぐんまよこかわ」号以外の列車名が表示されることがあります。
● ELぐんまよこかわ

● SLぐんまよこかわ

乗車券について
「EL/SLぐんまよこかわ」号に乗車するためには、上記指定席券のほか、乗車区間を含んだ乗車券が必要です。
すべての停車駅は、Suicaエリアに含まれます。紙のきっぷを買わず、Suicaなどの交通系ICカードを使用しても大丈夫です。
もちろん、紙の普通乗車券も使用できます。他に、「週末パス」や「ぐんまワンデーパス」を利用することも可能です。また、期間限定の「青春18きっぷ」や「北海道・東日本パス」などを使用してもオッケーです。
「ELぐんまよこかわ」号下り列車に乗車【2022年夏】
高崎駅から横川駅に向かう下り列車は電気機関車が先頭で、列車をけん引します。そのため、列車名の先頭が「EL」です(Electric Locomotion)。
筆者が「ELぐんまよこかわ」号に乗車したのは、2022年8月のお盆時期のど真ん中でした。混雑度は、帰省のための移動手段である新幹線ほどではありませんでした。しかし、当日乗車してみたら、全ボックスが埋まっていました。集客がなかなか好調だな、と思いました。
9135レ:高崎駅 9:47分発 →(JR信越本線)→ 横川駅 10:49分着


この日の朝、筆者が投宿していた伊香保温泉の宿を出た後、高崎駅に着いたのは、9時20分頃でした。駅の改札口は人が多く賑わっていて、列車が出発する2番線ホームに向かうファミリーが多かったです。
2番線ホームに降りたら、列車に乗車する人たちがすでに多く集まっていて、混雑していました。駅員さんも数名ホームに降りてきていて、グリーティングの準備をしていました。

その中にあって、駅弁売りのような恰好をした駅員さんがやってきました。駅員さんが下げているかごの中には、高崎駅オリジナルの乗車記念証が入っていて、乗車する人に差し上げているとのこと。

筆者も一つもらいましたが、見開きの中には記念スタンプが押してありました。指定席券を格納できるチケットホルダーも兼ねていて、お土産になるいい代物です。

出発12分前の9時35分に、電気機関車を先頭に、列車が入線。時間の余裕があまりなくて、あわただしいです。

出発まで時間がなかったため、写真を撮ったり車内探訪をしている時間がありませんでした。定刻の9時47分、多くの駅員さんに見送られながら出発。ちょっとしたお祭り状態で、テンションが高くなります。

途中の安中駅では、8分間停車。外の空気を吸いつつ、列車の写真を撮るにはいいタイミングです。
列車は信越本線をゆっくり走り、横川駅へ。この日は車内イベントが特になかったですが、車内販売はされていました。軽食やグッズを買うことができます。

定刻の10時49分に、終点の横川駅に到着。横川駅の駅員さんがお出迎え。
筆者は、帰りの「SLぐんまよこかわ」号にも乗車しました。横川駅では約3時間半の時間がありました。その間、峠の湯から横川駅まで「アプトの道」という廃線跡の遊歩道を歩き、それから横川駅の近くにある「おぎのやドライブイン」で峠の釜めしをいただきました。
この情報については、帰りの列車を紹介した後に書きたいと思います。
「SLぐんまよこかわ」号上り列車に乗車【2022年夏】
横川駅から高崎駅に向かう上り列車は、ゆきとは逆に蒸気機関車が先頭です。最後尾に、ゆきで先頭だった電気機関車がぶら下がる形です。列車名の先頭は「SL」です(Steam Locomotion)。
筆者は午前中、横川駅までゆきの「ELぐんまよこかわ」号に乗車しました。かえりも同じ列車で、高崎駅までとんぼ返りしました。
9136レ:横川駅 14:15分発 →(JR信越本線)→ 高崎駅 15:18分着

筆者が横川駅に戻ったのが、出発の約1時間前、13時15分頃でした。落ち着いて列車の撮影をしたと思い、早めに駅まで戻りました。同じことを考える人が多いのか、すでに大勢の人がホーム上にいました。

列車が発車するのは、3番線ホーム。ホームの大半が屋根に覆われてなく、撮影には適しています。

蒸気機関車の運転台に乗務している機関士さんは、すでにメンテナンス作業に入っていました。酷暑の中の作業は、本当にきつそうでした。

客車のドアが開き、車内に入れたのが、発車30分前の13時45分。駅に早く戻って、列車の座席で涼みながらゆっくりと発車を待つのもアリです。

列車の先頭の蒸気機関車まで再び向かったら、先ほどまで記念撮影で賑わっていたところにロープが張られていました。これは、有料で発売されたイベントスペースだったようです。

定刻の14時15分に、汽笛を鳴らして列車が発車。再び横川駅の駅員さんがお見送り。安中市の観光大使と着ぐるみも一緒にお見送りでした。

さきほどロープに囲まれ入れなくなっていたスペースにいたのが、駅長さんの他に、体験者がもう二人。出発式を有料イベントとして体験できたようです。

かえりの列車では、進行方向右側に妙義山と碓氷川を望めます。国道18号線が並走しています。

途中、安中では8分間停車。機関車も小休止です。

帰りの道中でも、特にイベントはありませんでした。その代わり、列車サービスについてのアンケートを求められ、答えた謝礼としてA5判のクリアファイルをもらえました。

高崎駅では、再び駅員さん総出でお出迎え。日帰りのSL列車の旅は、ここまででした。
横川駅での楽しみ方~鉄道文化むら・廃線跡の遊歩道・峠の釜めし~
列車が横川駅に到着する午前11時前から、列車が出発する14時過ぎまでの約3時間半、横川駅周辺で過ごす時間があります。しっかりと観光スポットがあり、退屈することなく過ごせます。筆者がまず思いついた3つのオプションをさくっと紹介したいと思います。
碓氷峠鉄道文化むら
横川駅前にある、鉄道に特化した小さなテーマパークです。かつて広かった横川駅の構内が、そのままパークとして転用されたかたちです。
園内は広大で、かえりの列車まで退屈することなく過ごせますが、園内にレストランがありません。ランチ時に入る場合、峠の釜めしをテイクアウトするのも一案と思います。
峠の湯に至る廃線跡にトロッコ列車が通常走っていますが、筆者が訪れた2022年夏は、機関車が故障のため運休中でした。そんなわけで、筆者は入園しませんでした。
アプトの道~横軽間の廃線跡を歩く~
かつての信越本線の軽井沢駅までの区間、途中の熊ノ平まで、「アプトの道」という名前の遊歩道として開放されていて、廃線跡の散策を楽しめます。途中には、有名な「めがね橋」があり、端の上を歩くことができます。

横川駅から登る人を多く見かけましたが、筆者的には横川駅に下る方が楽だと思い、先に上までバスで移動しました。
熊ノ平からめがね橋、峠の湯を経て横川駅までは、片道6kmです。

3時間強で横川駅まで戻るのは、かなり時間的にタイトです。健脚ならばめがね橋から歩いて帰れますが、筆者は峠の湯(くつろぎの里)までバスで行って、歩いて横川駅まで帰ってきました。

横川駅からめがね橋・熊ノ平方面への路線バス(JRバス関東)が、期間限定で運行されています。横川駅前の発車時刻が11時10分と、接続がちょうどいいです。現金払いが基本なので、小銭の準備を(軽井沢観光と組み合わせる場合は、デジタル乗車券もあるよう)。
峠の湯を過ぎてから横川駅までの間、日陰がほとんどありません。真夏の炎天下、脱水症にならないよう、かぶるものと水分の準備をお忘れなく。
おぎのやドライブイン~峠の釜めしをいただく~
横川駅名物の「峠の釜めし」。製造元の荻野屋さんのお店が、横川駅舎の正面と、国道18号線沿いのドライブインの2か所にあります。ドライブインのほうが広いですが、広いなりにお客さんが多く、お昼時には混みます。

筆者は、ドライブインに行って、峠の釜めしを店内でいただきました。峠の釜めしに追加料金を払って、もう一品つけられます。猛暑で食欲がいまいちだったので、この時はなめこ汁を飲みました。

お土産としても峠の釜めしをテイクアウトできます。他にも、力餅や漬物など、多くの商品がありました。
まとめ

JR東日本管内を走るSL列車の「EL/SLぐんまよこかわ」号は、JRの看板列車といっても過言ではないでしょう。
ここ最近は、ピークシーズンのみ運行されている傾向にあります。指定席券は、乗車1か月前に瞬殺されることはありません。しかし、集客が好調な列車だけに、きっぷを早めに準備したいところです。
横川駅にはみどりの窓口がないため、指定席券は事前にどこかの駅で購入しておく必要があります。
高崎駅から横川駅までの道中は、約1時間です。折り返し同じ列車に乗車する場合、横川駅では、約3時間半の時間があります。廃線跡の散策など、いろいろな時間の過ごし方があります。峠の釜めしといった食事も楽しめ、退屈することはないでしょう。
Appendix:指定席券売機の画面操作方法(画面遷移)
駅に設置された指定席券売機で「EL/SLぐんまよこかわ」の指定席券、乗車券を購入する具体的な流れです。この説明では、指定席券のみ購入します。
どの駅で購入する場合でも、最初に「乗換案内から購入」のボタンを押すと、これから説明する検索画面が表示されます。
(1) 初期画面に表示されている「乗換案内から購入」を押します(駅により、ボタンの位置が異なる場合があります。JR東日本以外では、ボタンの呼称が異なります)。

(2) 検索画面上で、次の項目を入力します。
● 発駅・着駅:発駅には「高崎」、着駅には「横川(信越線)」を入力します。横川駅には同名の他の駅があるため、信越本線の横川駅を選択してください。
● 日付・時刻:高崎駅から出発する場合、9時を指定すれば問題ありません。
● 人数

(3) 検索結果として「ELぐんまよこかわ」号が表示されたら、選択します。

(4) 指定席券と乗車券の両方を買うか、いずれか一方だけ買うか選択します。本例では、指定席券のみ購入します。

(5) 指定席券を購入する場合、シートマップを表示して、座席を選べます。「座席表から選ぶ」を押し、席を取りたい号車を選択します。

(6) 「ELぐんまよこかわ」号の場合、ボックスシートのレイアウトと進行方向が画面に表示されるため、簡単に選択できます。

(7) 代金を決済し、きっぷを受け取ります。
参考資料 References
● 「のってたのしい列車」公式サイト「EL/SLぐんまよこかわ」号のページ(JR東日本)

● えきねっと「のってたのしい列車」予約ページ
● 一般路線バス時刻表(JRバス関東)
● 碓氷峠鉄道文化むら

● アプトの道ハイキングコース(群馬県安中市)
改訂履歴 Revision History
2022年9月04日:初稿
2023年3月26日:初稿 修正
2023年4月08日:初稿 修正
2023年8月04日:初稿 修正
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